事業再構築補助金

2023年度学習塾におすすめの補助金3選

2023年度学習塾におすすめの補助金3選

学習塾の開業を考えている事業者にとって、補助金は開業時の財政的な支援として非常に役立ちます。
教育機器の導入や塾の設備投資には多額の初期投資が必要となりますが、補助金を利用すれば、数百万円から数千万円もの支援を得られる可能性があります。
どの補助金を利用するべきか選ぶのは難しいかもしれませんが、今回は学習塾におすすめの補助金3選をご紹介します。
これから学習塾を開業しようと考えている方は、ぜひ本記事の補助金を活用してみてください。

2023年学習塾におすすめしたい補助金3選

2023年学習塾におすすめしたい補助金は以下の3つです。

  1. 事業再構築補助金 成長枠
  2. IT導入補助金
  3. 小規模事業者持続化補助金

それでは、各補助金の内容を具体的に見ていきましょう。

事業再構築補助金 成長枠

学習塾に特におすすめしたいのが、事業再構築補助金の成長枠です。
事業再構築補助金は新型コロナウィルスの影響を受けた事業者が新たな取り組みを行う際に対しての補助金です。
成長枠には市場拡大要件(市場規模が拡大している事務局が指定した事業したできない要件)が設定されていますが、学習塾は市場拡大要件に当てはまります。(成長枠対象リスト)。
少子高齢化は進んでいるものの、一人当たりにかける教育費が増えていることから、意外にも市場規模が拡大している業種・業態となります。
補助金額は従業員数に応じて、最大で7000万円まで支援され、様々な経費が補助の対象となります。
教室のリノベーション費用や教育機器の導入費用など、教育事業を豊かにするための投資がサポートされます。
もっとも注目度が高い補助金の一つといえるでしょう。

成長枠の要件は下記の通り。

目的成長分野に向けた大胆な事業再構築に取り組む事業者に向け、売上高減少要件を撤廃した成長枠
補助上限金額
  • 【従業員数20人以下】100万円~2,000万円
  • 【従業員数21~50人】100万円~4,000万円
  • 【従業員数51~100人】100万円~5,000万円
  • 【従業員数101人以上】100万円~7,000万円
補助率
  • 中小企業者等1/2 (大規模な賃上げ(※1)を行う場合2/3)
  • 中堅企業等 1/3(大規模な賃上げ(※1)を行う場合1/2)
要件
  • 事業計画を認定経営革新等支援機関や金融機関と策定し、一体となって事業再構築に取り組む
  • 補助事業終了後3~5年で付加価値額の年率平均4.0%以上増加 又は従業員一人当たり付加価値額の年率平均4.0%以上増加
  • 取り組む事業が、過去~今後のいずれか10年間で、市場規模が10%以上拡大する業種・業態に属していること
  • 事業終了後3~5年で給与支給総額を年率平均2%以上増加させること

<補助率引上げを受ける場合の追加要件>【補助率引上要件】

  • 補助事業期間内に給与支給総額を年平均 6%以上増加させること
  • 補助事業期間内に事業場内最低賃金を年額 45 円以上の水準で引上げること

事業再構築補助金には細かい要件があります。
弊社は事業再構築補助金の申請サポートを実施しています。
全国から初回オンライン面談無料で対応しておりますので、「事業再構築補助金の対象となるの?」「どういったことをやる必要があるの?」など疑問点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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IT導入補助金

学習塾経営においてもIT技術の導入は欠かせない要素です
IT導入補助金は、教育業界でITツールを新たに導入する際の経費を補助します。
例えば、オンライン授業システム、生徒管理システム、学習進捗管理ツールなどの導入が対象で、最大450万円までの補助が受けられます。
これにより、最新技術を低コストで取り入れることが可能となります。

小規模事業者持続化補助金

小規模な学習塾を運営する事業者には、小規模事業者持続化補助金がおすすめです
補助上限金額は最大100万円(特別枠は250万円)と他の補助金に比べて低いものの、採択率が高く、塾の新規開業や既存の教室の改善、教育プログラムの充実などに利用できます。教育事業の基盤を固めるための手軽な補助策として注目されています。

まとめ

今回は2023年現在、学習塾におすすめの補助金3選について解説してきました。
ポイントは下記の通り。

  • 事業再構築補助金の成長枠は、事業の大幅な転換を図る塾に適しており、そのために必要な資金を大規模に支援します。
  • IT導入補助金を活用することで、デジタル化が進む教育分野での新しい学習ツールや管理システムを導入することが可能になり、オンライン学習の普及に対応できます。
  • 小規模事業者持続化補助金は、小規模な塾でも改善・発展を目指すための資金を提供し、経営の安定化をサポートします。

これらの補助金は、それぞれ特色があります。
そのため、学習塾の規模や事業内容、今後の目指す方向性に応じて選択することが重要といえるでしょう。
各補助金ともに要件や手続きが複雑のため、申請にあたっては、認定支援機関の申請サポート機関の利用も検討してみることをおすすめします。

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