事業再構築補助金を検討している事業者の方にとって、「どのような事業をすればよいのか」「おすすめのビジネスモデルは何か」という点は気になるところですよね。
今回は事業再構築補助金を有効的に活用でき、採択率が高いおすすめの事業を5つ紹介していきます。
これから事業再構築補助金を申請しようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
事業再構築補助金でおすすめできる事業の特徴
事業再構築補助金の特徴は主に下記の4つです。
- 事業再構築と呼ばれる新たな取り組みを行う必要がある
- 補助金額が大きい
- 建設費が補助の対象となる
- コロナに対応したビジネスモデルにする必要がある
最大なポイント事業再構築と呼ばれる新たな取り組みに取り組む必要があるという点です。
事業再構築は5つの類型の中から選択する必要があり、簡単な特徴は下記の通り。
- 新分野展開・・新たな製品等で新たな市場に進出する
- 事業転換・・主たる事業の変更
- 業種転換・・主たる業種の変更
- 業態転換・・商品の製造方法やサービスの提供方法の変更
- 事業再編・・事業再編を行い、なおかつ上記の4つの類型のいずれかを実施する
詳しい解説は下記の記事にて。

上記の5つの中から選択し、新たな取り組みを行わなければ、事業再構築補助金を申請することはできません。
しかしながら、どういった事業をすればよいかわからないという事業者の方もいらっしゃいますよね。
そこで、「事業再構築補助金を有効活用できる」「経験がなくても、事業をはじめるハードルが低い」「既存事業とシナジー効果を発揮しやすい」という観点で、おすすめできる5つの事業について次の章で紹介していきます。
事業再構築補助金でおすすめの事業5選
事業再構築補助金でおすすめの事業は下記の5つです。
- シェアオフィス
- 民泊
- 観光業
- ECサイト
- コインランドリー
具体的に解説していきます。
シェアオフィス
おすすめの事業の一つとしてシェアオフィスがあります。
理由は下記の3つ
- 建築費の金額が大きいため、補助される金額が大きい
- 市場規模が急拡大している
- 事業経験がなくても運営しやすい
新型コロナウィルスの影響により、リモートワークを導入している企業が増えておりました。
また、政府の副業推進の方針もあり、今後オフィス以外で働ける環境というのは重要視されてくる可能性が高いです。
シェアオフィスは事業開始のハードルも低く、建設費も有効活用できるので、事業再構築補助金でおすすめの事業といえるでしょう。
シェアオフィスについては下記の記事でも解説しています。

レンタルスペース、レンタルオフィスも同じようにおすすめの事業です。
詳細は下記の記事で解説しています。


民泊
小規模事業者にとっておすすめできるのは民泊事業です。
おすすめできる理由は下記の4つ
- 建物費が有効活用できる
- 日本は欧米と比較して物価が安く、今後のインバウンド需要が見込める
- 政府主導の補助金やキャンペーンが見込める
- 参入障壁が低い
特に空き家を活用した民泊事業は採択されやすい印象でした。
少額で始めることができ、今後の需要も期待できるので、おすすめしたい事業の一つと言えるでしょう。
民泊事業については下記の記事でも解説しています。

観光業
民泊とほぼ同じ理由で観光業もおすすめできる事業の一つといえます。
特に地域の観光資源が豊かな事業者にとっては大きなメリットといえるでしょう。
観光業者はコロナで大きなダメージを受けたところも多く、会社自体の売却を考えているケースも少なくありません。
場合によっては、事業再編の類型を利用して、大幅な事業転換を狙ってみるのもおすすめです。
観光業については下記の記事でも解説しています。

ECサイト・オンラインサービス
ECサイトやオンラインサービスも事業再構築補助金でおすすめできる事業の一つです。
現在では様々なプラットフォームがあるため、簡単にオンラインショップやサービスを開始することができるようになりました。
基本ベースの事業を変更する必要なく取り組め、コロナに対応したビジネスモデルです。
手軽に始めたいという方におすすめの事業です。
ECサイトに関する記事は下記の通り。

コインランドリー
コインランドリーは不動産投資に近いものの、事業再構築補助金の対象になるおすすめの事業です。
コインランドリーがおすすめできる理由は下記の3つ。
- 建築費・設備投資など補助の対象となる経費の割合が高い
- 人件費がかからない
- ノウハウがなくてもはじめることができる
イニシャルコストが高いため、採算が合いにくいコインランドリーですが、事業再構築補助金であれば大部分補助がでます。
事業の柱とはなりにくいですが、サイドビジネスとしては適切になるかもしれません。


まとめ
今回は事業再構築補助金でおすすめの事業5つ紹介してきました。
採択されるポイントはいかに既存事業とのシナジー効果をアピールできるかです。
自社に適した事業が見当たらない事業者の方は、ぜひ上記の5つの事業を検討してみてください。
もし、「事業計画書が作成できず、困っている」「認定支援機関が見つからず、困っている」という方はまず一度ご相談ください。
事業再構築補助金について他にもまとめておりますので参考にしていただければ幸いです。
https://mono-support.com/saikouchiku/
また事業再構築補助金がどの様ものかわからないといった方は下記HPをご覧ください。
https://jigyou-saikouchiku.jp/
事業再構築補助金・ものづくり申請代行サポート(CPA)では事業再構築補助金の申請サポート・申請代行を実施しています。