事業再構築補助金

事業再構築補助金でグランピングの新規事業がおすすめできる4つの理由

事業再構築補助金でグランピングの新規事業がおすすめできる4つの理由

事業再構築補助金の中で最も課題となるのが「なんの取り組みをするか」ということかと思います。
実際申請に来られた方の中の相談内容でもとりわけ多いのがビジネスアイデアが浮かばないというものでした。
そんな方に検討してほしいのがグランピング事業です。
今回は事業再構築補助金でグランピングがおすすめできる4つの理由を解説していきます。
ビジネスアイデアが浮かばないという方はぜひ参考にしてみてください。

事業再構築補助金とは?

事業再構築補助金とは新型コロナウィルスの影響を受けた中小企業が業績を回復させるための事業再構築を支援する補助金です。
補助額は最大1億円、補助率は最大2/3と過去最大級の補助金となっており、現在最も注目されている補助事業です。
金額が大きいことや補助率が高いところも注目されるポイントですが、最大のポイントは建物費に対して補助がでることです。
今までの補助金ではほとんどの場合、建物費に対しての補助は出ませんでした。
金額が大きすぎることが主な原因かと思われます。
しかしながら、今回の事業再構築補助金では建物費が補助の対象となっているため、大きな投資をしたいという事業者には非常に有益な補助金となっています。
事業再構築補助金の詳細については下記の記事で解説していますので、こちらも参考にしてみてください。

事業再構築補助金 申請代行サポート
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事業再構築補助金の申請要件は下記の3つです。

(1)売上が減っている
2020年10月以降の連続する6か月間のうち、任意の3か月の合計売上高が、コロナ以前(2019年又は2020年1~3月)の同3か月の合計売上高と比較して10%以上減少している。
(2)事業再構築に取り組む
事業再構築指針に沿った新分野展開、業態転換、事業・業種転換等を行う。
(3)認定経営革新等支援機関と事業計画を策定する

この中で最も頭を悩ませるポイントが2番目の「事業再構築に取り組む」という点です。
事業再構築とは簡単に説明すると既存事業とは異なる新たな事業のことをいいます。
実際、相談に来られる方の中でも特に多いのがビジネスアイデアが浮かばないというものでした。
そこで今回は汎用性の高い事業再構築としておすすめしたいグランピング事業について解説していきます。

グランピングとは?

グランピングとは従来とは異なる魅力的なキャンプのことをいいます。
英語の「Glamorous(グラマラス)」と「Camping(キャンピング)」を合わせた造語で、2015年ごろから注目されてきました。

キャンプ場との違いは設備です。
キャンプ場では自らテントや食材、寝袋などを持ち込むのが主流ですが、グランピングではテントやコテージ、シャワールーム、トイレなど生活に必要な設備が完備されています。
ですので、グランピングは気軽に屋外での宿泊を楽しめるイベントとして注目が高まっています。
また、グランピングは事業再構築補助金に適した事業内容でもあります。
理由について次の章で詳しく解説していきます。

グランピングが事業再構築補助金に適している4つの理由

グランピングが事業再構築補助金に適している理由は下記の4つです。

  • 既存事業との親和性を高くしやすい
  • 様々な建築費を必要とするため、大きな補助を受けやすい
  • 運営に多くの手間を必要としない
  • 密になりにくい環境で需要が高い

具体的に解説していきます。

既存事業との親和性を高くしやすい

グランピングは既存事業との親和性を高くしやすいという特徴があります。
自社の商品をグランピング内で販売したり、必要な設備を設置することで、シナジー効果が生まれるためです。
事業再構築補助金の中には既存事業との親和性というのも重要な加点要素となってきます。
上手く親和性をだすことで、採択につながる可能性も高まるでしょう。

既存事業をベースにしたグランピング事業の代表例には下記があります。

  • 農業事業者がグランピング施設内で「農家体験」も実施する
  • 飲食店がグランピング施設内で「レストラン」を開業する
  • IT企業がグランピングと顧客のマッチング事業を行う
  • グランピング施設内で自社の販売する

このようにグランピングは様々な事業との親和性が高いという特徴があるため、事業再構築補助金に適した事業と言えるでしょう。

様々な建築費を必要とするため、大きな補助を受けやすい

グランピングは様々な建物費を必要するため、補助金の額が高くなりやすいです。
グランピングはキャンプ場とは異なり、テントやコテージ、宿泊場所など広大な土地にあらゆる設備を設置する必要があります。
そのため、建物費が高くなりやすいという特徴があります。
通常の補助金であれば建物費が補助の対象外となるため、高い設備投資を必要とするため、チャレンジしにくいかと思われます。
しかしながら、事業再構築補助金は建物費も補助の対象となるため、投資金額の最大2/3が補助の対象となります。
数千万円単位の金額が補助されるため、限定的なリスクで事業をはじめることができます。

多くの手間を必要としない

グランピング事業は事業開始時は準備すべきことが多いですが、一度軌道にのると多くの手間を必要としないという特徴があります。
顧客が自ら料理や宿泊、片付けなどするため、事業者がするべきことが少ないためです。
宿泊業というくくりの中でも最も手間がかからないビジネスの一つのため、安定した収益がでやすいビジネスモデルと言えるでしょう。

密になりにくい環境で需要が高い

グランピングは屋外ですごすことが多いため、密になりにくいという特徴があります。
コロナの影響がいつ落ち着くかわからない現在では、アウトドアの需要が増えています。
キャンプ料理レシピサイトの「ソトレシピ」が2020年キャンプに行った人全国400名対象に行った調査によると、キャンプ歴1年未満の人が全体の29%を占めていました。
コロナ禍で需要が増えていることが分かります。
また、コロナ後もキャンプに行きたいと答えた人の割合は74%(いいえが9%、どちらともいえないが17%)となっており、アフターコロナでの需要も期待できます。
このように実需という観点からもグランピングはおすすめできるビジネスモデルの一つと言えるでしょう。

まとめ

今回は事業再構築補助金でグランピングがおすすめできる4つの理由について解説してきました。
理由は下記の4つです。

  • 既存事業との親和性を高くしやすい
  • 建物費がメインのため、高い補助率となりやすい
  • 運営にそこまで手間がかからない
  • コロナ禍で需要が増えている

事業再構築補助金でなんの事業をしようか悩んでいる方はグランピング事業をぜひ検討してみてください。

 

もし、「事業計画書が作成できず、困っている」「認定支援機関が見つからず、困っている」という方はまず一度ご相談ください。

事業再構築補助金について他にもまとめておりますので参考にしていただければ幸いです。

https://mono-support.com/saikouchiku/

また事業再構築補助金がどの様ものかわからないといった方は下記HPをご覧ください。

https://jigyou-saikouchiku.jp/

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