事業再構築補助金

その他の家具・装備品製造業は事業再構築補助金成長枠の対象!採択事例を紹介

その他の家具・装備品製造業は事業再構築補助金成長枠の対象!採択事例を紹介

事業再構築補助金の成長枠では通常枠とは異なり、新たな事業が市場規模が拡大しているまたは拡大する見込みの事業のみと限定されています。
事業再構築補助金のホームページの中で「成長枠の対象業種・業態の指定について」が公開されており、原則としてこの中から事業を選択する必要あります。
今回は成長枠の対象事業の一つである「その他の家具・装備品製造業」について解説していきます。

その他の家具・装備品製造業とは?事業再構築補助金成長枠の対象!

その他の家具・装備品製造業は事業再構築補助金の成長枠の対象事業です。
木製の家具についても「家具製造業」として成長枠の対象となります。「家具製造業は事業再構築補助金成長枠の対象!」の記事も参考にしてみてください。

その他の家具・装備品製造業は下記の業種・業態が対象となります。

  • 事務所用・店舗用装備品製造業
  • 窓用・扉用日よけ,日本びょうぶ等製造業
  • 鏡縁・額縁製造業
  • 他に分類されない家具・装備品製造業

具体的な内容について解説していきます。

1391 事務所用・店舗用装備品製造業

主として主として材料のいかんを問わず,事務所用又は店舗用の装備品及びこれに附随する製品を製造する事業のことをいいます。
陳列棚,陳列ケース,事務所用つい立及び間仕切り,飲食店の装備品,肉屋の設備などがその他の家具・装備品製造業に含まれます。
陳列棚,陳列ケース,事務所用つい立及び間仕切り,飲食店の装備品,肉屋の設備が対象事業です

1392 窓用・扉用日よけ,日本びょうぶ等製造業

1392 窓用・扉用日よけ,日本びょうぶ等製造業は主として窓及び扉用日よけ,よろい戸,カーテンロッド,びょうぶ,衣こう,すだれ,つい立,掛軸及びその他部品,附属品を製造する事業です。
日よけ製造業(部品・附属品製造を含む);ブラインド製造業(部品・附属品製造を含む);よろい戸製造業(金属製を除く);カーテン部品製造業(カーテンロッド,カーテンの部品・附属品);びょうぶ製造業;衣こう・つい立製造業(和式のもの);すだれ製造業;掛軸製造業(業務用,広告用などの掛軸を製造するもの)が対象事業です。
金属製はブラインド製造業やよろい製造業は金属素形材製品製造業となりますが、成長枠の対象となりますので、問題ありません。
一方で、個人の注文によってつくるいわゆる表具屋は大分類R-サービス業(他に分類されないもの)[9031]に分類され、成長枠の対象外となります。

1393 鏡縁・額縁製造業

主として鏡縁,額縁,画入れ額縁を製造する事業です。
鏡縁製造業;額縁製造業;画入れ額縁製造業;さお縁製造業;写真入れ額縁製造業事業が対象事業です。
しかしながら、漆塗り製鏡縁・額縁製造業[3271]は成長枠の対象外となりますので、注意しましょう。

1399 他に分類されない家具・装備品製造業

主として他に分類されない家具及び装備品を製造する事業所をいう。
石製家具製造業;黒板製造業;プラスチック製家具・装備品製造業;強化プラスチック製家具製造業が対象事業です。

家具関連事業は採択率が高めのテーマ

家具関連事業は採択率が高めのテーマです。
過去に複数の採択事例がある他、巣ごもりの影響で家庭用家具の需要が堅調に推移していることから採択されやすい事業テーマと言えるでしょう。
特に建設業においては家具関連事業と親和性が高く、おすすめのテーマの一つと言えるでしょう。

事業再構築虎の巻 事業再構築に向けた事業計画書作成ガイドブック 事業再構築補助金ホームページ

家具の市場規模や顧客ニーズ

家具の市場規模は全体としては縮小傾向にあり、前年度比98.7%となりました。
リモートワーク普及の影響で、オフィス用家具の需要が減少したためです。
しかしながら、家庭用家具の需要は巣ごもりの影響で好調でした。
オフィス用家具の需要が減少したものの、家庭用家具が好調で全体として微減程度だったということになります。

矢野経済研究所、家庭用・オフィス用家具市場に関する調査結果を発表 日本経済新聞
家庭用家具の需要が好調に推移していることから、家庭用家具の製造・販売という事業は建設業において有力な選択肢となるかと思われます。

次の章では、家具での採択事例について確認していきましょう。

家具・装備品製造業での事業再構築補助金採択事例

家具・装備品製造業での事業再構築補助金採択事例は主に下記の通り。

事業計画名事業計画の概要
捨てればゴミ、活用すればSDGs。カーテン残布でエコ活!今まで廃棄されていたカーテン製造時に発生する残布(ハギレ)を様々な布製品に加工することで、ゴミにならずにまた新たな形で消費者に使用されることになる。またデザイナーや縫製技術者を巻き込むことで、新たな雇用や産業が生まれる。地球温暖化の観点からも貢献できる事業。
国内生産のカーテン縫製事業で図るトリプルWINの事業再構築これまで海外で生産していたインテリアカーテンを、有事の際や品質的にも安心の国内生産へ変更。よりきめ細かなニーズに対応するとともにリードタイムを短縮。サプライチェーン安定化など、弊社、販売店、お客様へトリプルWINの取り組みである

まとめ

今回は事業再構築補助金の成長枠の対象であるその他の家具・装備品製造業関連事業について解説してきました。ポイントをまとめると下記の通り。

  • その他の家具・装備品製造業は事業再構築補助金成長枠の対象
  • 家具製造・販売は建設業を主体に人気の高いテーマ
  • コロナ禍で家庭用家具の需要が高まる

 

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