事業再構築補助金

事業再構築補助金成長枠で食料・飲料卸売業は対象事業!採択事例を紹介

事業再構築補助金成長枠で食料・飲料卸売業は対象事業!採択事例を紹介

事業再構築補助金の成長枠では通常枠とは異なり、新たな事業が市場規模が拡大しているまたは拡大する見込みの事業のみと限定されています。
事業再構築補助金のホームページの中で「成長枠の対象業種・業態の指定について」が公開されており、原則としてこの中から事業を選択する必要あります。
今回は成長枠の対象事業の一つである「食料・飲料卸売業」について解説していきます。

食料・飲料卸売業とは?事業再構築補助金成長枠の対象!

食料・飲料卸売業は事業再構築補助金の成長枠の対象事業です。
食料・飲料卸売業は主として下記の事業が対象となっています。

  • 5221 砂糖・味そ・しょう油卸売業
    • 主に砂糖類、味噌、しょう油を卸売する事業所
    • 例:砂糖卸売業、味噌卸売業、しょう油卸売業、たまり卸売業など
    • 除外:はちみつ卸売業、あめ卸売業、シロップ卸売業、なめ味噌卸売業、塩卸売業、ソース卸売業
  • 5222 酒類卸売業
    • 主に酒類を卸売する事業所
    • 例:酒卸売業、日本酒卸売業、洋酒卸売業、果実酒卸売業など
  • 5223 乾物卸売業
    • 主に乾物類を卸売する事業所
    • 例:乾物卸売業、塩干魚卸売業、干し海藻卸売業、こんぶ卸売業、香辛料卸売業など
    • 除外:納豆卸売業、乾めん類卸売業、卵卸売業、液卵卸売業、落花生卸売業
  • 5224 菓子・パン類卸売業
    • 主に菓子とパン類を卸売する事業所
    • 例:菓子卸売業、和菓子卸売業、洋菓子卸売業、パン類卸売業など
    • 除外:アイスキャンデー卸売業、アイスクリーム卸売業
  • 5225 飲料卸売業(別掲を除く)
    • 主に酒類と牛乳以外の各種の飲料を卸売する事業所
    • 例:清涼飲料卸売業、シロップ卸売業、ミネラルウォータ卸売業など
    • 除外:果実酒卸売業、酒卸売業、牛乳卸売業
  • 5226 茶類卸売業
    • 主に各種の茶及び類似品を卸売する事業所
    • 例:茶卸売業、はま茶卸売業、こぶ茶卸売業、紅茶卸売業、麦茶卸売業、コーヒー卸売業など
    • 除外:茶類飲料卸売業、コーヒー飲料卸売業
  • 5227 牛乳・乳製品卸売業
    • 主に牛乳及び乳製品を卸売する事業所
    • 例:酪農製品卸売業(牛乳、バター、チーズ、練乳、粉乳など)、アイスクリーム卸売業
  • 5229 その他の食料・飲料卸売業
    • 主にその他の食料及び飲料を卸売する事業所
    • 例:水産練製品卸売業、うどん・そば・中華そば卸売業、納豆卸売業、氷卸売業、酢卸売業など
    • 除外:塩干魚卸売業、冷凍魚卸売業、清涼飲料卸売業、果汁飲料卸売業、コーヒー飲料卸売業

食料・飲料卸売業の代表的な事業テーマ

食料・飲料卸売業における代表的な事業テーマは下記の通り。

  • ブロックチェーン技術を活用したトレーサビリティ: 食品の安全性と品質管理は消費者の関心が高まっており、ブロックチェーン技術はその解決策の一つとされています。ブロックチェーンを活用することで、食品の原材料の出所や、製造から消費者に届くまでの過程を透明にし、その情報を顧客に提供できます。これは信頼性と品質の保証を可能にし、消費者の信頼を得ることができます。
  • AIとビッグデータを活用した需要予測と在庫管理: AIやビッグデータを活用することで、消費者の購買傾向や食品の需要を予測し、効率的な在庫管理を実現することが可能になります。これにより、商品のロスを減らし、経営効率を向上させることが可能になります。
  • AR/VRを活用したバーチャルショールーム: AR(拡張現実)やVR(仮想現実)を活用してバーチャルショールームを提供するビジネスモデルも考えられます。これにより、顧客は自宅からでも食品の詳細を見ることができ、リアルタイムでの商品情報の提供が可能になります。これは特に新製品の展示や、特定の食品群に特化した商品展示に有効でしょう。

これらの事業テーマのように先端的なデジタル技術を活用することで、より採択される可能性が高まるといえるでしょう。
また、下記の事業も近年流行しており、検討余地があるかと思います。

  • オーガニック食品の卸売: オーガニック食品の需要が高まっている現代では、オーガニック食品専門の卸売業者が成功を収める可能性があります。ここでは、証明書や適切なライセンスが必要となることが多いです。
  • 冷凍食品の卸売: 冷凍食品は、保管や運搬が比較的容易で、多様な商品が存在します。また、需要も一定しているため、冷凍食品の卸売は有望なビジネスモデルの一つです。

まとめ

今回は事業再構築補助金の成長枠の対象である食料・飲料卸売業について解説してきました。ポイントをまとめると下記の通り。

  • 食料・飲料卸売業は事業再構築補助金成長枠の対象事業
  • 砂糖・味噌・パン・飲料・牛乳・茶などが主な対象に
  • ITやDX、近年の流行を考慮することで採択率が上がる可能性が高い

 

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