事業再構築補助金

グリーン成長戦略とは?利用できる補助金を解説

グリーン成長戦略とは?利用できる補助金を解説

2022年のテーマの一つにグリーン成長戦略があります。
グリーン成長戦略という言葉を耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
しかしながら、グリーン成長戦略についてハッキリと説明できる方は少ないかと思います。
そこで、今回はこのグリーン成長戦略とは何なのか?具体的な概要と利用できる補助金について解説してきます。

グリーン成長戦略とは

グリーン成長戦略とは2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を実現させるための戦略のことをいいます
カーボンニュートラルを実現するために14の重要分野ごとに高い目標を掲げ、あらゆる政策を盛り込んでいます。
グリーン成長戦略での14分野は下記の通り。

政府はこの14重点分野を行う事業者に対して、補助金をだし、カーボンニュートラルゼロの実現を目指しています。
詳細の内容については下記の資料で解説されています。

グリーン成長戦略で利用できる2つの補助金

グリーン成長戦略に関わる事業に取り組む事業者が利用できる主な補助金は大きく分けて、2つです。

  • 事業再構築補助金のグリーン成長枠
  • ものづくり補助金のグリーン枠

2つとも似たような内容の補助金となっていますが、内容、要件は大きく異なります。
事業再構築補助金は大規模な事業再構築に対して大型の補助金を出すというイメージなのに対して、ものづくり補助金は小規模な事業再構築や新規投資に対して補助を出すというイメージです。
具体的な違いについて次の章から解説していきます。

事業再構築補助金のグリーン成長枠

事業再構築補助金のグリーン成長枠の要件、補助金額、補助率については下記の通り。

項目要件
概要研究開発・技術開発又は人材育成を行いながら、グリーン成長戦略「実行計画」14 分野の課題の解決に資する取組を行う中小企業等の事業再構築を支援。
補助金額中小企業等 100 万円 ~ 1 億円
中堅企業等 100 万円 ~ 1.5 億円
補助率中小企業者等 1/2
中堅企業等 1/3
補助対象経費建物費、機械装置・システム構築費(リース料を含む)、技術導入費、専門家経費、運搬費、クラウドサービス利用費、外注費、知的財産権等関連経費、広告宣伝・販売促進費、研修費

詳しい要件などについては下記の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

第6回公募変更点⑤グリーン成長枠の新設第6回の最大の変更点の一つとして挙げられるのがグリーン成長枠の新設です。 脱炭素、SDGsなどをキーワードとした14分野のグリーン成長...

事業再構築補助金のグリーン成長枠の特徴は補助上限額の高さです。
中小企業で最大1億円、中堅企業であれば最大1.5億円と非常に大きな金額の補助がでます。
また補助対象経費の幅も広く、様々な経費に対して補助がでます。
特に重要なのは建物費。
一般的な補助金の場合、建物費が補助の対象となるケースはほとんどありません。
しかしながら、事業再構築補助金であれば、建物費が補助の対象となるため、工場の改修などにも補助が出ます。(建物費は新築でなければならない状況を除き、新築は補助対象外)
補助額や補助範囲的にも非常に大きな補助となります。
そのため、グリーン分野に取り組もうとしている事業者は、事業再構築補助金のグリーン成長枠を利用できないか検証すべきでしょう。

ものづくり補助金のグリーン枠

ものづくり補助金も同じようにグリーン分野に対して、補助金がでます。
ものづくり補助金のグリーン枠は下記の通り。

項目要件
概要温室効果ガスの排出削減に資する革新的な製品・サービス開発又は炭素生産性
向上を伴う生産プロセス・サービス提供方法の改善による生産性向上に必要な
設備・システム投資等を支援
補助金額5人以下・・1,000万円以内
6人~20人・・1,500万円以内
21人以上・・2,000万円以内
補助率2/3以内
補助対象経費機械装置・システム構築費(リース料を含む)、技術導入費、専門家経費、運搬費、クラウドサービス利用費、外注費、知的財産権等関連経費、研修費

事業再構築補助金よりも補助上限額や補助対象経費は少ないです。
しかしながら、補助率は2/3となっており、事業再構築補助金の1/2よりも高めに設定されています
事業費にそこまでお金がかからないという場合や建設費がかからないという場合、ものづくり補助金を利用した方が良いかもしれません。

違う事業であれば併用が可能!

事業再構築補助金とものづくり補助金は同じ事業で補助金を受け取ることはできません。
しかしながら、異なる事業であれば併用することができます。
例えば、「電気自動車の部品を製造する」ことに対しては、事業再構築補助金かものづくり補助金どちらか片方しか利用できません。
しかしながら、「電気自動車の部品を製造する」+「電気自動車のインフラ整備をする」といった場合、前者に事業再構築補助金を利用し、後者でものづくり補助金を利用するという併用ができます。

事業再構築補助金とものづくり補助金はどちらも補助金と補助率の高い補助金です。
大規模にグリーン成長戦略に取り組むという事業者は併用を検討してみても良いかもしれません。

まとめ

今回はグリーン成長戦略の概要とグリーン分野で利用できる補助金について解説してきました。
ポイントをまとめると下記の通り。

  • グリーン成長戦略の補助金は主に「事業再構築補助金」と「ものづくり補助金」の2つ
  • 基本的には補助額や補助範囲が広い事業再構築補助金の方が有利
  • ものづくり補助金は補助率が高いので、小規模な投資をする事業者におすすめ

グリーン成長戦略は今後間違いなく需要が増えていく分野です。
こういった補助金を活用しながら、さらなる事業発展に取り組んでみてください。

 

 

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