事業再構築補助金の第11回公募が開始しました。
第11回公募が終わると今年度の事業再構築補助金の予定では残すところ1回となります。
そこで今回は少し早いですが、事業再構築補助金の第12回公募の開始時期、スケジュールや締め切りを予想していきます。
事業再構築補助金第12回のスケジュールや締め切り
事業再構築補助金の第12回のスケジュールや締め切りは下記の通り予想されます。
- 公募開始時期・・令和6年2月~3月前後
- 応募締切・・令和6年5月前後
過去公募のスケジュールや締め切り
過去公募のスケジュールや締め切りは下記の通りです。
【第11回公募】
公募開始:令和5年8月10日(木)
応募締切:令和5年10月6日(金)18:00
【第10回公募】
公募開始:令和5年3月30日(木)
応募締切:令和5年6月30日(金)18:00
【第9回公募】
公募開始:令和5年1月16日(月)
応募締切:令和5年3月24日(金)18:00
【第8回公募】
公募開始:令和4年10月3日(月)
応募締切:令和5年1月13日(金)18:00
【第7回公募】
公募開始:令和4年7月1日(金)
応募締切:令和4年9月30日(金)18:00
【第6回公募】
公募開始:令和4年3月28日(月)
応募締切:令和4年6月30日(木)18:00
事業再構築補助金第12回公募の方向性
事業再構築補助金の第12回公募の方向性については、あくまで予想ですが、次の3つが予想されています。
- 成長枠の対象業種・業態の拡大
- 産業構造転換枠の対象地域拡大
- 採択率の下落
具体的に解説していきます。
成長枠の対象業種・業態の拡大
まず一つ予想されるのが、成長枠の対象業種・業態の拡大です。
成長枠は市場拡大要件と呼ばれる「補助事業として取り組む事業が、過去〜今後のいずれか10年間で市場拡大が10%以上となる業種・業態に属することが必要(事務局が指定)」が設定されています。
事務局が指定する事業は成長枠対象リストといったように拡大傾向にあります。
そのため、第12回公募の開始後においても順次対象業種・業態が拡大されるとみられており、新規事業が対象とならない事業者はチャンスが増えるかもしれません。できるだけ、事業再構築補助金の事務局公式サイトをこまめにチェックするようにしましょう。
産業構造転換枠の対象地域拡大
産業構造転換枠の対象地域・業種拡大も注目されるポイントです。
産業構造転換枠は対象地域・対象業種・業態にあたはまる事業者のみが申請できます。
対象業種・業態は産業構造転換枠対象リスト、対象地域は産業構造転換枠対象地域リストにて公開されています。
これにより、これまで補助金の対象から外れていた地域における事業者も補助金を受ける機会が増えると予想されます。こちらも第12回公募の開始以降も、締切までの期間中に順次リストが更新されていくことが予想されます。こちらも随時チェックしておきましょう。
採択率の下落
第12回公募は事業再構築補助金の最後の公募となる可能性もあるため、申請者が増える可能性が高いです。
また補助金全体の特徴として年度初めに近い方が採択されやすい傾向にあります。
補助金には予算が決められており、予算が少なくなった年度終わりよりも予算が潤沢にある年度初めの方が採択されやすいためです。
補助金の予算が限られている一方で、対象となる申請者が増えるため、相対的に採択される確率が下がるということを意味します。そのため、申請者はより質の高い事業計画を策定することが求められます。
また、もし対象業種・業態が含まれる事業を行っている場合、第11回公募になるべく申請することをおすすめします。
不採択となっても、事務局からのフィードバックが得られることで、次回の公募(第12回)に向けた改善点を見つけやすくなります。
遅きに失しすることがないように、早めに申請することをおすすめします。
まとめ
今回は、第12回公募の開始及び変更点についての検討を行ってきました。
ポイントは下記の通り。
- 第12回公募は12月に公募が開始し、3月が締め切りとなると予想される。
- 第12回公募以降も「成長枠の対象業種・業態の拡大」「産業構造転換枠の対象地域拡大」「採択率の下落」が予想される
- 難易度が上がることが予想されるので、なるべく第12回公募に応募することをおすすめ
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