事業再構築補助金

グランピングの開業の流れや費用は?おすすめの補助金も解説!

グランピングの開業の流れや費用は?おすすめの補助金も解説!

近年急速に市場規模が拡大しているのがグランピング事業です。
コロナ前から徐々に人気が高くなってきた事業でもありますが、非接触の事業であることからコロナ後さらに拡大しました。
これからグランピング事業を開業したいと考えている方もいらっしゃいますよね。
そこで今回はグランピング開業の流れや費用、おすすめの補助金について解説していきます。

駒田裕次郎

監修: 駒田 裕次郎(こまだ ゆうじろう)

駒田会計事務所 【コマサポ】代表

【来歴】大手監査法人の経験を活かし、創業支援・補助金支援を中心とする「駒田会計事務所」を東京・渋谷に設立。資金調達や事業計画の作成、税務や経営相談まで顧客に寄り添うきめ細やかなサポートを提供。

【実績】創業融資・補助金の支援実績は、累計3,000件以上(2025年1月末現在)

【所有資格】公認会計士・税理士・認定支援機関

「一人ひとりの起業家の成功を願い、日本の未来を明るくする」をモットーに、日々奔走。

グランピングとは?

グランピングとは従来とは異なる魅力的なキャンプ、豪華なキャンプのことをいいます
英語の「Glamorous(グラマラス)」と「Camping(キャンピング)」を合わせた造語で、2015年ごろから注目されてきました。
キャンプ場との違いは設備です。
キャンプ場では自らテントや食材、寝袋などを持ち込むのが主流ですが、グランピングではテントやコテージ、シャワールーム、トイレなど生活に必要な設備が完備されています。
ですので、グランピングは気軽に屋外での宿泊を楽しめるイベントとして注目が高まっています。

グランピング開業の流れ

グランピング開業の流れは主に下記の通り。

  1. 事業計画の策定
  2. 土地・施設の選定と設備投資
  3. 資金調達
  4. 運営・管理の体制作り
  5. プロモーション

具体的に解説していきます。

1. 事業計画の策定

事業を開始するにあたり、まずは事業計画を策定します
グランピングの開業では、立地や施設の規模、提供するサービスの内容などを考え、それによって予想される売上や経費を計算します。また飲食やアクティビティの提供、地域との連携等も重要な要素となってきますので、必ずどのようなグランピング施設を構築したいか事前にイメージしておきましょう。

マーケット調査を念入りに行い、ターゲット顧客のニーズや他のグランピング施設との差別化など、成功するための戦略を明確にします。
特に近年はグランピングの開業が増えており、今後は過当競争になる可能性が高いです。
しっかりとした事業計画の作成が必要といえるでしょう。

2. 土地・施設の選定と設備投資

次に、グランピング施設を開設する場所を選びます。
グランピングは立地が非常に重要になりますので、慎重に決定する必要があります。
駅からのアクセスや周辺環境、自然の豊かさなどが重要なポイントになります。
土地が決まったら、建物やテントの設置、水回りや電気の設備、インテリアの設定などを行います。

3. 運営・管理の体制作り

施設の設備が整ったら、運営と管理の体制作りをします
スタッフの募集と教育、清掃やメンテナンスの体制、予約管理や販売戦略など、日々の運営をスムーズに行うための体制作りが重要となります。
グランピングは一般的な宿泊業と比較すると、人件費が安く抑えられる傾向にあります。
反対に、人件費をかけすぎると採算性が厳しくなるので、いかに人件費を抑えるかというのも大きなポイントの一つとなるでしょう。

4. 資金調達

およその金額にめどがたったら、資金調達を行います。
資金調達は自己資金だけでなく、銀行融資やクラウドファンディング、事業投資家からの資金調達など、さまざまな方法があります。
事業計画がしっかりしていれば、他からの資金調達もしやすくなります。

5. プロモーション

施設のオープン前後は、プロモーションを行って集客を図ります。
ホームページやSNSを活用したデジタルマーケティングはもちろん、イベントやメディアを使った宣伝活動も効果的です。また、口コミや評判が重要なため、初めてのゲストへのサービス向上にも力を入れましょう。
グランピング施設はなっぷという予約サイトがメインの集客方法となります。

グランピング開業の費用

グランピング施設の初期投資額は、施設の規模や立地、設備によって大きく異なりますが、一般的にスモールスタートの場合は2,000万円〜5,000万円程度とされています。
その内訳は、土地購入や借地料、設備投資(テントや建物の設置費用、電気・水道設備等)、初期運営費用(広告宣伝費、人件費など)などです。
DIYして行うか、外注して行うかによっても大きく異なります。
限定的な費用で行いたいという場合はDIY,時間を優先にしたいという場合は外注することをおすすめします。
グランピング施設は大規模な投資となると1億円以上かかることは珍しくありません。
どの程度の規模のグランピング施設を構築したいのか、事前にしっかりとイメージを行うことが重要です。

2023年度の開業がおすすめの理由

グランピング施設は2023年度の開業がおすすめです。
それは「事業再構築補助金の成長枠が利用できるから」です。
事業再構築補助金の成長枠とは、補助事業として取り組む事業が、過去〜今後のいずれか10年間で、市場拡大が10%以上拡大する業種・業態に属する必要があります。この「市場拡大要件」に、グランピング事業が該当します。(成長枠対象リスト より)
市場拡大が10%以上拡大する業種・業態については事業再構築補助金事務局が指定しており、原則として事業再構築補助金事務局側が指定した事業しかできないということになります。
そのため、事業再構築補助金の成長枠を活用することで、事業の立ち上げに必要な初期投資を抑えることが可能となります。
補助率は1/2で、補助額の上限は7000万円となっています。
例えば、1億円の投資が必要な場合、事業再構築補助金を活用することで、自己負担は最大で半分の5000万円となります。
これは初期投資の大きなハードルを、劇的に軽減することができます。
もちろん、全額が補助対象となるという可能性は低いですが、それでも大部分が補助対象となるのは間違いありません。

まとめ

今回はグランピング事業の開業の流れと費用について解説してきました。
ポイントは下記の通り。

  • グランピング事業の市場規模が近年急速に拡大。
  • グランピング開業の流れは事業計画の策定、土地・施設の選定と設備投資、資金調達、運営・管理の体制作り、プロモーション
  • グランピング施設の初期投資額は2,000万円〜5,000万円程度が一般的。大規模な投資となると1億円以上かかることも。
  • 事業再構築補助金成長枠を活用することで、事業の立ち上げに必要な初期投資を抑えることが可能。
  • 事業再構築補助金の成長枠の補助率は1/2で、補助額の上限は7000万円

 

グランピング場関連で事業再構築補助金の申請を検討している方は一度ご相談ください。
弊社(CPA)では事業再構築補助金の申請サポート・申請代行を実施しています。
全国各地からオンラインでの初回無料で打ち合わせが可能となっています。
弊社は事業再構築補助金のサポートを行っており、通常枠補助上限を含む、多数の採択実績があります。
「認定支援機関が決まらない」「事業計画書の添削をして欲しい」といった事業者の方はぜひお気軽にお問い合わせください。

詳細は下記のページから

最大1億円の補助金。事業再構築補助金の申請サポートならお任せ下さい。

まずは無料相談から始めてみませんか?

「自分の事業が補助対象になるか分からない」「どのように申請すればいいか不安」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
駒田会計事務所では、初回無料相談を通じて、事業内容やビジョンに合った補助金の活用方法をご提案しています。

✅ 駒田会計事務所では、補助金申請のご相談を全国対応で承っております (監修:公認会計士 駒田裕次郎|プロフィールを見る
  • 採択実績300件以上:ものづくり補助金・事業再構築補助金等
  • 「新事業進出補助金」にもいち早く対応し、各業種で申請支援中
  • 公認会計士が直接対応:制度に詳しい専門家が丁寧にサポート
  • オンライン完結・地方対応OK:全国どこからでも相談可能です

📩【まずは無料相談から】 「どの補助金が使えるか分からない…」という方も安心してください。 貴社に合った補助金を一緒に探し、申請可能性を無料で診断いたします。

関連記事
お電話でのお問い合わせ メールでお問い合わせ LINEでのお問い合わせはこちら