新事業進出補助金

ペット事業は新事業進出補助金がおすすめ!採択事例を紹介

ペット事業は新事業進出補助金がおすすめ!採択事例を紹介

これからペットに関連する事業を開業したいと考えている方もいらっしゃいますよね。
以前からペット需要は高まりを見せていましたが、コロナ禍以降さらに需要が拡大しました。
今後も堅調に推移するとみられており、有力な選択肢の一つと言えるでしょう。
そこで今回はペット関連事業でおすすめできる新事業進出補助金の概要と採択事例を紹介していきます。

駒田裕次郎

監修: 駒田 裕次郎(こまだ ゆうじろう)

駒田会計事務所 【コマサポ】代表

【来歴】大手監査法人の経験を活かし、創業支援・補助金支援を中心とする「駒田会計事務所」を東京・渋谷に設立。資金調達や事業計画の作成、税務や経営相談まで顧客に寄り添うきめ細やかなサポートを提供。

【実績】創業融資・補助金の支援実績は、累計3,000件以上(2025年1月末現在)

【所有資格】公認会計士・税理士・認定支援機関

「一人ひとりの起業家の成功を願い、日本の未来を明るくする」をモットーに、日々奔走。

ペット市場の拡大と新事業進出補助金の活用

ペット市場は今後も成長が見込まれており、新規事業を立ち上げる絶好のチャンスです。
株式会社富士経済の「2024 ペット関連市場販売チャネル総調査」によると、ペット関連総市場は2023年で1兆5,343億円、2026年には1兆5,921億円に達すると予測されています。

国内ペット関連総市場を販売チャネル別に調査 富士経済

特にインターネット通販のペット市場は2026年には3,179億円規模に成長するとされており、品揃えの充実や利便性の向上により、引き続き利用者が増加すると見込まれます。
また、ドラッグストア、家電量販店、総合ディスカウントストアも市場成長が期待されるチャネルとして注目されています。

このように、ペット市場が拡大を続ける中で、新事業進出補助金を活用して新たなビジネスを展開することは大きなチャンスとなります。

ペット市場が拡大している要因

ペット市場が拡大している要因としては主に下記の要因があります。

  1. ペットの家族化
    近年、ペットを単なる動物ではなく、家族の一員として迎え入れる考え方が一般的になっています。ペットの健康管理や美容、快適な生活環境の整備に投資する飼い主が増えています。
  2. ライフスタイルの変化
    コロナ禍を契機にリモートワークが増加し、自宅で過ごす時間が長くなったことで、ペットを飼う世帯が増えました。また、ストレス軽減やメンタルケアの一環としてペットを飼う人も増えています。
  3. 高齢化社会の進展
    日本の高齢化が進む中で、一人暮らしの高齢者がペットを飼うケースが増えています。ペットは高齢者の孤独感を和らげる役割を果たし、健康促進にも貢献しています。
  4. プレミアム志向の拡大
    飼い主のペットに対する支出が増え、高品質なペットフードやグルーミングサービス、高級ペットホテルなどの需要が高まっています。

これらの需要を満たすサービスというのは今後も有力な事業となりうるでしょう。

ペット事業は新事業進出補助金がおすすめ!

ペット事業には新事業進出補助金を活用することをおすすめします
新事業進出補助金は、人手不足や賃上げなどの経済環境の変化に対応し、中小企業が新しい市場や高付加価値事業へ進出する際に活用できる補助金です。

新事業進出補助金(正式名称:中小企業新事業進出促進事業)は、既存事業と異なる事業への前向きな挑戦であって、新市場・高付加価値事業への進出を後押しすることで、中小企業等が企業規模の拡大・付加価値向上を通じた生産性向上を図り、賃上げにつなげていくことを目的とした補助金となっています。

補助率は1/2で、補助額は最大9,000万円となっています。

補助額
従業員数補助金額大幅賃上げ特例適応時
21人以下750万円以上2,500万円以下3,000万円
21~50人750万円以上4,000万円以下5,000万円
51~100人750万円以上5,500万円以下7,000万円
101人以上750万円以上7,000万円以下9,000万円
補助対象経費
建物費、構築物費、機械装置・システム構築費(リース料を含む)、技術導入費、専門家経費、運搬費、クラウドサービス利用費、外注費、知的財産権等関連経費、広告宣伝・販売促進費

補助率・補助額が高く補助対象経費も幅広いです。
採択率は低めに予想されている難易度が高い補助金となりますが、チャレンジする価値は十分にあるでしょう。

ペット関連事業での採択事例

新事業進出補助金の前身である事業再構築補助金では、ペット関連事業は下記の採択事例がありました。

  • ドッグラン
  • ペットサロン
  • ペットフード
  • 宿泊関連
  • 終活

ドッグラン

ドッグランは「アウトドア関連」+「ペット関連」の要素があり、新事業進出補助金でも人気の高い事業テーマです。

採択事例:

  • 事業計画名: ドッグランやドッグカフェを伴ったペットと泊まれる温泉宿事業
  • 事業計画概要: ペット愛好者のニーズに応える施設サービスの構築と、地域経済の発展を目的とした計画

ペットフード

健康を意識したペットフードやサプリメントの製造・販売も、採択事例の多い事業の一つです。

採択事例:

  • 事業計画名: 環境にも優しい廃棄食材を活用したペットフード販売計画
  • 事業計画概要: ペットフード販売を行い売上の回復を図るために、テナント改修、調理器具購入、ECサイト構築、チラシ制作を実施

ペットサロン

ペットサロンもペット市場の拡大とともに需要が伸びています。

採択事例:

  • 事業計画名: ケージフリーペットホテル・トリミングサロン・ペットリハビリ健康促進事業
  • 事業計画概要: 飼い主が安心して預けられるペットホテルや、リハビリ・健康促進を兼ねたサービスを提供

宿泊関連

ペットと泊まれる宿のニーズが高まっており、宿泊事業でも採択事例があります。

採択事例:

  • 事業計画名: ペットと一緒に食事を楽しむ海辺の宿「プライベートグランピング&ワーケーション」
  • 事業計画概要: ペットと宿泊できるグランピング施設の展開を通じた業績回復

終活

ペットの終活関連サービスも近年注目されており、採択事例が増えています。

採択事例:

  • 事業計画名: 新時代のお葬式スタイル!少人数・低価格の「リビング葬」と地域初の「ペット葬」への参入
  • 事業計画概要: ペット葬儀の提供による新たなビジネス展開

まとめ

今回はペット関連事業は新事業進出補助金の活用がおすすめである点と、採択事例について紹介してきました。

ポイント:

  • ペット事業には新事業進出補助金の活用がおすすめ
  • 多数の採択事例があり、補助上限金額・補助率が高い
  • ペット市場は拡大傾向にあり、有望なビジネスモデル
  • 「ドッグラン」「ペットサロン」「ペットフード」「宿泊関連」「終活」での採択事例が豊富

 

 

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