事業再構築補助金

旅行業での事業再構築補助金採択事例とポイントを解説!

旅行業での事業再構築補助金採択事例とポイントを解説!

コロナの影響を最も受けた業種の一つである旅行業。
しかしながら、近年水際対策の緩和やインバウンドの回復、コロナの5類移行、全国旅行支援などもあり、急速に回復傾向に向かっています。
事業再構築補助金を活用して、事業に弾みをつけたいと考えている事業者の方もいらっしゃいますよね。
そこで今回は旅行業の事業再構築補助金採択事例を紹介していきます。
旅行業の方で事業再構築補助金の申請を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

旅行業は事業再構築補助金の補助対象

旅行業は事業再構築補助金の補助対象です。
旅行業は新型コロナウィルスの影響を最も受けた業種の一つです。
事業再構築補助金は新型コロナウィルスの影響を受けた事業者に対して、支援する意味合いが強いことから、旅行業は事業再構築補助金に採択されやすい業種といえるでしょう。
実際過去の採択事例でも多数の旅行業での採択事例があります。
次の章では旅行業ではどのような事業が採択されてきたのかを紹介していきます。

旅行業での事業再構築補助金採択事例

旅行業での主な事業再構築補助金採択事例は下記の通りです。

  • 地域と連携した新たな枠組みでの観光事業
  • 宿泊業
  • グランピングやキャンプ事業
  • ワーケーション

具体的に解説していきます。

地域と連携した新たな枠組みでの観光事業

地域と連携した新たな枠組みでの観光事業はおすすめできるビジネスモデルです。
地域の事業者と連携したビジネスモデルは評価が高く、採択されやすい傾向にあるためです。
実際、公募要領の審査項目・加点項目として「④ 先端的なデジタル技術の活用、新しいビジネスモデルの構築等を通じて、地域のイノベーションに貢献し得る事業か。」(事業再構築補助金 第7回公募)という項目があります。
旅行業としては狙い目のビジネスモデルといえるでしょう。
また採択事例の代表例として、沖縄ツーリストの採択事例も下記の通り、紹介されてました。

事業再構築補助金第2回採択事例集 事業再構築補助金ホームページ

旅行業は地域社会との連携が強い業種の一つ。
地域と連携して新たなビジネスモデルを構築していくというのは有力な選択肢の一つとして挙げられるでしょう。

宿泊業

旅行業と親和性の高い宿泊業への事業展開した採択事例も数多くありました。
近年はインバウンドの回復や全国旅行支援の影響もあり、宿泊業への需要が急増してきました。
観光庁の宿泊旅行統計調査(令和4年11月・第2次速報、令和4年12月・第1次速報) によると日本人の宿泊者数は令和4年11月時点で4,227万人となっており、2019年同月比と比較すると+4.1%とコロナ前の水準まで回復しました。
外国人は中国の厳しいコロナ対策の影響もあり、382万人と2019年同月比-57.8%と回復途上ですが、今後は堅調に推移していくものと考えられます。
宿泊業は狙い目の事業テーマといえるでしょう。
代表的な採択事例は下記の通り。

事業計画名団体客志向の山荘施設をリノベーションして、個人客志向の新しいニーズの宿泊施設に再構築する。
事業計画概要登山客、合宿客及び団体旅行客の標的顧客からワーケーション等の新形態の個人顧客ニーズに合わせた宿泊施設に再構築する。

グランピング、キャンプ事業への事業再構築

グランピング、キャンプ事業への事業再構築事例も数多くありました。
既存事業の観光資源を活用し、コロナ禍で需要が増えている屋外でのグランピングやキャンプ事業へ参入するというものです。
旅行業とのシナジー効果も高く、おすすめできるビジネスモデルの一つといえるでしょう。
代表的な採択事例は下記の通り

事業計画名グランピング事業参入による収益構造改善でコロナ危機脱出を図る
事業計画概要本補助事業は、当社の既存事業である旅行業と測量・補償コンサルタントの加えて、「グランピング事業」という新規事業を展開することで、国内旅行マーケットへの進出も視野に入れながらも、従来型の旅行・観光市場の景気動向に影響されにくい、新たな収益の柱を築き、収益構造の改善を目指すことで、コロナ危機脱出を図るものである。

 

事業計画名自然と共存するキャンプ場づくりで地域活性化
事業計画概要山岳観光地にてキャンプ場を開き宿泊事業に参入。ツリーキャンプエリア、フリーサイトエリア、カーステイエリアの3タイプを用意する。また、キャンプ場周辺でe-bike体験を行い志賀高原の魅力を肌身で感じていただき長期滞在を促す。

 

グランピング、キャンプ事業については下記の記事も参考にしてみてください。

事業再構築補助金でグランピングの新規事業がおすすめできる4つの理由のアイキャッチ画像
事業再構築補助金でグランピングの新規事業がおすすめできる4つの理由事業再構築補助金の中で最も課題となるのが「なんの取り組みをするか」ということかと思います。 実際申請に来られた方の中の相談内容でもとり...
事業再構築補助金でキャンプ場事業に新規事業展開!のアイキャッチ画像
事業再構築補助金でキャンプ場事業に新規事業展開!事業再構築補助金の事業再構築で、人気の高いビジネスモデルの一つにキャンプ場があります。 コロナ禍での密を避けれる環境であることや多くの...

ワーケーションへの事業再構築

テレワーク、リモートワークの普及により、ワーケーション事業も注目を浴びています。
ワーケーションとは「WORK(仕事)×vacation(休暇)」の造語でオフィスではない旅行先などでテレワークなどを行う環境を提供することをいいます。
楽しめる休暇を提供する旅行業にとって、シナジー効果が高い事業といえるでしょう。
代表的な採択事例は下記の通り

事業計画名大草原の国立公園内でのワーケーションを実現するための宿泊施設新設の新分野展開事業計画
事業計画概要当社ではこれまで阿蘇地域の観光名所の立地を活かし、乗馬目的での観光客をターゲットとしていたが、コロナ禍で観光メインの事業は打撃を受けた。そこで昨今の時流を踏まえてワーケーション客の取り込むため、老朽化により客室としての使用をしなくなった建物を建て替えることで長期滞在型客室の整備し、熊本県阿蘇の観光にも寄与する。
事業再構築補助金でワーケーション事業がおすすめできる理由3点とは事業再構築補助金を申請する際に、課題となりやすいのがどのような取り組みをするか。という点です。 実際弊社に来られるお客様でも新規事業の...

まとめ

今回は旅行業での事業再構築補助金採択事例とポイントについて紹介してきました。
ポイントは下記の通り。

  • 旅行業は事業再構築補助金の補助対象
  • 旅行業はコロナの影響が大きく、採択率が高め
  • 地域の事業者と連携した観光事業は評価が高い
  • グランピング、宿泊業、ワーケーションでの採択事例も多い

 

 

旅行業の方で事業再構築補助金の申請を検討している方はぜひ一度ご相談ください。
弊社(CPA)では事業再構築補助金の申請サポート・申請代行を実施しています。
全国各地からオンラインでの打ち合わせが可能となっています。
弊社は事業再構築補助金のサポートを行っており、通常枠補助上限を含む、多数の採択実績があります。
「認定支援機関が決まらない」「事業計画書の添削をして欲しい」といった事業者の方はぜひお気軽にお問い合わせください。

詳細は下記のページから

最大1億円の補助金。事業再構築補助金の申請サポートならお任せ下さい。

関連記事
お電話でのお問い合わせ メールでお問い合わせ LINEでのお問い合わせはこちら