事業再構築補助金

事業再構築補助金成長枠でグランピング事業が追加!採択事例を紹介

事業再構築補助金成長枠でグランピング事業が追加!採択事例を紹介

事業再構築補助金成長枠で新たにグランピング事業が追加されました。
グランピング事業は事業再構築補助金成長枠の他の事業と比較すると、比較的はじめやすい事業でハードルが低めといえるでしょう。
前回までの公募でも人気があった事業テーマの一つで、今回の追加はかなり大きな
今回は事業再構築補助金の成長枠で活用できるグランピング事業について解説していきます。

事業再構築補助金成長枠でグランピング事業が追加!対象事業は?

事業再構築補助金の成長枠に、グランピング事業が新たに追加されました。
この成長枠は、市場拡大の可能性を要件として設定されています。具体的には、過去から今後10年間にわたり、市場拡大が10%以上見込まれる業種・業態が対象となるというもので、事務局が指定した事業しかできませんでした。
今回、グランピング事業がその要件を満たすと判断されたことで、事業再構築補助金成長枠の対象になりました。
グランピング事業をはじめようと考えいた事業者にとって大きな支援となります。

グランピングとは?

グランピングとは従来とは異なる魅力的なキャンプのことをいいます。
英語の「Glamorous(グラマラス)」と「Camping(キャンピング)」を合わせた造語で、2015年ごろから注目されてきました。

キャンプ場との違いは設備です。
キャンプ場では自らテントや食材、寝袋などを持ち込むのが主流ですが、グランピングではテントやコテージ、シャワールーム、トイレなど生活に必要な設備が完備されています。
ですので、グランピングは気軽に屋外での宿泊を楽しめるイベントとして注目が高まっています。

グランピング事業が市場拡大する根拠資料

グランピング事業が市場拡大する根拠資料として提示されているのは下記の資料です。

SWOT分析や事業環境の分析にも活用できますので、ぜひ参考にしてみてください。

グランピング場事業が事業再構築補助金でおすすめできる2つの理由

グランピング場事業が事業再構築補助金でおすすめできる理由は
・コロナ後でも強いビジネスモデルであること
・既存事業との親和性が高くなりやすいこと
の2つがあげれます。
具体的に解説していきます。

コロナ後でも強いビジネス

グランピング場事業はコロナ後でも強いビジネスと言えるでしょう。
コロナ禍でも密によるコロナ感染を避けられる、非日常をコロナ禍でも楽しめるなどとして高い需要があったグランピング。
コロナが落ち着いてきた昨今でも「グランピングシーズン到来、屋外施設の“利点”はコロナ禍と変わらず…約9割が「密を回避したい」という結果に オリコンニュース」とあるように高い需要を誇ります。
昨今では外国人観光客が急増してきた影響もあり、インバウンド需要も十分に期待できる産業です。
コロナ後でも安定的な業績が見込めるのは間違いないでしょう。

既存事業との親和性が高くなりやすい

グランピング場は既存事業との親和性が高くなりやすいという特徴があります。
事業再構築補助金では既存事業との親和性も評価ポイントのひとつとされています。
とはいえ、通常の事業ではなかなか既存事業と関りを持たせるのは難しいかと思います。

しかしながら、グランピング場は様々な事業を組みわせることができ、親和性を高くしやすいという特徴があります。
単純に自社のサービスをグランピング場で提供するだけで良いことが多いためです。
飲食、イベント会社、宿泊業など様々な事業者とのシナジー効果が見込まれ、おすすめの事業テーマと言えるでしょう

グランピング場事業での採択事例

グランピング場事業での主な採択事例は下記の通り。

事業計画名事業計画の概要
自然環境に恵まれた録音スタジオ併設のホテルでグランピング&キャンプコロナ禍を乗り切り、将来展望を切り拓くために大型レコーディングスタジオと併設のホテル屋上と敷地内にグランピング施設およびキャンプ場を設け、新たな価値創造を図る。営業的施策のIT化を図り、独自の予約システムを構築する。
大自然「道東」を遊び尽くす為の拠点「グランピング施設」計画コロナ禍により新たな分野への進出が不可欠である為、休業中の施設をグランピング施設へ転用し新分野事業を図る。課題は整備費用と経験不足。解決策として金融機関・地元企業・アウトドア関連識者の協力を得る。
安達太良高原の湧水池と大草原を貸切り、アウトドア体験とハイクラスグランピング新事業安達太良高原の大自然を満喫できるエリア全体と施設を完全貸切。大自然の中でのアウトドア体験やリラックス、福島県産の高級食材を使用したバーベキューや空の庭自慢の料理を堪能していただくグランピング事業
温泉旅館の新分野展開 筑波山麓で天然温泉を楽しむグランピング新型コロナによる移動自粛で旅館と日帰り温泉の売上が激減する危機の中、家族層をターゲットに経営資源を活用し、グランピング事業を立ち上げる。温泉事業とのシナジーを生み、近隣で例のない新分野展開の取組みである。
結婚貸衣装業から、親子で遊んで学ぶグランピング事業へ業種転換遊休資産を活用しグランピング事業への業種転換。親子で遊んで学べる体験を安全・格安・気軽に満喫できるグランピングと、新たな結婚式のスタイル「グランピングウエディング」サービスの提供
地域に密着した非接触型グランピング施設の構築と運営同県内の佐野市において地域企業(農家や施設等)との連携やホテル業で培ったノウハウを生かしたサービスを特徴としたグランピング施設の運営に着手することで、今後回復が見込まれる国内観光客およびインバウンド観光客向けの宿泊業へ思い切った新分野展開に取り組む。
滞在可能型リモートワークオフィス&グランピングキャビン既存遊休敷地を活用した滞在可能型リモートワークオフィス&グランピングキャビン新設による、これまで販売した事のない商品の販売。
「「電気×ペット×飲食」強みをつなげるグランピング事業への参入」当社の既存資源(土地・人材)を活かしたグランピング事業に参入する。当社の強みを活かすことができ、相乗効果の高い事業としてグランピングを選択した。
オーダーメイドのトレーラーハウスを活用したグランピング事業現在、当社は千葉県いすみ市で簡易宿所である「大谷荘」の運営を主業としながら、海の家おおたにの運営を行っている。釣が崎海岸(オリンピックサーフィン大会会場)、太東海水浴場、太東漁港が徒歩圏内とマリンスポーツには最高の立地条件を強みとし、グランピング事業を行う。
大自然の中で結婚式が出来るグランピングスペースの構築コロナによる感染リスクを抑え、大自然の中で結婚式を行うためのグランピングスペースを構築します。当社にとって結婚式場の運営は新たな取り組みであり、新分野展開に該当します。

まとめ

今回はグランピング事業で事業再構築補助金成長枠が利用可能であるという点と採択事例を紹介してきました。
ポイントは下記の通り。

  • グランピング事業が新たに事業再構築補助金の成長枠補助対象に
  • 事業を始めるハードルが比較的低くおすすめ
  • コロナ後も十分期待できるビジネスモデル
  • 既存事業とのシナジー効果も得やすい

 

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