・・複数事業者連携体での申請事業再構築補助金の第6回のスケジュールが公表されました。
第6回の公募は時間までゆとりがあるため、しっかりとした準備が必要です。
そこで今回は第6回の事業再構築補助金のスケジュール及び申請までの流れと注意点に解説していきます。
第6回事業再構築補助金のスケジュール
第6回の事業再構築補助金のスケジュールは下記の通りです。
- 公募開始:令和4年3月28日(月)
- 申請受付:令和4年5月下旬~6月上旬予定
- 応募締切:令和4年6月30日(木)18:00
- 採択発表:8月下旬~9月上旬頃
今年度の申請は全部で3回の予定となっており、前年度よりも3回ほど少なくなっています。
そのため、公募開始から応募締切まで3か月程度時間の余裕があり、しっかりとした事業計画書を策定してくる事業者が多いのは間違いありません。
認定支援機関等と相談し、精度の高い事業計画書の策定が求められます。
申請の流れ
申請の流れは下記の通りです。
- GビズIDプライムの取得
- 電子申請システムにログイン
- 電子申請システムにて申請を開始し、申請内容を入力
- 申請内容を送信
詳細について知りたい方は事業再構築補助金ホームページ内の電子申請システム操作マニュアルをご確認ください。
本章では応募の流れを簡単に解説していきます。
GビズIDプライムの取得
事業再構築補助金の申請は電子申請が必須となっています。
電子申請をするためにはGビズIDプライムと呼ばれるアカウントを取得しなければなりません。
GビズIDは様々な行政サービスにログインできるサービスのことです。
以前に補助金などを電子申請をしていた場合、取得している可能性もありますので、確認しておきましょう。
もし、GビズIDプライムを取得していない場合、GビズIDのホームページから取得しましょう。
一度アカウント登録すると、有効期限や年度更新の必要はないため、今後半永続的に利用できるようになります。
GビズIDプライムアカウントの申請については詳細は下記の資料に記載されていますので、参考にしてみてください・
【重要】G ビズ ID プライムアカウントを用いた申請に関する変更点について
電子申請システムにログイン
GビズIDプライムを取得している方、もしくは取得が終わった方は電子申請システムにログインします。
暫定GビズIDプライムアカウントという仮アカウントの場合でも電子申請システムからログインしてください。
申請内容の入力
ログインが終わったら、会社の概要や事業再構築補助金の申請内容等申請状況を入力していきます。
非常に記入する欄が多く、間違いが多いため電子申請システム操作マニュアルを確認してから入力していくことをおすすめします。
入力途中でもページ下部にある「一時保存」のボタンを押せば、途中からはじめることができます。
また第6回の公募より「グリーン成長枠」の創設、リースの共同申請、連携体での申請など様々な変更点がありました。
必要となる書類も増えていますので、事前に必ず事業再構築補助金のホームページに掲載されている電子申請用資料を確認の上、応募書類をチェックするようにしましょう。
申請内容の送信
入力が終わったら、送信します。
正式に受付ができていれば下記の画面が表示されます。
この画面が出て、受付完了となります。
第6回公募の変更点
第6回公募は第5回の公募よりも大幅に内容が変更されています。
主な変更点は下記の通り。
【改良点】
- グリーン成長枠の創設
- グリーン成長枠は採択後の再申請が可能に
- 回復・再生応援枠が創設(緊急事態宣言枠が撤廃)
- リース会社との共同申請が可能に
- 複数事業者連携型が創設
- 売上高10%減少要件、比較対象期間の緩和
【改悪点】
- 新設の建設費に制限が設けられる
- 従業員数に応じて通常枠の上限が引き下げられる
- 研修費に上限が設定される
- 事前着手対象期間の見直し
内容の大幅な変更に応じて、申請する枠組みによっては下記の書類が新たに必要となります。
- 研究開発・技術開発計画書(Word)・・グリーン成長枠
- 人材育成計画書(Word)・・グリーン成長枠
- 別事業要件及び能力評価要件の説明書(Word)・・過去採択された事業者のグリーン成長枠申請
- 連携の必要性を示す書類(代表申請者用)(Word)・・複数事業者連携体での申請
- 連携体各者の事業再構築要件についての説明書類(連携体構成員用)(Word)・・複数事業者連携体での申請
- 組合特例に関する確認書(Word)・・組合特例での申請
- 新築の必要性に関する説明書(Word)・・建物費を新築で申請する場合
- リース取引に係る宣誓書(Word)・・リース会社との共同購入を行う場合
- 再生事業者の確認書(ZIP)・・回復・再生応援枠で事業再生の枠組みで申請する場合
第6回の変更点については下記の記事で解説していますので、確認してみてください。
まとめ
今回は事業再構築補助金の第6回公募の申請のスケジュール、流れ、注意点について解説してきました。
事前にスケジュールを確認し、計画的に申請しましょう。
「事業計画書が作成できず、困っている」「認定支援機関が見つからず、困っている」という方はまず一度ご相談ください。
事業再構築補助金について他にもまとめておりますので参考にしていただければ幸いです。
https://mono-support.com/saikouchiku/
また事業再構築補助金がどの様ものかわからないといった方は下記HPをご覧ください。
https://jigyou-saikouchiku.jp/
事業再構築補助金・ものづくり申請代行サポート(CPA)では事業再構築補助金の申請サポート・申請代行を実施しています
詳細は下記のページから