事業再構築補助金

事業再構築補助金成長枠でコインランドリーが追加!採択事例を紹介

事業再構築補助金成長枠でコインランドリーが追加!採択事例を紹介

事業再構築補助金成長枠で新たにコインランドリー事業が追加されました。
コインランドリー事業は事業再構築補助金成長枠の他の事業と比較すると、比較的はじめやすい事業でハードルが低めといえるでしょう。
前回までの公募でも人気があった事業テーマの一つで、今回の追加はかなり大きな
今回は事業再構築補助金の成長枠で活用できるコインランドリー事業について解説していきます。

事業再構築補助金成長枠でコインランドリー事業が追加!対象事業は?

事業再構築補助金の成長枠に、コインランドリー事業が新たに追加されました。(◆成長枠の対象となる業種・業態の一覧
この成長枠は、市場拡大の可能性を要件として設定されています。具体的には、過去から今後10年間にわたり、市場拡大が10%以上見込まれる業種・業態が対象となるというもので、事務局が指定した事業しかできませんでした。
今回、コインランドリー事業がその要件を満たすと判断されたことで、事業再構築補助金成長枠の対象になりました。
コインランドリー事業をはじめようと考えいた事業者にとって大きな支援となります。

コインランドリー事業が市場拡大する根拠資料

コインランドリー事業が市場拡大する根拠資料として提示されているのは下記の資料です。

  • 日本コインランドリー連合会「コインランドリー機器出荷台数統計及び金額推移」

SWOT分析や事業環境の分析にも活用できますので、ぜひ参考にしてみてください。

コインランドリー投資が事業再構築補助金に適している3つの理由

コインランドリー投資は事業再構築補助金に適したビジネスモデルです。
理由は下記の3つ。

  • 建築費・設備投資など補助の対象となる経費の割合が高い
  • 人件費がかからない
  • ノウハウがなくてもはじめることができる

具体的に解説していきます。

建築費・設備投資など補助の対象となる経費の割合が高い

コインランドリー事業はかかる経費の多くが建築費・設備投資費です。
例えば、

  • 店舗の改修費(既存の店舗を買収または既存の建物を改修する場合)
  • 洗濯機・乾燥機
  • 監視カメラ
  • 店舗内の備品

などが主な必要経費となります。
これらの経費のほとんどが事業再構築補助金の対象となると考えられます。

特に特徴的なのは店舗の建設費や改修費です。
通常の補助金であれば、金額が大きい建設費・改修費は補助の対象外となるのですが、事業再構築補助金では補助の対象となります。(改築費は第6回公募から原則改修費に。新築の場合は新築でなければならない状況を除く
つまり、事業再構築補助金を有効活用するなら建設費・改修費を利用する必要があるということです。
コインランドリーは店舗の建設費・改修費が高額になりやすいという特徴があるのですが、事業再構築補助金を利用することで、最小限の投資にとどめることができます。

人件費がほとんどかからない

コインランドリーは人件費がほとんどかからないという特徴があります。
サービスを提供するのは洗濯機や乾燥機であるため、人員を配置する必要性が低いためです。
IT技術などを活用すれば完全に無人とすることもできるでしょう。

事業再構築補助金の課題は社内の人件費は補助の対象とならない点です。(第10回公募からは厚生労働省より産業雇用安定助成金(事業再構築支援コース)が新設されているが、経済産業省からの補助はなし)
ですので、いかに人件費を安く抑えて、新規事業をするかという点がポイントとなってきます。
コインランドリーであれば人件費はほとんどかからないため、事業再構築補助金に適したビジネスモデルと言えるでしょう。

ノウハウがなくても始めることができる

コインランドリーは特別なノウハウは必要ないので、簡単に事業を始めることができます。
飲食店や宿泊業などの業種の場合、料理のノウハウや接客のノウハウなど様々なノウハウがなければ事業を始め、軌道に乗せることができません。
しかしながら、コインランドリー事業は特別なノウハウを必要としません。
事業計画をしっかり作り、効果的な広告をすることができれば、事業を軌道に乗せることができます。

ただし、正確な事業計画書を作成できなければ、事業が失敗する可能性は高まります。
減価償却費や水道光熱費の計算、見込み客の想定など様々な数字が出てくるため、しっかりと計算しなければ、実態と異なる計画書になりやすいためです。
実態とは異なる事業計画書を作成し、黒字になるつもりが大きな赤字になったというケースは珍しくありません。
事業計画書を作成するときは必ず事業計画書に精通した認定支援機関に依頼するようにしましょう。

もし、事業計画書に自信がないという場合は一度弊社までご連絡ください。
弊社は数多くの事業計画書をサポートした実績があり、また事業再構築補助金でも複数の採択実績があります。
事業再構築補助金の採択に向けて全力でサポートさせて頂きます。

コインランドリー事業での採択事例

コインランドリー事業での主な採択事例は下記の通り。

事業計画名事業計画の概要
繊維のプロによるコインランドリー、洗濯代行、宅配サービスの展開長年、繊維・縫製業を行ってきたノウハウを活かし、北海道倶知安町(ニセコ地域)にて、コインランドリー・洗濯代行店を開設する。また、洗濯代行では宅配サービスも行う。
塗装会社が手掛ける住田町初の地域密着型コインランドリー事業岩手県気仙郡住田町で初のコインランドリーを開設します。コインランドリーの外壁及び内装の塗装は自社で行うとともに、施工完成写真のパネルや施工方法のパネル等を掲示し、自社のショールーム的なコインランドリーを運営します。
地域初!キャッシュレス対応最新洗濯乾燥機を導入した有人コインランドリーの開業コロナ禍で衛生面への不安からコインランドリーの需要が増加している。さらに、地方では高齢化が進み、洗濯が負担になっている世帯が多い。また共働き世帯の増加により若年層の需要も高まっている。そのため、有人コインランドリーを開業しどの年代にも使いやすい環境を提供する。
常陸太田市で100年以上続く地元密着企業のコインランドリーへの挑戦常陸太田市で長年設備工事・燃料販売等を営む当社が、コロナ禍および資源価格高騰による売上減を打開すべく、コインランドリー事業を立ち上げ、既存事業とのシナジーを活かし新たな収益の柱とする。
カーボンニュートラルに向けた 災害対応型コインランドリー複合施設本補助事業で行うコインランドリーは、2050年のカーボンニュートラル問題・災害時対策設備を完備し、新たなサービスや機器によるお客様ニーズ対応に特化した次世代型コインランドリーです。
「24時間対応可能な非接触型コインランドリーカフェ」の開設コロナの影響で従業員の確保や売上減少が進む塗装業に代わり、不動産賃貸業で得た人脈・情報を活用し、24時間対応可能な非接触型コインランドリーカフェを開設。新たな分野への進出を目指す。
リネン類に特化したコインランドリー開設。コロナ渦で向上した衛生意識に応える新事業。弊社はホテル清掃業を行っておりますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、ホテル清掃の案件が激減しました。コロナ渦で向上した衛生意識に応えるリネン類に特化したコインランドリーを展開しV字回復を図ります。
コインランドリー事業創設における事業計画書現在日本語学校及び学生寮を経営している。新たに学校や学生寮の1階でコインランドリーの運営を行い学生寮の付加価値を上げ、高速道路付近で洗濯物が干しづらい地域でコインランドリー事業を行なうことで、地域に貢献し、学校の知名度及びイメージをアップを目指す。
IoTシステムを活用した健康・環境に優しいコインランドリーコロナ禍から本業の「建築業」の回復が遅れているため、新分野の「コインランドリー事業」に進出する。FCに加盟し、健康・環境に優しい「洗剤不使用」、密回避・非接触の「IoT活用」、安定稼働率の「ダイナミックプライシング」で差別化を図る。

まとめ

今回はコインランドリー事業で事業再構築補助金成長枠が利用可能であるという点と採択事例を紹介してきました。
ポイントは下記の通り。

  • コインランドリー事業が新たに事業再構築補助金の成長枠補助対象に
  • 事業を始めるハードルが比較的低くおすすめ
  • コインランドリー事業は設備投資の大部分が補助対象となる

 

コインランドリー事業で事業再構築補助金の申請を検討している方は一度ご相談ください。
弊社(CPA)では事業再構築補助金の申請サポート・申請代行を実施しています。
全国各地からオンラインでの初回無料で打ち合わせが可能となっています。
弊社は事業再構築補助金のサポートを行っており、通常枠補助上限を含む、多数の採択実績があります。
「認定支援機関が決まらない」「事業計画書の添削をして欲しい」といった事業者の方はぜひお気軽にお問い合わせください。

詳細は下記のページから

最大1億円の補助金。事業再構築補助金の申請サポートならお任せ下さい。
関連記事
お電話でのお問い合わせ メールでお問い合わせ LINEでのお問い合わせはこちら