事業再構築補助金を申請するにあたって、補助金の支払い時期というのは気になるポイントの一つですよね。
補助金の支払い時期によって、資金調達をしなければならない可能性もあり、事前に把握しておくことは必須と言えるでしょう。
そこで今回は事業再構築補助金の支払い時期について解説していきます。
これから事業再構築補助金を申請しようと考えている方は必ず支払い時期を確認したうえで、申請するようにしましょう。
事業再構築補助金の支払い時期
事業再構築補助金の支払い時期は採択されてから1年2か月~2年程度が一つの目安になります。
事業再構築補助金は事業者の支払いが全て終了した後に支払われます。
補助事業の実施期間は通常枠・緊急対策枠などの場合、交付決定日~12か月以内(ただし、採択発表日から14か月後の日まで)、グリーン成長枠の場合、交付決定日~14か月以内(ただし、採択発表日から16か月後の日まで)となっています。
補助事業の実施期間後に事業再構築補助金の支払いがありますので、通常枠・緊急対策枠などの場合は交付決定日から12か月後以降、グリーン成長枠の場合は交付決定日から14か月後意向が補助金の支払時期となります。
事業再構築補助金の入金までのスケジュール
事業再構築補助金の具体的な入金までのスケジュールは下記の通り。
- 事業再構築補助金の採択結果発表
- 事業再構築補助金の交付申請
- 交付決定
- 補助事業の実施期間開始
- 設備の購入など投資
- 補助事業の実施期間終了(④から12か月後、①から14か月後(グリーン成長枠は④から14か月後、①から16か月後))
- 実績報告
- 確定検査
- 補助金の支払い
事業再構築補助金の支払いには上記のとおり、様々なプロセスが必要となります。
補助事業の実施期間終了から補助金の支払いまでどのくらいの期間になるかは不透明ですが、交付申請から1年半~2年程度かかると思っておいた方が良いでしょう。
この通り、事業再構築補助金は入金まで時間がかかります。
ですので、補助金支払いまでの期間は事業者自ら資金を用意しなければなりません。
どのように資金調達を行えばよいか悩まれる方も少なくないですよね。
そこで次の章ではおすすめの資金調達方法についてしょうかいしていきます。
資金調達に困った場合はどう対応すべき?
事業再構築補助金の資金調達でおすすめな資金調達方法は下記の5つです。
- メインバンクからの借入
- 日本政策金融公庫
- POファイナンス
- SBIR(中小企業技術革新制度)
- クラウドファンディング
もちろん、メインバンクからの借入が最もおすすめです。
しかしながら、事業再構築補助金は大きな投資となるため、金融機関が難色を示すケースも少なくありません。
そういったときは日本政策金融公庫やPOファイナンスでの資金調達など他の資金調達方法を活用することをおすすめします。
詳細については下記の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
今回は事業再構築補助金の支払い時期や入金までのスケジュールについて解説してきました。
ポイントをまとめると下記の通り。
- 事業再構築補助金の支払い時期は申請から約1年半から2年程度
- グリーン成長枠は支払い時期が遅れる
- 資金に余裕がない場合、事前の資金調達は必須
「事業計画書が作成できず、困っている」「認定支援機関が見つからず、困っている」という方はまず一度ご相談ください。
事業再構築補助金について他にもまとめておりますので参考にしていただければ幸いです。
https://mono-support.com/saikouchiku/
また事業再構築補助金がどの様ものかわからないといった方は下記HPをご覧ください。
https://jigyou-saikouchiku.jp/
事業再構築補助金・ものづくり申請代行サポート(CPA)では事業再構築補助金の申請サポート・申請代行を実施しています。