事業再構築補助金

接骨院(整骨院)での事業再構築補助金採択事例とポイントを解説!

接骨院(整骨院)での事業再構築補助金採択事例とポイントを解説!

事業再構築補助金を活用して、接骨院(整骨院)を利用した事業を考えているという方もいらっしゃいますよね。
新型コロナウィルスの影響で、受診控えが増え、厳しい経営環境が続いたという事業者の方も多いかと思います。
事業再構築補助金は厳しい経営状況にある接骨院(整骨院)を立て直す絶好のチャンスと言えるでしょう。
そこで、今回は
接骨院(整骨院)での事業再構築補助金採択事例とポイントを解説していきます。

接骨院(整骨院)は事業再構築補助金の補助対象

接骨院(整骨院)は事業再構築補助金の補助対象となります。
過去に複数の採択事例がある他、新型コロナウィルスの影響で受診控えが増え、経営にダメージとなった事業者が多いためです。
事業再構築補助金は新型コロナウィルスの影響を大きく受けた事業者ほど優遇される傾向にあります。
特に、新型コロナウィルスの前の業績に戻っていない事業者の方はチャンスと言えるでしょう。

接骨院(整骨院)の市場規模や顧客ニーズ

接骨院(整骨院)の市場規模は新型コロナウィルスの影響で一時落ち込んだものの、回復傾向にあります。
大手市場調査会社である矢野経済研究所によると、2021年の柔道整復・鍼灸・マッサージ市場は前年比5.3%増の9,680億円と推計されています。

柔道整復・鍼灸・マッサージ市場推移

柔道整復・鍼灸・マッサージ市場に関する調査を実施(2022年) 矢野経済研究所

2019年とほぼ同様の水準まで戻っていることから、一時的に緊急事態宣言や受診控えが増えたものの、影響は限定的だったと言えるでしょう。
とはいえ、全体としてみたときには影響は限定的かもしれませんが、中にはコロナ前よりも顧客が落ち込んだという事業者の方もいらっしゃいますよね。
事業再構築補助金を活用し、コロナ前の状況に戻したい、またはコロナ前より業績を拡大させたいと考えるのは当然かと思います。
そこで次の章では、接骨院(整骨院)での事業再構築補助金の採択事例について確認していきます。
過去の接骨院(整骨院)の採択事例を元に、どういった事業で事業再構築補助金に取り組むか検討してみてください。

接骨院(整骨院)での事業再構築補助金採択事例

接骨院(整骨院)での事業再構築補助金採択事例は主に下記の通り。

  • 介護
  • ヘルスケア
  • エステサロン

具体的に解説していきます。

介護事業

接骨院(整骨院)でのノウハウを活用し、デイサービスなどの介護事業を行うというは代表的な採択事例の一つです。
高齢化が急速に進む日本では、高齢者の介護というのは重要なテーマの一つとなっています。
事業再構築補助金でも高齢者向けのサービスは採択率が高めのテーマとされており、接骨院(整骨院)での親和性が高い事業テーマとして有力な事業となるかと思われます。
代表的な採択事例は下記の通り。

事業計画例整骨院と介護を連携させた地域密着型通所介護施設の開設
事業計画概要デイサービスを新分野展開し既存の事業である整骨院に併設する。主に運動器疾患のリハビリ施設である整骨院にデイサービスを併設する事によりカルテを共有し、専門的な運動療法、体操を個々に提供。高齢者の自立支援で介護重度化を防止し、社会保障費の抑制、さらに地域活性化へ繋げる
事業計画例療術業から介護事業への業種転換
事業計画概要新型コロナウイルス感染症により、来院数減少する一方で、高齢者においては外出自粛による運動不足などに起因する身体機能低下が問題視されてきており、アフターコロナに向けた事業として、身体機能回復を目的とした地域密着型の短時間デイサービスを新規事業として立ち上げ、事業転換を図る。

ヘルスケア、トレーニングジム

ヘルスケアに関する事業も採択事例として多い傾向にありました。
「パーソナルジム」「トレーニングジム」などが代表的な採択事例です。
健康寿命の延伸を意識した事業計画が多く、接骨院(整骨院)と親和性が高いテーマといえます。
また、事業再構築補助金では建設費・改修費が補助の対象となるため、トレーニングジムといった建設費・改修費がメインとなる事業とは相性が良く、おすすめです。
代表的な採択事例は下記の通り。

事業計画例健康寿命を延ばそう!クラウドも利用した身体機能改善パーソナルトレーニング事業
事業計画概要当院の治療ノウハウを用いて痛みや衰えなどがあっても安心してできるパーソナルトレーニングを提供する。
またクラウドサービスで利用者が自宅でもケアや自己管理ができる環境を提供し健康で楽しい生活が送れるようにお手伝いをする。
事業計画例健康寿命を延ばすための高齢者向けトレーニングジムへの新分野展開
事業計画概要コロナ過で既存事業の売上が減少する中、高齢者を中心とした健康寿命を意識した需要の高まりを市場機会と捉え、鍼灸整骨院運営・スポーツプログラマー在籍といったつよみを活かした高齢者向けのトレーニングジム事業への新たなチャレンジ

エステサロン

接骨院(整骨院)のノウハウを活用したエステサロンという採択事例もありました。
接骨院(整骨院)の主な利用者は40代以降であるものの、20代~30代といった若い世代にでも高い潜在需要があるとされています。
J-Net21によるアンケート調査では、特に若い女性の潜在需要が高いといった結果がでました。

図5 潜在需要

整骨院(2021年版) 市場調査データ J-Net21
こういった若い世代の潜在需要を狙っていくというのも有力な選択肢となるでしょう。
実際の採択事例は下記の通り。

事業計画例整骨院のノウハウを活かし、最新鋭機械を使ったエステ・脱毛事業への進出
事業計画概要整骨院の一部のスペースに、20代から40代の若い世代の女性および美容に興味がある男性をターゲットとし、最新鋭のエステおよび脱毛機械を使ったエステおよび脱毛事業を実施します。具体的には、部分脱毛や全身脱毛などの脱毛サービス、骨格矯正を取り入れたフェイシャル・頭蓋小顔矯正・ボディーメイク痩身ダイエット等のエステサービスをご提供します。
事業計画例療術整骨院の強みを最大限活かしたエステ事業における新規挑戦
事業計画概要コロナで売上減少の中、新規挑戦としてオンラインでもできるダイエット指導とエステ事業に取り組みます。当院には、柔道整復師だけでなく管理栄養士、スポーツトレーナーもおり、最新の他では真似できないサービスの提供が出来ます。

 

まとめ

今回は接骨院(整骨院)での事業再構築補助金採択事例とポイントを解説してきました。
ポイントをまとめると下記の通り。

  • 接骨院(整骨院)は事業再構築補助金の補助対象
  • 接骨院(整骨院)は新型コロナウィルスの影響を受けたものの、業績は回復傾向
  • 「高齢者向けサービス」「ヘルスケア、トレーニングジム」「エステ」が採択事例として多い

 

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