事業再構築補助金

事業再構築補助金の第5回の電子申請が開始!申請前に確認したい5つのポイント

事業再構築補助金の第5回の電子申請が開始!申請前に確認したい5つのポイント

事業再構築補助金の第5回の電子公募が2月17日から開始されました。
今年度の事業再構築補助金は今回の公募で最後となります。
次回以降は新築の建設費に制限がかかる、緊急事態宣言がなくなる、グリーン成長枠が創設されるなど大幅な変更があります。
基本的には今年度の公募の方が有利になる可能性が高いので、なるべくなら今回の公募で申請しておきたいところです。
そこで今回は第5回事業再構築補助金公募の電子申請をする前に確認しておきたい5つのポイントについて解説していきます。

事業計画書の再チェック(なるべく15ページ以内で)

事業計画書の内容の再チェックをしましょう。
特に注意すべきポイントは下記の4つです。

  • 15ページ以内で収まっているか
  • 画像や新聞記事を使っているか
  • 専門用語や難しい言葉は使っていないか

事業計画書を審査する事務局は膨大な書類を見なければなりません。
そのため、「要点を抑えてない無駄に長い事業計画書」、「文字の羅列だけで見にくい事業計画書」「複雑で難しく専門的な単語が並ぶ事業計画書」は好まれません。
ビジュアル的に分かりやすく、簡潔な説明ができている事業計画書になっているか再度確認してみましょう。
事業計画書の書き方については下記の記事にて解説していますので、ぜひ参考にしてみてください

事業再構築補助金の事業計画書の適切なページ数は?採択されるポイントは?事業再構築補助金を申請しようか考えている方にとって、最も頭を悩ませるであろうポイントは事業計画の作成かと思います。 限られたページ数で...

申請書類の確認

事業再構築補助金は書類ミスが非常に多いという特徴があります。
毎回の公募で約10~15%程度の方が書類の不備で審査にも到達していません。
せっかく事業計画書を作成したのに、審査にいかないというのは非常にもったいないです。
必ず書類ミスがないように再三確認しましょう。

事業再構築補助金の公募で書類ミスが多いポイントについては事業再構築補助金の公式ホームページより「事業再構築補助金 電子申請にあたってご注意いただくこと 」の中で解説されています。
また、当サイトでも申請時の注意点や提出書類については下記の記事でまとめています。

事業再構築補助金の添付書類チェック項目一覧事業再構築補助金で最も注意すべき点の一つに必要書類をしっかりと提出するという点があります。 事業再構築補助金では様々な書類が必要となり...
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事業再構築補助金で電子申請をする際の注意点を解説【確認書や必要書類について】前回に引き続き、今回は事業再構築補助金を申請する際に注意すべき点をまとめてみました。 これから申請しようとしている方は本記事を参考にし...

申請前に確認しておいてみてください。

事業再構築の要件を満たしているか

事業再構築の要件を満たしているか再度確認してみてください。
過去にご提出いただいた事業計画書を拝見すると「売上高10%要件を満たしていない」「どこが要件を満たしているのかわからない」ということがあります。
前もって、「どの類型で応募するか」「応募する類型の要件は何なのか」は必ず確認してください。
事業再構築補助金の各類型の定義、要件については事業再構築補助金ホームページ内の「事業再構築指針の手引き(1.5版)」から確認しておいてください。

また当サイトでも下記の通り解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

事業再構築補助金の新分野展開の事例を解説!要件や定義を再チェック事業再構築補助金の新分野展開でこれから申請しようと考えている方にとって、 今考えているアイデアは新分野展開に当てはまるのだろう...
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電子申請のやり方を確認

事業再構築補助金は電子申請でしか受付できません。
紙での受付はできませんので、必ず電子申請システムから申請するようにしましょう。
電子申請の順序は下記の通り。

  1. GビズIDプライムの取得
  2. 電子申請システムにログイン
  3. 電子申請システムにて申請を開始し、申請内容を入力
  4. 申請内容を送信

詳細の操作手順は「電子申請システム操作マニュアル」に記載されています。
確認しながら操作する、または協力している認定支援機関とともに申請することをおすすめします。

申請後は必ず申請状況が「申請済」となっているか確認してください。
「申請準備中」の場合、申請されていないということになります。
申請した気になっていて、まだしていなかったというケースは少なくありません。
必ず書類提出後に確認してください。

過去の採択事例のチェック

過去の採択事例は必ず確認しておきましょう。
「どのような事例が採択されているか」、「自分の事業は事業再構築補助金の対象となるのか」を確認するためです。
過去の採択事例に自社と似たようなビジネスモデルがなければ、事業再構築補助金の対象とならないビジネスモデルである可能性があります。(もちろん独自性が高いだけという可能性もありますが)
過去の採択事例は「事業再構築補助金の採択事例」または「事業再構築補助金の採択結果」から確認することができます。
申請のヒントも転がっていることもあります。
申請前や事業計画書の作成に行き詰まったら、一度参考にしてみるのも良いかもしれません。

 

まとめ

今回は事業再構築補助金の第5回電子申請の前に確認しておきたい5つのポイントについて解説してきました。
確認すべきポイントは下記の5つです。

  • 事業計画書の再チェック。分かりやすく、簡潔に
  • 申請書類の確認。用意すべき書類が多いので、注意
  • 事業再構築要件の確認。要件を満たしていないことも少なくない
  • 電子申請のやり方を確認。紙での申請は不可
  • 過去の採択事例をチェック。ヒントになることも

今回の申請が今年度の最後の公募となります。
本記事で確認すべきポイントを把握し、採択をつかみ取りましょう。

 

「事業計画書が作成できず、困っている」「認定支援機関が見つからず、困っている」という方はまず一度ご相談ください。

事業再構築補助金について他にもまとめておりますので参考にしていただければ幸いです。

https://mono-support.com/saikouchiku/

また事業再構築補助金がどの様ものかわからないといった方は下記HPをご覧ください。

https://jigyou-saikouchiku.jp/

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