事業再構築補助金

事業再構築補助金のバケーションレンタル採択事例とポイントを解説!

事業再構築補助金のバケーションレンタル採択事例とポイントを解説!

事業再構築補助金で近年注目されているバケーションレンタル事業を行いたいと考えている人もいらっしゃいますよね。
バケーションレンタルは欧米では積極的に取り入れられており、日本でも徐々に普及してきました。
アフターコロナを見据えて、バケーションレンタル事業に取り組むというのも有力な選択肢といえるでしょう。
そこで今回は事業再構築補助金のバケーションレンタル採択事例とポイントについて解説していきます。

バケーションレンタルとは?

バケーションレンタルとは建物を丸ごと一棟貸し出す宿泊スタイルのことをいいます
通常ホテルは一部屋での貸し出しとなりますが、バケーションレンタルの場合は建物や庭などを丸ごと貸し出すということになります。
ホテルや旅館のように、他人と密になる環境を気にする必要はありません。
ウィズコロナにおいて、有力なビジネスモデルといえるでしょう。

バケーションレンタルはここ数年、特にコロナ後で急激に人気が高まっています。
ヤフートラベルではここ数年で売上が5~10倍程度になっているとのことでした。
コロナによる行動制限が徐々に緩和されている昨今では、今後も堅調な需要が期待できるといえるでしょう。

バケーションレンタルは事業再構築補助金の補助対象

バケーションレンタルは事業再構築補助金の補助対象です。
アフターコロナ・ウィズコロナに適したビジネスモデルであることや、過去に採択事例が複数あるためです。
バケーションレンタルで事業再構築するのは問題がないといえるでしょう。

バケーションレンタルは建物費が有効活用できるビジネスモデルです。
一般的な補助金で建物費が補助対象となることは多くはありません。
事業再構築補助金で有効活用していきたいところです。
ただし、事業再構築補助金では建物費は補助対象となるものの、構築物や土地購入は補助の対象とはなりません
バケーションレンタルは土地や構築物が多くなりやすいので、どのように事業再構築補助金を活用していくかという点はポイントとなるでしょう。
過去の事業再構築補助金の採択事例では、どのような事業計画が採択されていたのかを次の章で確認していきます。

バケーションレンタルでの採択事例

バケーションレンタルでの採択事例は下記の事業計画が見受けられました。

  • 空き家を活用
  • 不動産業者の事業転換
  • 地域資源を活用
  • グランピングと並行

具体的に解説していきます。

空き家を活用

空き家を活用したバケーションレンタルはおすすめできるビジネスモデルの一つといえるでしょう。
空き家であれば、建物や土地を安く購入できる上に、費用がかかりやすい修繕費を事業再構築補助金で賄うことができます
事業再構築補助金を有効活用できるビジネスモデルといえるでしょう。
過去には下記のような採択事例がありました。

事業計画名Withコロナ時代における不動産業の新たな需要創出事業
事業計画概要コロナ禍は不動産業にも大きく影響し売上減少となっている。また、人口減少や少子高齢化など社会の変化から、不動産取引業へのマイナス影響が加速すると思われる。そこで、空き家を活かした1棟貸し事業(バケーションレンタル)を新分野事業として展開し、不動産の新たな需要創出を図る。空き家対策として社会問題解決に取り組む。

 

不動産業者・建設業の事業転換

不動産業者が自社の保有している不動産の一部をバケーションレンタルとして貸し出すという事業計画や地元の情報を活用しバケーションレンタルを行う事業計画も多かったです。
不動産や建設業の事業者はバケーションレンタルと親和性が高いです。
事業再構築の内容が決まっていない事業者は、バケーションレンタルに取り組んでみても良いかもしれません。
実際の採択事例は下記の通り。

事業計画名サスティナブルな旅を提供するバケーションレンタル事業の新展開
事業計画概要「主たる事業の建設・不動産業で培った沖縄の地域情報」等の強みを活かし、旅の企画から旅行中のサポート、そして次の旅の提案まで「サスティナブルな旅を提供するバケーションレンタル事業」で事業再構築を行います

 

地域資源を活用

地域資源を活用したバケーションレンタルも有力な選択肢の一つでしょう。
事業再構築補助金は今までの採択事例から見ると、地域貢献や地域経済に波及するビジネスモデルは採択されやすい傾向にありました。
地域の観光資源、例えば海や名産品、食べ物、文化遺産などが代表例です
こういった地域にしかない環境資源を活用し、事業計画を策定すると採択率が高まるでしょう。
代表的な採択事例は下記の通り。

事業計画名プライベート空間を提供する⾮接触型グランピング施設の運営
事業計画概要サーファーが多く訪れる地域にて、完全非接触チェックインアウト可能なグランピング施設(コンテナハウス・BBQスペース)を建設し、バケーションレンタル(貸し別荘)スタイルでの貸し出しを行う新規事業を開始する。

 

グランピングと並行

グランピングと並行して、バケーションレンタルに取り組む事業計画も複数ありました。
グランピングとバケーションレンタルは相性が良く、広々としたスペースで顧客にサービスを提供することができます。
バケーションレンタル+グランピングというサービスで事業再構築してみても良いかと思います。
過去の採択事例は下記の通り。

事業計画名満天の星空を臨む個室露天風呂付きグランピング事業
事業計画概要当社が運営する「黒部サンバレーホテル」敷地内にてグランピング施設(ウッドデッキ・コンテナハウス・個室露天風呂)を建設。バケーションレンタル(貸し別荘)スタイルでので貸し出しを実施。

 

まとめ

今回はバケーションレンタルでの事業再構築補助金採択事例とポイントについて解説してきました。
ポイントは下記の通り。

  • バケーションレンタルは事業再構築補助金の補助対象
  • アフターコロナ、ウィズコロナで有力なビジネスモデル
  • 空き家・地域資源・グランピングの活用がおすすめ

 

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