事業再構築補助金

事業再構築補助金の2次公募が開始しました。準備は早めにしましょう

事業再構築補助金の2次公募が開始しました。準備は早めにしましょう

事業再構築補助金の2次公募がスタートしました。

https://jigyou-saikouchiku.jp/

第2回公募の応募は、5月20日から7月2日18:00までです。
申請の受付は5月26日9:00から開始しております。

1次公募からの違い

事業再構築補助金でホテルの開業がおすすめできる理由は下記の4つ。

  • 建築費・修繕費がメインとなる投資になる
  • 行政の補助が期待できる
  • M&Aによる買収も可能
  • 宿泊客は回復傾向にある

具体的に説明していきます。

建築費・修繕費がメインとなる投資になる

ホテルを新規事業とする場合、建築費・修繕費がメインとなる投資となります。
事業再構築補助金では建築費・修繕費が補助の対象となり、同時に最も大きな補助となるであろう投資となります。
つまり、事業再構築補助金では建物ありきのビジネスモデルの方が受給できる補助金が大きいということになります。
ですので、事業再構築補助金を最大限活用するのであれば建物ベースの事業を構築した方が良いということになります。
詳細については下記の記事に掲載しておりますので、こちらも参考にしてみてください。

https://mono-support.com/saikouchiku/

ホテルの場合、新築する場合は投資の大部分は建築費となりますし、既存の設備を活用する場合やM&Aによって買収する際は投資の大部分が修繕費となります。
通常であればかなり大規模な投資となるため、二の足を踏むケースが多いですが、事業再構築補助金であれば投資の最大2/3、6,000万円まで補助がでます。
通常の開業よりもかなりリスクを抑えて、開業することができるため、おすすめのビジネスモデルとなります。

行政の補助が期待できる

ホテルは行政の補助が期待できる業種です。
ここ数年で見ても「ふっこう割」「Gotoトラベル」「自治体の宿泊補助」「県内旅行補助」など宿泊業者に対して、様々な補助がでています。
ホテルは確かにコロナ禍においては、最も厳しい状況に置かれている業種になります。
しかしながら、世界的にワクチンの普及が進んできているため、そう遠くない未来に収束することも十分に考えられるでしょう。
ホテル運営のノウハウがある業種の方や土地などの不動産を既に保有している事業者の場合、十分に勝算があるビジネスと言えるでしょう。

M&Aによる買収も

コロナ禍において、大きなダメージを受けたホテル業界はM&Aしやすい業種の一つと言えるでしょう。
ホテル業界は周知のとおり厳しい状況が続いていました。
決算が厳しい状況の事業者も少なくないでしょう。
ですので、普段よりも安い価格帯でホテル事業を買収しやすいという状況となっています。

事業再構築補助金はM&Aによる買収資金では使えませんが、買収後の事業再構築には利用できます。
また買収前は他の補助金を利用できる可能性が高く、投資費用の多くを補助金で賄うことができます。
M&Aによる事業再構築補助金の活用の仕方は下記の記事に掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください。

事業再構築補助金はM&Aでも利用できるのか?解説させて頂きますのアイキャッチ画像
事業再構築補助金はM&Aでも利用できるのか?解説させて頂きます事業再構築補助金はコロナ時代に対応したビジネスモデルを転換する企業に対して、最大1億円まで補助する政策です。 しかしながら、ノウハウも...

一からホテルを立ち上げるとなると、手間も時間もかかりますので、M&Aによる買収も検討余地があると言えるでしょう。

宿泊客は回復傾向にある

意外にも宿泊客は回復傾向にあります。
下記の資料は観光庁がリリースしている宿泊旅行統計調査です。
観光庁 観光統計

初の緊急事態宣言がでた2021年4月、5月には宿泊者数が6~7万人となっており、大きく落ち込みましたが、その後は回復傾向にあり、2021年3月では約27万人となりました。
前年度比と比較すると約50%減となっていますが、回復傾向にあります。
5月に緊急事態宣言が出されたので、一時期には落ち込むかと思われますが、長期的に回復する可能性が高いのは間違いありません。
コロナ禍で苦しい時期にあえて、ホテル事業を開始し、アフターコロナの来客を狙うというやり方もおすすめです。

事業再構築補助金を活用したホテル開業までの流れ

事業再構築補助金を活用し、ホテルを開業する場合、下記の流れに沿って事業の構築から補助金の申請まですることをおすすめします。

  1. 事業ビジョンの着想
  2. 事業計画書の作成
  3. 必要な資格・許可を取得
  4. 事業再構築補助金の申請

事業ビジョンの着想

まずは大まかな事業ビジョンを作成していきましょう。

  • 勝算がありそうな地域であるか
  • 他社と差別化できる要素はあるか
  • どのような戦略で事業を推進していくか
  • 競合会社はどこの会社になるか
  • マーケティングや販売施策は描けているか

など本当にホテル事業に参入して勝算があるかどうかを念密に検討していきましょう。

事業計画書の作成

次に事業計画書を作成します。
事業計画書を作成するにあたって重要な点は客観性・合理性のある数字にすることです。
インタビューやデータ収集、読書などを通じて、仮説検証を繰り返し、全体的に一貫性のある数字を作り上げましょう。

また、事業再構築補助金を活用するなら、事業計画書は税理士事務所や会計事務所などの認定支援機関と協力して策定しなければなりません。
当事務所も認定支援機関として数多くの補助金の申請・受給実績がありますので、お困りの方はぜひ一度お気軽にご連絡ください。

必要な資格・許可を取得

ホテル開業には下記の通り、必要な許可があります。

  • 旅館業営業許可証
  • 飲食店業許可
  • 公衆浴場営業許可

これらは取得しなければホテルとして開業することができませんので、必ず取得しておきましょう。

また資格は必須なものはありません。
しかしながら、サービスの質を向上させるという点では下記の資格は取得しておくことをおすすめします。

  • 食品衛生責任者
  • 危険物取扱者
  • 外国語(英語、中国語)

事業再構築補助金の申請

上記の手順を踏んで、ホテル開業の準備ができればいよいよ事業再構築補助金の申請です。
事業再構築補助金は計5回の公募を予定しております。第2回目は2021年5月26日から申請開始です。
着々と準備を進めていきましょう。
もし、「事業計画書が作成できず、困っている」「認定支援機関が見つからず、困っている」という方はまず一度ご相談ください。

事業再構築補助金について他にもまとめておりますので参考にしていただければ幸いです。

https://mono-support.com/saikouchiku/

また事業再構築補助金がどの様ものかわからないといった方は下記HPをご覧ください。

https://jigyou-saikouchiku.jp/

事業再構築補助金・ものづくり申請代行サポート(CPA)では事業再構築補助金の申請サポート・申請代行を実施しています。
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