事業再構築補助金

2023年製造業必見!効果的に活用したい補助金3選

2023年製造業必見!効果的に活用したい補助金3選

製造業を営んでいる方やこれから製造業を始めようと思っている方にとって、補助金の活用は重要な経営戦略の一つです。
特に製造業は新たな製品開発や設備投資には大きな初期投資が必要となるため、適切な補助金を利用することで資金面でのリスクを軽減することが可能です。
そこで今回は、2023年の製造業で活用したい補助金を3つピックアップしてご紹介します。これからの事業展開の参考にしてください。

1. 事業再構築補助金:最もおすすめの補助金

まず最初におすすめするのが「事業再構築補助金」です。
事業再構築補助金は新型コロナウイルス感染症の影響を受けた事業者の経営改善や再構築を目指すもので、新規事業などに関する幅広い経費が補助対象となります。
従来(第9回公募)までは売上高減少要件という要件が設定されており、コロナ前より売上高(または付加価値)が減少している事業者しか申請できませんでした。
しかしながら、第10回公募要領より主要な枠である成長枠(旧:通常枠)で売上高減少要件が撤廃され、ほぼ全中小企業が対象となりました
また、新たに成長枠には市場拡大要件(市場規模が拡大している事務局が指定した事業したできない要件)が設定されていますが、製造業は多くの業種・業態で市場拡大要件に当てはまります。(成長枠対象リスト

補助対象となる経費は建物費、システム構築費や導入費、広告宣伝費など多岐に渡ります。また、補助率は1/2で、補助額は最大7,000万円にも及びます。
このように大規模な支援が得られるため、新たな製造技術の導入や研究開発、新製品の開発等に積極的に挑戦していきたい事業者には非常に有益な補助金となります。

事業再構築補助金 公式ホームページ

特に下記の事業者は採択されやすい傾向にあります。

  • デジタル変革を追求し、生産性を高めようとしている事業者
  • 脱炭素関連の製造業に取り組もうとしている事業者
  • 地域事業者と連携して、事業に取り組む事業者

この中に当てはまる製造業の方は積極的に申請することをおすすめします。

2. ものづくり補助金:技術革新を後押し

次に紹介するのは「ものづくり補助金」です。
ものづくり補助金は新たな製品やサービスの開発、試作品の作成、生産技術の革新を支援する補助金となっています。
製造業以外でも利用できますが、特に製造業が優遇されています。

補助上限金額は通常枠で1,000万円となっています。事業再構築補助金よりも範囲が狭くなります。
具体的には、機械装置費(新型製造機械の開発や既存機器の改良に関連する費用)、技術導入費(新素材の開発等に必要な知的財産権等の導入に関する費用)、専門家経費、運搬費、クラウド利用費などが主な補助対象経費です。

ものづくり補助金を利用することで、エネルギー効率を高めた製品開発や、先進技術を取り入れた製造プロセスの開発に挑戦することが可能となります。
ただし、対象となる費用には限定があり、大規模な支援は得られないため、補助金の活用計画をしっかりと立てることが重要です。

事業再構築補助金 公式ホームページ

3.小規模事業者持続化補助金:補助金額が低い

最後に挙げるのが「小規模事業者持続化補助金」です。
小規模事業者持続化補助金は小規模事業者が経営の安定化や強化を図るためのもので、製造業でも活用することができます。

新製品の開発や新たな製造技術の導入だけでなく、既存の生産ラインの改善や効率化、人材育成など、経営の基盤を強化するためのさまざまな取り組みが補助対象となります。

補助率は2/3ですが、補助金の上限は50~200万円となっており、規模が小さな製造業者にとってはありがたい支援策といえるでしょう。
しかし、事業再構築補助金やものづくり補助金に比べると補助金額が小さいため、補助金の活用計画をしっかりと立てることが求められます。

小規模事業者持続化補助金 公式ホームページ

製造業の業種・業態に特化した補助金があることも

上記は製造業全般的に利用できる補助金です。
上記の他にも、製造業の業種・業態によって特化した補助金を自治体や国がだしていることもあります。
たとえば、半導体製造業やドローン製造業、デジタルトランスフォーメーション(DX)に関連する製造業など、政府が推進している分野に事業を展開している場合、それらの分野を対象とした補助金制度を利用できる可能性があります。

具体的には、半導体製造業であれば最新の半導体製造装置導入を支援する補助金、ドローン製造業であれば新型ドローン開発を支援する補助金、またDX関連製造業であればITシステム導入や人材育成を支援する補助金などが存在します。
これらは、国や地方自治体からの補助金として提供され、それぞれの業界の発展を後押しします。
そのため、自社の業態や取り組みに適した補助金を選び、活用することが大切です。

まとめ

今回は、2023年の製造業で活用したい補助金を3つを紹介してきました。
ポイントは下記の通り。

  • 2023年に製造業で活用したい補助金は「事業再構築補助金」、「ものづくり補助金」、「小規模事業者持続化補助金」の3つ
  • 事業再構築補助金は補助額・補助率が優遇されており、最もおすすめ
  • ものづくり補助金は補助上限金額は1,000万円で新たな製品やサービスの開発が支援
  • 小規模事業者持続化補助金は小規模な事業者を支援

 

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