事業再構築補助金に興味はあるけど、申請するのは面倒だと感じている方も多いのではないでしょうか。
確かに事業再構築補助金には大きなメリットがあるものの、要件が複雑だったり、多くの書類を用意しなければならなかったりと面倒であるもの事実。
そこで今回は事業再構築補助金の申請を面倒だと感じている方に、簡単に申請できる2つのコツについて解説していきます。
Contents
事業再構築補助金が面倒だと感じる理由
事業再構築補助金を面倒だと感じる理由は主に下記の通り。
- 要件が複雑で理解できない
- 必要書類が多すぎる
- 事業計画を作成するのが面倒
- 適切な事業モデルが見つからない
- 適切な認定支援機関が見つからない
具体的に解説していきます。
要件が複雑で理解できない
事業再構築補助金は要件が複雑のため、内容を理解できないという方が少なくありません。
基本的な要件として事業再構築要件、売上高減少要件、認定支援機関要件、付加価値要件があります。
また特別枠になると賃金引上要件、従業員増員要件、最低賃金要件、グリーン成長要件、緊急対策要件なども設定されています。
様々な要件があり、自社がそもそも要件に当てはまっているのか分からない・調べるのが面倒だという理由で面倒だと感じる事業者が多いようです。
必要書類が多い
事業再構築補助金では数多くの書類を準備する必要があります。
主に準備する書類は下記の通り。

事業計画書だけでも作成するのが大変なのに、他にも多数の書類を準備しなければなりません。
特別枠の場合、特に必要な書類が多くなります。
提出書類の多さが事業再構築補助金の申請が面倒になっている一つの要因です。
事業計画書を作成するのが面倒
事業計画書の作成が面倒だと感じる方も少なくないようです。
事業計画書の策定にはかなりの時間を要します。
事業再構築補助金虎の巻でも下記の通り、策定時間が言及されていました。
事業計画の作成に90-120時間かけた場合の採択率が最も高く、1日当たり約2時間の工数捻出と、余裕を持ったスケジューリングが必要
(事業再構築に向けた事業計画書作成ガイドブック 中小企業庁)
日々の業務に追われる中で、事業計画書の策定に時間を割くことができず、事業再構築補助金に申請していないというケースもあります。
適切な事業モデルが見つからない
事業再構築補助金では事業再構築要件にあるように、アフターコロナ・ウィズコロナに対応した新たな取り組みを行う必要があります。
自社に適したビジネスモデルが見つからない、事業再構築補助金に適したビジネスモデルが見つからないといった理由で申請しない方も多い印象です。
適切な認定支援機関が見つからない
事業再構築補助金では認定支援機関要件が設定されています。
そのため、認定支援機関と協力して事業に取り組まなければなりません。
認定支援機関とは国が認めた中小企業の支援に特化している団体のことを言います。
地方銀行、都市銀行、公認会計士、税理士、商工会議所、民間コンサルティング会社などが主に認定支援機関として認められています。
全国で約38,000前後の団体が存在しています。
金融機関とあまり付き合いのない事業者や顧問税理士が小規模事務所の事業者の場合、適切な認定支援機関が見つからず、申請が面倒だと感じるケースもあるようです。
事業再構築補助金を面倒だと感じる理由は主に上記と考えられます。
逆を言えば上記の問題を解決することで、事業再構築補助金の申請は簡単になります。
次の章では、事業再構築補助金の申請を簡単にする2つのコツについて解説していきます。
事業再構築補助金を簡単に申請できる2つのコツ
事業再構築補助金を簡単に申請できる2つのコツは下記の通り。
- 事業再構築補助金に特化した認定支援機関を見つける
- 採択されやすい、シンプルな事業再構築を選択する
具体的に解説していきます。
事業再構築補助金に特化した認定支援機関を見つける
事業再構築補助金に特化した認定支援機関を見つけることで、申請手続きが簡単になります。
事業再構築補助金に特化した認定支援機関であれば必要書類や要件を把握している他、事業計画書のサポートも実施しているケースがあります。
事業再構築補助金を面倒だと感じる方は適切な認定支援機関を探すことが最も近道であると言えるでしょう。
認定支援機関を選ぶときのポイントは下記の3つです。
- 事業計画書の策定や補助金の業務に特化した認定支援機関であること
- 他の補助金での採択実績が多数あること
- サポートが充実していること
詳しいポイントについては下記の記事で解説していますので、参考にしてみてください。

採択されやすい、シンプルな事業テーマを選択する
事業再構築補助金では事業再構築要件に適した新たな事業や取り組みを行う必要があります。
事業再構築補助金でも最も面倒ともいえるのがこの事業テーマの選択です。
新たな取り組みを行う必要があるうえに、事業再構築要件を満たす必要があるためです。
0から事業テーマを選択していくのは骨が折れるかと思います。
そこで、過去の採択事例から、業種関係なく比較的簡単に取り組める事業テーマを紹介します。
- EC
- 多目的スペースの貸出
- スイーツ販売
- アウトドア関連
- 貸別荘・バケーションレンタル
- 冷凍自動販売機
- アウトドア関連事業
- コインランドリー
- ドローン
詳細の内容については下記の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ
今回は事業再構築補助金の申請を面倒だと感じている方に、簡単に申請できる2つのコツについて解説してきました。
- 事業再構築補助金に特化した認定支援機関を見つける
- 採択されやすい、シンプルな事業再構築を選択する
ということさえできれば、事業再構築補助金はそこまで面倒にはなりません。
事業再構築補助金はメリットが大きい補助金なので、ぜひチャレンジしてみることをおすすめします。
「事業計画書が作成できず、困っている」「認定支援機関が見つからず、困っている」という方はまず一度ご相談ください。
初回無料、全国からオンラインでご相談を受け付けております。
事業再構築補助金について他にもまとめておりますので参考にしていただければ幸いです。
https://mono-support.com/saikouchiku/
また事業再構築補助金がどの様ものかわからないといった方は下記HPをご覧ください。
https://jigyou-saikouchiku.jp/
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