事業再構築補助金

事業再構築補助金成長枠でeスポーツ興行業が新たに追加!採択事例を紹介

事業再構築補助金成長枠でeスポーツ興行業が新たに追加!採択事例を紹介

事業再構築補助金成長枠で新たにeスポーツ興行業が追加されました。
eスポーツ興行業は近年大きく注目を集めている産業の一つ。
市場規模も拡大傾向にあるため、第11回公募から成長枠として認められました。
今回は事業再構築補助金の成長枠で活用できるeスポーツ興行業について解説していきます。

事業再構築補助金成長枠でeスポーツ興行業が追加!対象事業は?

事業再構築補助金の成長枠に、eスポーツ興行業が新たに追加されました。(◆成長枠の対象となる業種・業態の一覧
この成長枠は、市場拡大の可能性を要件として設定されています。具体的には、過去から今後10年間にわたり、市場拡大が10%以上見込まれる業種・業態が対象となるというもので、事務局が指定した事業しか原則できませんでした。
今回、eスポーツ興行業がその要件を満たすと判断されたことで、事業再構築補助金成長枠の対象になりました。

eスポーツ興行業の定義は下記の通り。

・802 興行場(別掲を除く),興行団のうち、eスポーツ興行業(ストリーミング、放映権、スポンサー収入などを収入とするeスポーツの興行を行う業種

802 興行場(別掲を除く),興行団
8021 劇 場
演劇を提供する事業所及びその附属の劇団,歌劇団,オーケストラ並びに劇場を持つ興行団をいう。主として劇場を賃貸する事業所も本分類に含まれる。
契約により出演する独立の劇団,楽団は細分類 8023,8024 に分類される。
○劇場;劇場附属の劇団;劇場附属のオーケストラ;劇場附属の歌劇団;劇場附属
のダンシングチーム;劇場を持つ劇団;劇場賃貸業
×プレイガイド[8096];演劇用諸道具賃貸業[7091];映画劇場[8011];劇団(独立のもの)[8023]
8022 興 行 場
落語,講談,浪曲,見世物,軽業(かるわざ),野球,相撲などの娯楽を提供する事業所及び興行場を持つ興行団をいう。
主として興行場を賃貸する事業所も本分類に含まれる。
興行場を持たない興行団は細分類 8023~8025 に分類される。
○寄席;演芸場;見世物興行場;曲芸・軽業興行場;相撲興行場;ボクシング場;野球場(プロ野球興行用);サーキット場(プロのレース興行用)
×寄席出演業[8025];見世物業[8025];曲芸団[8025];軽業団[8025];相撲部屋[8025];ボクシングジム[8025];浪曲興行[8025];プロ野球団[8025];競馬場[8032];公営野球場[8041]
8023 劇 団
契約により出演又は自ら公演し演劇を提供する事業所,俳優及び演劇興行を請負う事業所をいう。
劇場附属の劇団及び俳優並びに劇場を持つ劇団は細分類 8021 に分類される。
○劇団(独立のもの);歌劇団(独立のもの);俳優業(フリーのもの);演劇興行請
負業;芸能プロダクション;コンサート・ツアー業
×劇団(劇場附属のもの)[8021]
8024 楽団,舞踊 団
契約により音楽,舞踊などの出演又は自ら公演する事業所をいう。
主として音楽,舞踊などの個人教授を行う事業所は大分類O-教育,学習支援業[824]に分類される。
○楽団(独立のもの);バンド(独立のもの);舞踊団(独立のもの);歌謡歌手業(フ
リーのもの)
×ピアノ教授所[8241];舞踊教授所[8249];声楽家業[7272]
8025 演芸・スポーツ等興行団
契約により出演又は自ら公演し,落語,浪曲,見世物,野球,相撲,ボクシング,レスリングなどの娯楽を提供する他に分類されない事業所をいう。
興行場附属及び興行場を持つものは細分類 8022 に分類される。
○寄席出演業;見世物業;曲芸・軽業(かるわざ)団;相撲部屋;ボクシングジム;浪曲興行;プロ野球団;プロレス協会;落語家業;音曲業;漫才業;プロサッカー団
×相撲興行場[8022];見世物興行場[8022];寄席[8022]

日本産業分類 大分類N-生活関連サービス業,娯楽業

eスポーツが拡大している要因としては、ライブストリーミングの増加、5Gによる通信環境の改善、SNSの発展など様々な要因があります。
今後も堅調な需要が期待できるため、大きく期待できる産業の一つと言えるでしょう

eスポーツ興行業が市場拡大する根拠資料

eスポーツ興行業が市場拡大する根拠資料として提示されているのは下記の資料です。

SWOT分析や事業環境の分析にも活用できますので、ぜひ参考にしてみてください。

eスポーツ興行業が事業再構築補助金に適している3つの理由

eスポーツ興行業は事業再構築補助金に適したビジネスモデルです。
理由は下記の3つ。

  • 市場拡大が今後も続く可能性が高い
  • 革新的な技術導入が可能に
  • 新たな収益源の開発が可能に

具体的に解説していきます。

市場拡大が今後も続く可能性が高い

eスポーツ業界は、ライブストリーミングの増加、5G通信技術の進歩、SNSの発展などにより、急速に拡大しています。

一般社団法人日本eスポーツ連合/角川アスキー総合研究所「日本eスポーツ白書2022」

今後も需要の拡大が期待できるため、事業再構築補助金の成長枠に適した事業といえるでしょう。

革新的な技術導入が可能に

eスポーツ興行業は、最新の技術を導入しやすく、事業の効率化や新しいサービスの提供が可能になります
例えば、5G通信技術やVR(仮想現実)/AR(拡張現実)技術の導入は、観客によりリアルな視覚体験を提供し、eスポーツの興行をさらに魅力的にする可能性があります。
先端的なデジタル技術の活用は事業再構築補助金の加点要素の一つ。
またシステム構築も補助対象となっており、最小限の費用で先端的な技術が導入できます。

新たな収益源の開発が可能に

eスポーツ興行業は、ストリーミング、放映権、スポンサー収入など多くの収益源を持っています。
事業再構築補助金を活用することで、これらの収益源をさらに拡大し、新たな収益源を開発することが可能になります。
例えば、新しい広告モデルやマーチャンダイジング、または新しいイベントや大会の開催など、多くの可能性が広がります。

上記の理由により、eスポーツ興行業は事業再構築補助金の活用に非常に適しており、この補助金を活用して事業を更に発展させるチャンスが広がっています
それでは実際のeスポーツ興行業での採択事例を紹介していきます。

eスポーツ興行業での採択事例

eスポーツ興行業での主な採択事例は下記の通り。

事業計画名事業計画の概要
障がい者教育経験を活かし、eスポーツを取入れ、居場所機能を充実させた「就労継続支援B型」を開設し地域社会に貢献する障害者がeスポーツや動画撮影、編集・PC修理作業、WEBデザイン等、先進的な技術を学びながら社会復帰を目指せる先進的な就労施設を、イベント業で培った様々なノウハウを持ったイベント運営会社が設立する。
eスポーツに特化した「障害者向け就労支援事業」本事業にて、eスポーツを活用し感染症リスクに対応した「障害者向け就労支援事業」を展開することで、コロナ禍において需要が高まる新たな市場に参入し売上のカバーリングを目指す。
eスポーツ業界関連技術を訓練できる!就労継続支援B型事業テレワーク鬱などの気分障がい者となっている方々の社会復帰をサポートするために、コロナ禍の影響で市場が拡大している「eスポーツ産業」関連の就労訓練を提供可能な、就労継続支援B型事業を立ち上げる。
eスポーツで社会を元気に「eクリエイトスペース」による新展開コロナの影響により、宿泊業や飲食業のポスター等を制作する人材派遣が縮小したため、「新しい生活様式」においても成長が見込まれる、eスポーツイベント向けの人材派遣と業務請負を新展開し、業績をV字回復する。
訪問介護業者のプラットフォーム構築によるeスポーツ市場への転換新型コロナウイルスの影響を受けて既存事業の訪問介護事業の売上が激減した当社にとって必要不可欠な取り組みです。コロナ禍にて特に市場が急成長しているe-スポーツ領域に進出し、業績のV字回復させる計画です。

まとめ

今回はeスポーツ興行業で事業再構築補助金成長枠が利用可能であるという点と採択事例を紹介してきました。
ポイントは下記の通り。

  • eスポーツ興行業が新たに事業再構築補助金の成長枠補助対象に
  • eスポーツはライブストリーミングの普及や5G技術の発展により市場規模が拡大
  • 事業再構築補助金を活用することで、革新的な技術導入や新たな収益源を生み出すことが可能に

 

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