大阪府の事業再構築補助金採択事例とポイントを解説！

大阪府は事業再構築補助金の申請が第2位となっており、多くの事業者が申請をしています。
第4回の事業者の応募数は2,045件となっており、東京に次いで第2位の応募数となっていました。
さすが国内２位の地域といえますね。
大阪府の方でこれから事業再構築補助金に申請しようと考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は大阪府での過去の採択事例や採択されるためのポイントを解説していきます。
大阪府の事業者の方で、これから事業再構築補助金を申請しようと検討している方はぜひ参考にしてみてください。

大阪府の事業再構築補助金応募・申請・採択件数

大阪府の事業再構築補助金応募・申請・採択状況は下記の通りです。

毎回2,100件前後の中小企業・自営業者が応募をしています。
採択率は42%前後で推移しており、ほぼ全体の採択率と変わらない結果となりました。
江戸時代には「天下の台所」と呼ばれていたように商業が栄えている地域だけあって、応募件数、採択件数ともに非常に多いです。
事業再構築補助金に申請しやすい環境が整っているといえるでしょう。
また、第４回の各市町村ごとの採択件数は下記の通りです。

大阪府の中心である大阪市や東大阪市がメインとなりました。
人口の多い八尾市、吹田市、豊中市から申請する事業も多かったです。

大阪府での事業再構築補助金採択事業者の特徴

大阪府の事業再構築補助金は下記のような事業計画が多い印象をうけました。

• ITサービスを利用して、新たに何か事業を始める
• 焼肉関連のビジネス
• 製造業が生産工程を見直して効率性を高める・他の商品を製造する

具体的に解説していきます。

ITサービスを利用して、新たに何か事業を始める

大阪府は地域的に卸売業・小売業および情報通信業(IT業)が栄えている地域です。
卸売業・小売業については大手商社の東京移転などもあり、厳しい状況が続いていますが、IT業に関しては高い生産性を誇っています。
そのため、ITを活用した事業が多い印象をうけました。
具体的には下記のような事業計画が多かったです。

• ECサイトの構築
• 新たな事業をサイトやアプリを使って展開
• DX関連の店舗を構築

IT関連の最先端の技術やノウハウがある大阪府において、最も取り組みやすいテーマといえるでしょう。

焼肉関連のビジネス

大阪府では飲食サービスで事業再構築を図るといった事業計画も多かったです。
特に目に付いたのは焼肉関連。
ブランド和牛がひしめく近畿の中心地域だけあって、新たな事業に焼肉店を選択する事業者も少なくありませんでした。
一人焼肉、EC化、テイクアウト対応など様々な業態を見かけました。
牛肉が数多く流通している地域なので、コネクションがある方は事業再構築で焼肉を選択してみても良いかと思います。

製造業が効率性を高める・他の商品を製造・販売する

事業再構築で製造業が効率性を高める・他の商品を製造するといったケースの事業計画も多かったです。
例えば、

• システムを活用して、既存作業を効率化
• ECを利用してBtoBからBtoCへ
• 脱炭素、SDGs関連の商品に取り組む
• 最先端技術を使った商品開発に取り組む

といったケースが代表例です。

CPAは大阪府での事業再構築補助金申請代行も対応

弊社（CPA）では事業再構築補助金の申請サポート・申請代行を実施しています。
全国各地からオンラインでの打ち合わせが可能となっています。
弊社は事業再構築補助金のサポートを行っており、通常枠補助上限の6,000万円を含む、多数の採択実績があります。
「認定支援機関が決まらない」「事業計画書の添削をして欲しい」といった事業者の方はぜひお気軽にお問い合わせください。

詳細は下記のページから

大阪府の事業再構築補助金採択事例

第四回で採択された事業計画書の一覧をご紹介させていただきます。
これから申請しようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。