中小企業省力化投資補助金の第1回申請が締め切りになりました。
2024年8月9日(金)から第2回の公募が予定されています。
そこで今回は中小企業省力化投資補助金の第2回公募のスケジュールとポイントを解説していきます。
第2回公募のスケジュール
中小企業省力化投資補助金の第2回公募のスケジュールは下記の通りです。
- 受付開始日:2024年8月9日(金)13:00
- 申請締切日:2024年9月24日(火)17:00(予定)
- 採択・交付決定日:2024年11月上旬予定
第1回の公募同様に、公募期間は短くなっているため、早めの準備をおすすめします。
※第2回の公募開始時期についての記事は以下を参照ください。
第2回公募のポイント
中小企業省力化投資補助金の第2回公募のポイントは下記の通りです。
1. 対象機器がまだ少ないので、無理して申請する必要はない
第2回公募の段階では、中小企業省力化投資補助金の対象となる機器がまだ少ないです。
現時点で補助対象となる機器は全部で17種類しかなく、利用できる業種も限られています。
導入を検討する際に、適切な機器がリストに含まれていない可能性が高いでしょう。
そのため、現時点で無理に申請する必要はありません。
その理由は、中小企業省力化投資補助金は1回しか応募できないためです(その1回の公募の中で複数の省力化製品を選択して申請することはできます)。
そのため、あまり欲しくないものを早い段階の公募で申請してしまいますと、後の公募回で欲しい製品がカタログ登録された際には非常にもったいないことになります。
急ぎでなければ、理想は概ねほとんどのカテゴリー登録が出揃い、カタログ製品が充実してきた段階の公募回にて応募申請するのが良いでしょう。
将来的に対象機器が追加される予定がありますので、その時点で改めて申請するのも一つの手です。これにより、より適切な機器を導入し、効果的な省力化を図ることができます。
2. 第1回の採択結果を確認してから申請しても良い
第1回公募の採択・交付決定日は2024年8月下旬を予定しています。
第1回の採択結果を確認することで、どのような機器や申請内容が採択されやすいのかの参考になります。
申請の準備だけは事前にしておいた方が良いかと思いますが、実際の申請は採択結果を確認してからで十分に間に合います。
そのため、第1回の採択結果を確認してから申請することをおすすめします
3. 申請者が少なく、採択率が高くなりやすいことが予想される
中小企業省力化投資補助金はまだカタログに掲載されている機器が少ないことや知名度の低さもああり、第2回公募における申請者数が少ない可能性があります。
そのため、第2回公募の採択率は高くなる可能性があります。
もし、現時点で希望の機器がカタログに掲載されている場合は第2回公募に申請するのがおすすめです。
特に、申請書類の準備や必要な情報の収集は余裕をもって行うことで、締切直前の慌ただしさを避けることができます。
今後中小企業省力化投資補助金に追加されるのが期待できる機器
今後も中小企業省力化投資補助金のカタログには様々な機器が掲載されることが期待されています。
今後期待される機器の一部を紹介していきます。
- 自動棚卸しロボット:店舗や倉庫での棚卸し作業を自動化し、在庫管理を効率化します。
- 無人搬送車(フォークリフトタイプ):重い荷物の搬送を自動化し、作業負担を軽減します。
- ロボットアーム:製造ラインでの組立作業を自動化し、精度と生産性を向上させます。
- スマートセンサーシステム:工場内の設備状態をリアルタイムで監視し、メンテナンスを効率化します。
- 自動梱包機:製品の梱包作業を自動化し、出荷準備を迅速に行います。
- 音声認識注文システム:飲食店での注文受付を音声認識で行い、スタッフの負担を軽減します。
- 画像解析検品システム:製品の外観検査を画像解析で自動化し、検品精度を高めます。
- 自動裁断機:繊維業での布地裁断作業を自動化し、作業効率を向上させます。
- IoT対応空調管理システム:工場やオフィスの空調を自動制御し、エネルギー効率を改善します。
- リモートメンテナンスシステム:機器の故障予兆を遠隔で監視し、迅速な対応を可能にします。
- ウェアラブル端末:作業員が装着することで、作業指示や安全情報をリアルタイムで提供します。
- 自動洗浄装置:飲食業や製造業で使用する機器の洗浄作業を自動化し、衛生管理を強化します。
- スマート倉庫管理システム:倉庫内の在庫状況をリアルタイムで把握し、効率的な在庫管理を支援します。
- 自動仕上げ機:金属加工業での仕上げ作業を自動化し、製品の品質を安定させます。
- RFIDタグシステム:物流業での商品のトラッキングを効率化し、在庫管理を精密化します。
- AI予測保全システム:機器のメンテナンス時期をAIで予測し、計画的な保全を支援します。
- 3Dプリンター:試作品の製造を迅速化し、開発期間を短縮します。
- スマート農業システム:農業分野での作業を自動化し、作業効率と収穫量を向上させます。
- 自動点検ドローン:高所や危険な場所の点検作業を自動化し、安全性を向上させます。
- 遠隔操作建設機械:建設現場での重機操作を遠隔から行い、安全性と効率性を高めます。
他にも多数の機器の掲載が予想されます。
自社に適した機器がない場合は、後の公募を狙ってみても良いかもしれません。
弊社のサポートについて
弊社はカタログに登録したい事業者・代理店様、および省力化投資補助金を活用して機器・製品を導入したい中小企業様どちらにもサポートを提供しております。
カタログに自社製品を登録されたい事業者様・代理店様へ
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弊社では事業再構築補助金やものづくり補助金などの補助金サポートの実績が豊富にあります。気になることがありましたら、まずお気軽にご相談いただければと思います。
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