事業再構築補助金

事業再構築補助金成長枠で映画館は対象事業!採択事例を紹介

事業再構築補助金成長枠で映画館は対象事業!採択事例を紹介

事業再構築補助金の成長枠では通常枠とは異なり、新たな事業が市場規模が拡大しているまたは拡大する見込みの事業のみと限定されています。
事業再構築補助金のホームページの中で「成長枠の対象業種・業態の指定について」が公開されており、原則としてこの中から事業を選択する必要あります。
今回は成長枠の対象事業の一つである「映画館」について解説していきます。

映画館とは?事業再構築補助金成長枠の対象!

映画館は事業再構築補助金の成長枠の対象事業です。
映画館はアトラクションのあるなしにかかわらず商業的に映画の公開を行う事業です。
主として映画館の賃貸を行う事業も対象となっています。
映画館といえば、大規模な映画館を想定するかもしれませんが、小さなタイプの映画館やシアターも対象となります。
主な対象事業としては映画館;映画劇場;野外映画劇場;映画館賃貸業;ミニ・シアター;ビデオ・シアターが補助対象です。

映画館は小規模な事業展開がおすすめ

映画館は新型コロナウィルスの影響を強く受けており、近年は厳しい状況でした。
しかしながら、新型コロナウィルスの影響が収まりつつある昨今では市場規模の拡大が見込まれます。
中小企業でもチャレンジできるような小規模な事業展開であれば、最低限のリスクで事業展開ができます。
事業再構築補助金でチャレンジできるような小規模な映画事業の一部を紹介します。

屋外映画上映会(アウトドアシアター)

屋外映画上映会(アウトドアシアター)は空き地や公園などの屋外スペースを活用できます。
プロジェクターやスクリーン、音響設備を用意すれば簡単に始められます。また、飲食物の販売やイベント企画も盛り込むことで収益を上げることができます。

移動式ミニシアター

トラックやバスを改造し、移動式のミニシアターを作ることができます。地域イベントや学校行事など、さまざまな場所で映画上映ができ、多くの人々に映画鑑賞の機会を提供できます。
地域事業者と連携することで、地域経済への波及も期待ができます。

レンタルスペースを利用した小規模映画館

既存のレンタルスペースやカフェ、ギャラリーなどを利用して、定期的に映画上映会を開催することができます。
遊休資産がある事業者の方が取り組みやすいテーマです。
独自のプログラムを企画し、アート作品やインディペンデント映画を上映することで、独自のファン層をつくることができます。

VR(バーチャルリアリティ)シアター

最新のVR技術を利用した映画鑑賞体験を提供することができます。
VRは先端的なデジタル技術の一つとして、事業再構築補助金の加点要素となります。
VRヘッドセットや専用の視聴スペースを用意すれば、手軽に始められます。これにより、お客様に新しい映画鑑賞の形を提供し、話題性も生み出せます。

このように近年では多様な形での映画館事業を提供できます。
自社のリソースと相談して、最適なビジネスモデルを生み出していくことが重要と言えるでしょう。
実際に過去の採択事例ではどのようなビジネスモデルが採択されてきたのかを紹介していきます。

映画館での採択事例

映画館事業による具体的な採択事例は下記の通り。

事業計画名事業計画概要
シミュレーションゴルフで健康維持と新しいアフター5の構築コロナにより不稼働となっている団体用個室にゴルフシミュレーターとミニシアターを導入し、境港市に非対面型の新たな遊戯施設を創設。観光地に近い好立地を活かし、観光客や地元の若い世代の人流の活性化を目指す。
日向市の魅力最大限活用!空き家物件を再生し、宿泊新事業への挑戦!日向市の魅力を最大限活用し、弊社の強みを活かしたシアタールーム型宿泊施設や簡易サウナ施設が併設された、空家物件再利用の収益化に資金効率の高いゲストハウス事業(旅行業)へ参入します。
次世代型360度シアターを実現する裸眼立体視メタバースの企画・開発舞台芸術の分野において、裸眼立体視を実現するなど従来とは全く異なる驚きにあふれた仮想空間=メタバースシアターの企画開発を進め、新事業を創出します。
観客やスタッフが活発に交流するこれまでにない新しいスタイルの映画館の開業・運営訪れた人々のコミュニケーションを促進するカフェ併設型ミニシアターをつくり、これまでにない新しい映画鑑賞体験を提供します。ミニシアターが存在しなかった東京の東エリアでの開業も新しい点で、文化の地元消費のあらたな基盤となります。
内外装業のノウハウを活かす業界初【どこでも映画館】への新事業展開内外装業から思い切った事業構築で、新事業として、どこでも映画館クオリティの空間構築を提供する【どこでも映画館】を展開します。本補助事業では、どこでも映画館のショールームと360゜VR対応WEBサイトを構築します。
MONKEYシアターレストラン事業計画独立系映画館と飲食店との融合。既存の配給会社や映画館の影響を受けない自由な発想を活かした劇場運営。上映後に併設されるレストランでのスタッフ等との交流ができる空間の提供。

まとめ

今回は事業再構築補助金の成長枠の対象である映画館について解説してきました。ポイントをまとめると下記の通り。

  • 映画館は事業再構築補助金成長枠の対象事業
  • 小規模な映画館事業でも対象となる
  • 地域経済への波及効果や先端的デジタル技術を活用することで採択率が高まる
  • 新型コロナウィルスの影響が小さくなってきており、市場規模の拡大が見込める

 

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