事業再構築補助金

ツーリズム事業は事業再構築補助金の活用がおすすめ!採択事例を紹介

ツーリズム事業は事業再構築補助金の活用がおすすめ!採択事例を紹介

これからツーリズムに関連する事業を新規事業として挑戦したいと考えている方もいらっしゃいますよね。
近年の円安や全国旅行旅行支援などの観光支援、インバウンドの回復など様々な追い風要素があります。
新型コロナウィルスも5類に移行することが決定しており、今後に期待が持てるツーリズム事業は有力な選択肢の一つと言えるでしょう。
そこで今回はツーリズム関連事業でおすすめできる事業再構築補助金の概要と採択事例を紹介していきます。

ツーリズム事業は事業再構築補助金がおすすめ!

事業再構築補助金は新型コロナウィルスの影響で、経営が落ち込んだ企業が再び成長軌道にのるための新しい取り組みや新規事業を支援する補助金です。
ツーリズム関連での事業再構築補助金(通常枠)の場合、補助額は最大8千万円・補助率は2/3(2023年度からは補助額は最大7千万円、補助率は1/2)となっています。(事業再構築補助金 公募要領 (第7回)
多くの従業員を抱える大規模な中小企業から従業員数名程度の中小企業まで幅広い企業や業種が補助の対象となります。
事業再構築補助金はツーリズム事業で数多くの採択事例があります。
幅広い経費が補助対象で、補助額・補助率が高いことから、ツーリズム事業で最もおすすめできる補助金で
す。

また、2023年度から通常枠(成長枠に名称が変更)の売上高減少要件が撤廃されることが決定しました。
今まではコロナ前よりも売上高や付加価値が増加している好調な企業は申請できませんでしたが、2023年度からは業績が好調な企業でも申請が可能となります
ハードルがグッと低くなりますので、2023年度からは大きなチャンスとなるでしょう。

ツーリズムの市場規模は回復傾向にある

ツーリズム市場は市場規模が回復傾向にある有力なビジネスモデルといえます。
特にインバウンド需要が狙い目になるかと思われます。
水際対策の緩和の影響もあり、2022年11月から急激に訪日外国人の数が増えてきました。
中国からの訪日客が少ないことも影響し、2019年の数字には及ばないものの、今後も増えていくことが予想されます。

訪日外国人旅行者統計(日本政府観光局(JNTO)ホームページ)

また旅行会社大手のJTBによると「JTB予想、2023年の国内旅行はコロナ前の9割へ回復、平均消費額は2000年以降最高に」の記事にあるように、国内旅行はコロナ前の水準に戻りつつあります。

2023年 年間旅行動向推計数値(JTBプレスリリースより)
旅行客が回復している今、ツーリズム関連事業は絶好のチャンスといえるでしょう。
そこで次の章ではツーリズム関連での事業再構築補助金採択事例を解説していきます

ツーリズム関連事業での事業再構築補助金採択事例

ツーリズム関連事業での代表的な採択事例は下記の通り。

  • マイクロツーリズム
  • ペットツーリズム
  • アドベンチャーツーリズム
  • その他のツーリズム

具体的に解説していきます。

マイクロツーリズム

ツーリズム事業で最も有力な選択肢の一つがマイクロツーリズムです。
マイクロツーリズムとは地元などの1~2時間程度で主に車で移動する近距離での旅行のことです。
新型コロナウィルスの影響で、長距離の移動が難しくなってきたため、流行し始めた旅行形態です。
今後もマイクロツーリズムには高い需要が見込まれており、事業再構築補助金でも多数の採択事例があるため、取り組みやすい事業テーマといえるでしょう。
採択事例は下記の通り。

事業計画名日光市鬼怒川の魅力に深く触れる「オーベルジュひやま」のマイクロツーリズム(新分野展開)
事業計画概要新型コロナの影響により、観光宿泊者数が激減し業績が打撃を受けている。そこで、市場の新たな需要(マイクロツーリズム)を捉え、大胆な投資による付加価値の高い新たなサービスを提供できる施設整備と地域事業者との連携による地域独自の体験プランを開発提供し、新たな客層開拓にて「持続的な成長」と「地域活性化」を図る。
事業計画名兵庫県赤穂市の地域経済の活性化に貢献する「絶品のピッツァ×絶景のオーシャンビューによる宿泊事業」
事業計画概要マイクロツーリズム志向の高まりによる近距離旅行の増加が高まる中、「絶品のピッツァ×絶景のオーシャンビューによる宿泊事業」を開始する。当社の強みである「絶品の本格ピッツァ・イタリア料理」と「絶景のロケーション」を活用し事業再構築を行うとともに、兵庫県赤穂市の観光業を通じて地域経済の活性化に貢献する。

ペットツーリズム

コロナ禍で市場規模が拡大しているペットツーリズムに挑戦する事業者も多い傾向にありました。
ペット関連事業はコロナ禍で需要が拡大している分野の一つ。
ペットを連れて泊まれる場所は少ないため、今後も高い需要が見込めるといえるでしょう。
主な採択事例は下記の通り。

事業計画名充実設備でペットツーリズム需要に応える一棟貸しラグジュアリーヴィラ建設
事業計画概要快適かつ省エネで自然と共存可能なラグジュアリーヴィラをドッグラン等の専用設備を取り入れて建設し、コロナ渦でも安心して利用できる一棟貸しのサービスを開始することで、伊豆半島が進めるペットツーリズムの活性化に貢献する
事業計画名真鶴でコロナ禍で生まれた新しいニーズを満たした一棟貸し宿泊施設立上計画
事業計画概要コロナ禍で生まれた新しいニーズを満たした民宿をフルリフォームした一棟貸し宿泊施設を真鶴にて立ち上げます。都心から一時間弱にもかかわらず、ゆったりとした時間を過ごせるように設計しております。非接触非対面、ワーケーション、ペットツーリズムなど新しいニーズを捉えています。

アドベンチャーツーリズム

様々なアトラクションを加えてツーリズムを提供するという事業計画もありました。
地域事業者と連携したり、自社の強みを活用するという事業が多い傾向にありました。
代表的な採択事例は下記の通り。

事業計画名マリンアクティビティと手ぶらキャンプを融合させたアドベンチャーツーリズムの推進
事業計画概要当社の強みであるマリンアクティビティとコロナ禍で注目されたキャンピングを融合させた宿泊事業に取り組み、加えて西伊豆町や伊豆漁協と連携してアドベンチャーツーリズム体験プログラムを開発し、地域活性化や関係人口増大・移住促進を図る。
事業計画名美山町で田舎暮らしと旅を味わう古民家の1棟貸しによる地域活性化事業
事業計画概要コロナ禍で需要が急増している、3密を回避できる古民家を再建し1棟貸しを行う。古民家宿泊に加え、美山地域のジビエ料理や郷土料理を提供し自然を体験できるアドベンチャーツーリズムを活かした宿泊プランを提供する。飲食店やアクティビティ事業者と協力して観光客を呼び込み地域の活性化に貢献する。

その他のツーリズム

その他には下記のツーリズム関連事業がありました。

  • グリーンツーリズム
  • ゴルフツーリズム
  • アグリ(農業)ツーリズム
  • ワインツーリズム

ツーリズムは既存事業との高い親和性を見出しやすいため、取り組みやすい事業テーマの一つ。
新規事業に悩んでいる方はツーリズム関連事業にチャレンジしてみても良いかもしれません。

まとめ

今回はツーリズム関連事業は事業再構築補助金の活用がおすすめである点と採択事例について紹介してきました。
ポイントは下記の通り。

  • ツーリズム事業は事業再構築補助金の活用がおすすめ
  • 多数の採択事例があり、補助上限金額・補助率が高い
  • ツーリズム市場はインバウンド需要の回復などに伴い急回復傾向
  • 「マイクロツーリズム」「ペットツーリズム」「アドベンチャーツーリズム」での採択事例が多い
  • ツーリズム関連事業は既存事業とのシナジー効果を得やすい

 

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