事業再構築補助金

事業再構築補助金を活用したキャンピングカーの採択事例!ポイントを解説

事業再構築補助金を活用したキャンピングカーの採択事例!ポイントを解説

事業再構築補助金を活用して、キャンピングカーを利用した事業を考えているという方もいらっしゃいますよね。
コロナ禍でも好調なアウトドア事業。その中で、キャンピングカーを活用した事業は事業再構築補助金でも有力な選択肢の一つと言えるでしょう。
そこで、今回はキャンピングカーでの事業再構築補助金採択事例とポイントを解説していきます。

キャンピングカーは事業再構築補助金の補助対象

キャンピングカーは事業再構築補助金の補助対象となります。
過去に複数の採択事例がある他、コロナ禍に適している事業であることから採択されやすい事業テーマと言えるでしょう。
特に宿泊業においては親和性が高く、おすすめのテーマの一つと言えるでしょう。
事業再構築~虎の巻~では下記の通り、アウトドアは宿泊業において採択率×申請率が高い有望度が高い事業テーマとされています。

事業再構築虎の巻 事業再構築に向けた事業計画書作成ガイドブック 事業再構築補助金ホームページ

特に宿泊業を営んでいる方や、宿泊業への事業再構築を検討している事業は検討すべき事業テーマと言えるでしょう。

キャンピングカーの市場規模や顧客ニーズ

キャンピングカーの市場規模は非常に好調に推移しています
全国のキャンピングカーユーザーや業界の動向などを取りまとめたレポートである『キャンピングカー白書 (日本RV協会)』によると2021年のキャンピングカー保有台数は過去最大の136,000台となりました。

コロナ前からも堅調に推移していましたが、コロナ禍においてさらに需要が増えました。
しかしながら、人口と比較するとまだまだ伸び余地があると考えられます
アメリカは保有台数950万台以上、ヨーロッパは550万台(日本とほぼ同じ国土面積のドイツは150万台)、カナダは100万台以上などの欧米と比較すると人口比の台数が非常に少ないためです。
欧米と比較するとインフラは整っていないものの、キャンピングカーは今後の成長分野の一つと言えるでしょう。

海外では若いファミリー層が主な顧客となっていますが、国内では50代以上の利用者が半数以上となっています
子育てが終わったシニア夫婦などの利用が多い傾向にあるようです。
どういった年齢層をターゲットとするかは課題として挙げられるでしょう。

次の章では、キャンピングカーでの採択事例について確認していきましょう。

キャンピングカーでの事業再構築補助金採択事例

キャンピングカーでの事業再構築補助金採択事例は主に下記の通り。

  • キャンピングカーレンタル
  • キャンピングカーの開発・製造
  • キャンピングカーのインフラの整備

具体的に解説していきます。

キャンピングカーレンタル

最もベーシックな事業がキャンピングカーレンタルです。
キャンピングカーを購入し、顧客に貸し出すビジネスモデルです。
ターゲットを一般客とするのが基本となりますが、近年では福利厚生でワーケーションを導入している企業も増えています。
こういった企業を顧客をするBtoB形式にするのも良いかと思います。

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事業計画例飲食店の強みを生かした料理付きのキャンピングカーレンタル事業
事業計画概要飲食店の強みを生かした料理付きのキャンピングカーレンタル事業を実施します。自社でキャンピングカーを用意し、オプションサービスとして飲食店で提供しているメニューや食材をアレンジして利用者に提供を行います。
事業計画例そうだ!有休使ってキャンプ行こう!を叶えるキャンピングカー事業
事業計画概要働き方改革に取組む企業、福利厚生事業に注力している企業、団塊の世代向けに手軽な軽サイズなのにゆったり広い特別なキャンピングカーを使用レンタルすることで県内旅行の機会を創出し地域経済の内需拡大を図ります。

キャンピングカーの開発・製造・加工

自動車関連事業者がキャンピングカーを開発・製造するという採択事例もありました。
キャンピングカーの開発や製造、加工をしている事業者はあまり多くありません。
国内において、キャンピングカーが増えてきたのが近年のことだからです。
競合の少ない分野なので、チャンスと言えるでしょう。
代表的な採択事例は下記の通り。

事業計画例キャンピングカー販売から組立・製造への垂直展開による事業拡大
事業計画概要キャンピングカーの製造・組立、および個人のオーダーメイドキャンピングカーの改造・加工事業に進出する。他社からの製造依頼は、依頼元の要求仕様・図面に基づき、組立製造を行う。一方で個人からの依頼は、ユーザーと仕様の打合せ、図面化を行ったうえで、持ち込んでもらった車両の改造を行う事業を立ち上げ、事業を拡大する。

キャンピングカーのインフラの整備

キャンピングカーの駐車場などのインフラを整備するという事業も有力なテーマの一つです。
キャンピングカーは国内においてはまだまだインフラが整備されていない状況です。
レンタルしたのは良いけれど、駐車する場所がないという悩みは少なくありません。
過当競争になりつつあるキャンピングカー自体ではなく、インフラを整備するというのは選択肢の一つとなるでしょう。

実際の採択事例は下記の通り。

事業計画例自然豊かな環境を生かしたRVパーク事業とモータープール事業への新分野展開
事業計画概要コロナ禍においてレジャー施設等が制限され、おうち時間が増える中、密を避け自然を感じられる少人数でのキャンプ(オートキャンプ)の需要とキャンピングカーの需要が高まっている。本事業ではアウトドア市場の中でも特に需要のあるこの2点に着目し、新たにRVパークとモータープールを併設した施設を展開する。

 

まとめ

今回はキャンピングカーでの事業再構築補助金採択事例とポイントを解説してきました。
ポイントをまとめると下記の通り。

  • キャンピングカーは採択事例多数で、有望度が高い事業テーマ
  • アウトドアブームで市場規模が拡大。成長分野
  • キャンピングカーレンタル、開発・製造・加工、インフラ整備が代表的な採択事例

 

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