事業再構築補助金

事業再構築補助金でウッドショックを乗り切る採択事例を紹介

事業再構築補助金でウッドショックを乗り切る採択事例を紹介

近年住宅市場を中心に木材を取り扱う事業者の頭を悩ませているのがウッドショックです。
木材の価格が急騰しており、満足に木材を仕入れることができなくなっているという事業者の方もいらっしゃいますよね。
そういったウッドショックに悩まされている住宅事業者にとって、活用したいのが事業再構築補助金です。
事業再構築補助金を活用することで、ウッドショックに耐えうる事業を構築し、難局を乗り切ることができます。
今回は事業再構築補助金でウッドショックに対応した採択事例を紹介していきます。
ウッドショックに悩まされている事業者の方はぜひ参考にしてみてください。

ウッドショックとは

ウッドショックとは2021年1月ごろから始まった木材価格の急騰のことをいいます。
コロナウィルスの影響による巣ごもり需要でアメリカや中国の新築需要が増えたことが主な要因で、需要が供給に全く追いついていない状況を指します。
実際、住宅の建設に利用する丸太価格と製材価格は下記の通り、右肩上がりで価格が上昇しています。

(新型コロナがもたらす供給制約 ; ウッドショックの影響 経済産業省)

世界的な木材需要の増加のため、木材価格は上がり続けています。
データでは2021年5月までとなっていますが、その後も木材価格は上昇を続けています。
また、近年では急激な円安や物価上昇、原油価格の上昇などもあり、今後も益々厳しい状況が続いていくでしょう。

そこで利用したいのが事業再構築補助金です。
事業再構築補助金は新型コロナウィルスの影響を受けた事業者に対して支援するという性質があります。
ウッドショックも新型コロナウィルスの影響を受けている現象の一つのため、積極的に支援する理由となり、過去にも多数の採択事例がありました。
次の章ではウッドショックの影響を受けた事業者の事業再構築補助金採択事例を紹介していきます。

ウッドショックによる事業再構築補助金活用事例

ウッドショックの影響で事業再構築補助金を利用して、事業再構築した代表的な事例を紹介していきます。

リノベーションによる事業再構築

新築より使用する木材が少ないリノベーションによる事業再構築事例を紹介します。

会社名株式会社シリウスEHC
事業計画例安心保証付中古住宅リノベーション事業でコロナ禍を乗り越える
事業計画概要弊社は岩手で新築注文住宅事業を手掛け、徹底したアフターメンテナンスで顧客の支持を集めてきた。新たに中古住宅リノベーション事業に参入して、新築と同様の保証とアフターメンテナンスを付与し、コロナ禍とウッドショックを乗り越える事業再構築を行う。

リノベーションは新築よりもウッドショックの影響を受けにくいです。
既存の建物の木材を利用して建設するため、木材の利用を大幅に減らすことができるためです。
既存の従業員やノウハウも有効活用できるため、ウッドショックに対応した代表的な事業計画の一つといえるでしょう。

事業の多角化

事業の多角化によって、ウッドショックを乗り切ろうとしている採択事例もありました。
代表的な事例は下記の通り。

会社名ウィズホーム株式会社
事業計画例住宅会社の強みを活かした家具・植栽の新店舗計画
事業計画概要コロナウイルスに起因するウッドショックにより既存事業の先行きが懸念されています。園芸・家具小売業に進出することで売上高の安定化を図るとともに、既存事業との相乗効果が期待できます。
会社名株式会社SK
事業計画例店舗向け換気調査と換気改善サービスへの事業展開
事業計画概要ウッドショックによる木材仕入れの見込みが不安定となり、主力事業の木造建築の営業活動が困難となった。そこでコロナ禍で飲食店や商業施設の換気することが求められている店舗に対して、当社の空気のコントロールする技術を活用し、換気調査・リフォーム事業を新規に行う。
会社名TOMO工建
事業計画例withコロナ時代に強いハウスクリーニング事業へ参入
事業計画概要ウッドショックによる材料不足や資材の高騰を乗り越える将来の事業を、自社の建築業に関連して地域の強みを活かし、人々に潤いや憩いを提供でき、環境保護にも協力できるという強みを最大限に発揮できるひのきを使った酵素風呂事業にチャレンジすることにしました。

ハウスクリーニングや飲食店、園芸・家具、換気サービス、土木、リサイクル事業などが主な多角化事業の代表例です。
建設業は様々な事業とのかかわりがあるため、多角化しやすい業種でもあります。
得意分野があれば、事業を多角化してみることもおすすめします。

SDGs関連事業

サスティナブルやSDGsをキーワードとした事業再構築例もありました。

会社名株式会社杉田工務店
事業計画例カーボンニュートラル、脱炭素社会を目指して廃棄木材を利用したビジネスモデルの確立
事業計画概要コロナ禍による集客の減少やウッドショックによる木材価格の上昇により売上が減少傾向。そこで廃材を再利用したDIY雑貨やアウトドア雑貨を販売する事で、資材を有効に使い、カーボンニュートラルに向けた取り組みを行う。実用性のあるインテリア雑貨を販売する事で住まいをトータルに提案できるようになり、主たる事業(建設業)の売上にも繋げる。
会社名株式会社ワールド・ハッピネス
事業計画例新築住宅販売事業から「健康・低炭素住宅」リフォーム事業への挑戦-地域活性化・低炭素社会の実現-
事業計画概要ウッドショックによる新築住宅の業績悪化から回復するため、今後成長が期待できる健康・低炭素住宅、住宅リフォーム事業に進出するためV2H住宅、ラドン漆喰ルームを設置したモデルハウスを建築する。

脱炭素、SDGs、カーボンニュートラルといったキーワードは事業再構築補助金の中でも比較的採択されやすい傾向にあります。
グリーン成長枠も利用できる可能性があるため、おすすめのビジネスモデルです。
下記の記事でも解説していますので、あわせて確認してみてください。

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まとめ

今回は事業再構築補助金でウッドショックへの対応に取り組む採択事例について解説してきました。
ポイントをまとめると下記の通り。

  • ウッドショックは今後も続く公算が高い
  • ウッドショックはコロナの影響が大きいため、影響を受けた事業者は採択されやすい
  • リフォーム事業や脱炭素、SDGsが狙い目のビジネス

 

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弊社(CPA)は全国各地からの申請サポートを承ります。

事業再構築補助金について他にもまとめておりますので参考にしていただければ幸いです。

https://mono-support.com/saikouchiku/

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