事業再構築補助金の申請サポートを依頼する際、料金というのは最も気になるポイントの一つではないでしょうか。
なるべく安くしたい、高い料金でも確実に採択を得たいなど様々な考え方があるかと思います。
そこで今回は事業再構築補助金の申請サポート料金と適切な選び方について解説していきます。
事業再構築補助金の申請サポート料金の目安は?
申請代行を選ぶ際に重要となるポイントの一つに申請代行の手数料や成功報酬があるかと思います。
申請サポート料金の手数料や成功報酬は下記の範囲内であれば適正と言えるでしょう。
- 着手金・・10~30万円
- 成功報酬・・補助金額の5%~15%
この範囲内であれば適正な報酬数値です。
上記より低い報酬の場合は、サポートが浅くなる可能性が高く、逆に高いと例えサポートが充実していたとしても、相場よりも高い数値となるかと思います。
また、相場に比べてあまりにも費用が安い場合、オプション費用が発生する可能性がある点は注意しなければなりません。中にはオプション費用が多分にかかり、総額で見ると高額になったということは少なくありません。
総額でいくらかかるかという点も確認しておきましょう。
安さを売りにしたサポートのトラブルが増加
近年、安さを売りにした事業再構築補助金のサポートによるトラブルが増加しています。以下に、その代表的な例を挙げます。
- 採択後の入金までのサポートがなく、補助金が下りなくなってしまった
- 採択後に発生する費用(交付申請、実績報告書の作成、事業化状況報告等)について、別途追加料金が発生し、結局割高になってしまった
- 採択されたら連絡が取れなくなった
- 書類作成の粗さや手抜きが原因で申請が却下された
これらのトラブルは、安さだけを売りにしたサポートが提供するサービスの質が低いために起こります。お客様が補助金を確実に受け取ることができないばかりか、結局割高になってしまうケースも少なくありません。
もちろん安くても良いサービスを提供しているサポートもいらっしゃいます。
しかしながら、傾向としては安ければ安いほどサービスが悪くなりやすい傾向にあります。
実際に、事業再構築補助金の資料でも下記の通り成功報酬が2.5%以下の事業者の採択率は極端に低くなっています。
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このため、安さを売りにした事業再構築補助金のサポートはなるべく避けた方が良いでしょう。
1つ思い出していただきたい点は、皆さんの目的は「採択」になります。「安い申請代行会社を探すこと」ではないはずです。つまり、せっかく安い申請代行会社を見つけても、不採択となってしまっては何の意味もありません。
したがって、よほどこの相場レインジ内であれば、あとは「採択する力がありそうかどうか」という点で決めることをオススメします。
なお、弊社の着手金、成功報酬につきましては下記をご参考ください。
事業再構築補助金のサポートを選ぶときのポイント
事業再構築補助金のサポートを選ぶ際には、以下のポイントを考慮しましょう。
- 信頼できる実績や評判を持つサポートを選ぶ
- 手厚いサポートが提供されることを確認する
- 費用対効果を検討し、適切な報酬体系を選ぶ
具体的に解説していきます。
信頼できる実績や評判を持つサポートを選ぶ
事業再構築補助金では信頼できる実績や評判を持つサポートを選ぶようにしましょう。
事業再構築補助金やものづくり補助金での採択実績がしっかりあるか、評判は良いかなどを確認していきます。
また、所属する業界団体や資格を確認し、専門性があるかを見極めます。
特に難関資格である公認会計士や税理士、MBAなどを保有しているサポートが好ましいです。
これらのポイントを検討することで、信頼できる実績や評判を持つサポートを選ぶことができ、事業再構築補助金の採択率を高めることができます。
手厚いサポートが提供されることを確認する
事業再構築補助金で手厚いサポートが提供されることを確認しましょう。
まず、サポートが申請書類の作成から提出、採択後の手続きまで一貫してサポートしてくれるかを確認します。サポートの中には途中で連絡を取れなくなるケースや他の手続きはオプションがかかるなどといったトラブルも少なくありません。
どのくらいまでサポートをしてくれるのかを確認する必要があります。
次に、疑問や問題が発生した際の対応力や連絡の取りやすさを調べ、迅速かつ適切なサポートが受けられるかを確認しましょう。特に事業再構築補助金で実績のあるサポートは顧客の悩みを把握しておりますので、スムーズな対応ができることが多い傾向にあります。
また、隠れた追加費用がなく、透明性のある報酬体系であることも重要です。
これらのポイントを確認することで、手厚いサポートが提供されるサポートを見極め、事業再構築補助金の採択につなげることができます。
費用対効果を検討し、適切な報酬体系を選ぶ
費用対効果を検討し、適切な報酬体系を選びましょう。
まず、サポートの提供するサービス内容や品質を総合的に評価し、費用が適正であるかを判断します。安いだけでなく、サポート内容や成果が期待できることが重要です。
また、成功報酬型の報酬体系であれば、サポートもクライアントの成功を目指すため、より効果的なサポートが期待できます。
最後に、複数のサポートを比較検討し、自社の予算やニーズに合った報酬体系を選択することが望ましいです。
これらのポイントを考慮することで、費用対効果が高く、適切な報酬体系を持つサポートを選ぶことができます。
まとめ
今回は事業再構築補助金のサポート料金の目安と選び方について解説してきました。
ポイントは下記の通り。
- サポート料金の目安は着手金10万円~30万円+成功報酬補助金額の5~15%
- 安さを売りにしたコンサルタントのトラベルが多い傾向に
- 報酬体系が安い(2.5%以下)場合、採択率も低い傾向に
- サポートを選ぶときは「信頼できる実績や評判を持つサポートを選ぶ」「手厚いサポートが提供されることを確認する」「費用対効果を検討し、適切な報酬体系を選ぶ」が重要
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