事業再構築補助金の第9回公募が開始しました。
今回は第9回公募の事業再構築補助金のポイントや変更点、スケジュールについて解説していきます。
事業再構築補助金第9回公募の申請受付が開始されました
事業再構築補助金の第9回公募が開始されました。
電子申請受付画面
申請期間は2/15(水)18:00〜3/24(金)18:00です。
第8回公募で申請した方は、採択結果がまだでていませんので、申請することはできません。
公募要領については下記から確認できます。
令和二年度第三次補正・令和三年度補正・令和四年度予備費 事業再構築補助金 公募要領
(第9回)
当初2023年度の事業再構築補助金は計3回公募の予定でした。
そのため、第9回公募というのは緊急的に募集されたこととなります。
当初の予定からもう一回増やしたということは予算が十分に消化できていなかった可能性が高いです。
第9回公募は採択率が高くなる可能性があります。
事業再構築補助金第10回公募からは主要な類型の補助率が減額される他、売上高減少要件が撤廃され、補助対象者が広がるため難易度が上がる可能性が高いです。
今年度申し込みできる事業者は必ず今年度申し込みするようにしましょう。
今年度申し込みすべき理由については下記の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
次の章では、第9回公募の具体的な変更点について解説していきます。
事業再構築補助金第9回公募の変更点
事業再構築補助金第9回公募は大きな変更点はありません。
細かな変更点は下記の通りです。
- 第8回公募に申し込みした事業者は申請できない
- 事前着手の受付期間の変更
- 支援機関に全国中小企業団体中央会が追加
具体的に解説していきます。
第8回公募に申し込みした事業者は申請できない
前の章でも解説しましたが、第8回公募に申し込みした事業者は第9回公募には申請できません。
第8回公募要領の中に下記の通り記載がありました。
〇 本事業は、令和4年度中にさらに1回(第9回)の公募を予定しています。ただし、第9回公募の応募締切は第8回公募の採択発表以前になる予定のため、第8回公募で応募される場合、第9回公募での応募はできませんのでご注意ください。
事前着手申請の受付期間の変更
事前着手申請の受付期間の変更が下記の通り変更となっています。
- 第8回公募:令和4年10月3日(月)~交付決定日まで
- 第9回公募:令和5年1月16日(月)~交付決定日まで
支援機関に全国中小企業団体中央会が追加
以前からも支援機関の対象だったと考えられますが、第9回公募から下記の通り明文化されました。
(説明文)
「支援機関」とは、以下のとおりです。なお、ミラサポ plus 上で支援機関からのデータ開示依頼に対して申請者の承認が得られた場合に限り、当該申請者の個社名(個人の場合は当該個人の氏名)つきの詳細な情報が利活用可能となります。
- 第8回公募: 特別法人及び特別法人に所属する組織(日本商工会議所、全国商工会連合会及び各単会等)
- 第9回公募:特別法人及び特別法人に所属する組織(日本商工会議所、全国商工会連合会、全国中小企業団体中央会及び各単会等)
大きな変更があるのは第10回公募以降
第9回公募までは大きな変更点はありません。
大きな変更点があるのは第10回公募以降です。
主な変更点は下記の通り。
- 申請枠の大幅な変更
- 通常枠・回復・再生応援枠・緊急対策枠の補助額・補助率の改悪
- 成長枠(旧通常枠)の売上高減少要件の撤廃
他にも多数の変更が予想されます。
詳細の変更点については下記の記事で解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ
今回は第9回公募の事業再構築補助金の変更点、スケジュールについて解説してきました。
ポイントは下記の通り。
- 事業再構築補助金の第9回公募では大きな変更点はなし
- 大きな変更があるのは第10回公募以降
- 今年度申し込みできる事業者は今年度申し込みした方が有利になるケースが多い
事業再構築補助金の第9回公募への申請を検討している方は一度ご相談ください。
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