事業再構築補助金

事業再構築補助金は予算消化できている?残り予算はいくらくらい?

事業再構築補助金は予算消化できている?残り予算はいくらくらい?

事業再構築補助金は大規模な予算編成がされており、総額で1兆円を超える大規模な補助金です。
しかしながら、現時点でも数多くの事業者が採択されているため、これから申請しようと考えている方は残りの予算がいくら残されているのか気になるところですよね。
そこで今回は事業再構築補助金は予算消化できているのか?、残りの予算がいくらくらいかという点について検証していきたいと思います。

事業再構築補助金の全体の予算は1兆1,485億円

令和2年度の事業再構築補助金の全体予算は1兆1,485億円でした。
公募は全部で5回ある予定ですので、1回の公募あたり2,297億円の予算が消化できる計算となります。
予算消化が少なければ、採択される可能性も高まることが予想されますし、予算消化が多ければ採択される可能性が低くなることが予想されます。
しかしながら、経済産業省は現時点で予算の消化額や消化率を公表していません。
ですので、次の章からは過去に公表されたデータを元に、現時点でどのくらい予算が消化されているのか予想していきます。

第一回公募時の予算消化の検証

事業再構築補助金の公募時の予算消化の検証をしていきます。
特に参考になるのが、第一回公募時の採択結果 応募金額の分布の資料です。
下記の表が参考になるかと思います。

具体的な金額の記載はありませんので、5,500万円までは金額の中央値、6,000万円は満額申請した事業者が多いと思われますので、5900万円で申し込んだと仮定します。
第一回公募の総応募数は22,231件、採択件数は8,016件で、採択率36%でした。
総額の応募金額は推定6,073億円でしたので、単純に採択率の36%をかけると総採択金額は2,186億円となります
実際は枠の小さい緊急事態宣言枠が採択率が優遇されたので、これより小さくなる可能性が高いため、約2,000億円程度だったと推測されます。
詳細の計算式は下記のとおり。

補助金額[万円]中央値[万円]採択事業者数予想補助金総額
~50030040031,200,900
~100075033062,479,500
~1500125025373,171,250
~2000175019373,389,750
~2500225033307,492,500
~3000275019185,274,500
~350032506602,145,000
~400037506972,613,750
~450042505542,354,500
~500047504942,346,500
~550052505142,698,500
~60005900418424,685,600
~65006250425,000
~70006750320,250
~75007250321,750
~8000775015116,250
~85008250216,500
~90008750217,500
~95009250327,750
~10000975065633,750
60,731,000

続いて第二回公募の予算消化を次の章で検証していきましょう。

第二回公募時の予算消化の検証

第二回公募時の総採択金額(予算消化額)は約2,100億円です。

具体的な計算式は下記の通りです。

補助金額[万円]中央値[万円]採択事業者数予想補助金総額[万円]
~50030042761,282,800
~100075032592,444,250
~1500125023142,892,500
~2000175028514,989,250
~2500225012722,862,000
~3000275017814,897,750
~350032506652,161,250
~400037506552,456,250
~450042505462,320,500
~500047504131,961,750
~550052504492,357,250
~60005900325419,198,600
~65006250531,250
~70006750320,250
~75007250321,750
~8000775013100,750
~85008250216,500
~9000875000
~95009250218,500
~10000975037360,750
50,393,900

第二回の総応募金額は推定で5,039億円でした。
総応募社数20,800社に対し、採択社数は9,336社、採択率は約45%でした。
総応募金額5,039億円に採択率45%をかけると約2,267億円となります
また特別枠が優遇されていることを考慮すると、実際の採択率は約2,100億円程度だったと推測されます。

第一回が約2,000億円、第二回が約2,100億円だったので、総額1.1兆円の予算は一見順調に消化されているように見えます。
しかしながら、モチベーションの高い企業が早めに申し込みすることを考慮すると、今後の応募者数は少なくなり、予算を消化できない可能性が浮上したと推測されます。
そういった背景もあり、第三回は特別枠の拡大や従業員が多い会社の通常枠の拡大などに踏み切った可能性があります。

第三回の予算消化の検証

第三回公募時の予算消化は推定で約1,900億円でした。

 

補助金額[万円]中央値[万円]採択事業者数予想補助金総額
~50030034021,020,600
~100075030452,283,750
~1500125023032,878,750
~2000175019303,377,500
~2500225013343,001,500
~3000275019865,461,500
~350032506772,200,250
~40003750310411,640,000
~45004250199845,750
~50004750196931,000
~550052501961,029,000
~6000590012357,286,500
~6500625096600,000
~7000675066445,500
~7500725059427,750
~800077504243,286,000
~85008250216,500
~90008750217,500
~95009250437,000
~10000975047458,250
47,244,600

第三回の総応募金額は推定で4,724億円でした。
総応募社数20,307社に対し、採択社数は9,021社、採択率は約44%でした。
総応募金額4,724億円に採択率44%をかけると約2,078億円となります
特別枠が優遇されていることを考慮すると、実際の採択率は約1,900億円程度だったと推測されます。

つまり、第三回までで約6,000億円の予算が消化されていると推測されます。
予算の中に事務経費なども含まれますので、1.1兆円の予算をまるまる使えるかといわれればそうではないかと思います。
しかしながら、最低でも1兆円は使いたいという意向はあるかと思います。
応募者数や総応募金額が減少していることを考慮すると、事業再構築補助金の難易度が難化することは考えにくく、むしろ今後易化していく可能性の方が高いでしょう。

過去に不採択になった方や事業再構築補助金に興味がある方は、予算が十分に余ってると考えられる今年度中に申請することをおすすめします。

 

 

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https://mono-support.com/saikouchiku/

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