事業再構築補助金

事業再構築補助金における「優位性」とは?採択につながる重要ポイント

事業再構築補助金における「優位性」とは?採択につながる重要ポイント

事業再構築補助金の重要な項目の一つに「優位性」があります。
他社との違いを明確にする優位性は事業再構築補助金の採択のカギを握るとともに、事業の成功につながる重要なポイントとなります。
とはいえ、「優位性って何?」「どうやって優位性を見つければ良いの?」と疑問に思われる方もいらっしゃいますよね。
そこで今回は事業再構築補助金における「優位性」の定義と分析のポイント、事業計画における書き方について解説していきます。

事業再構築補助金における「優位性」とは?

事業再構築補助金における「優位性」とは、他社と比較して優れている要素のことをいいます。
「差別化」「競争優位性」ともいい、事業成功のカギを握ります。
事業再構築補助金では「優位性」が重要視されており、実際公募要領の中でも下記の通り、記載があります。

10.事業計画作成における注意事項

2:将来の展望(事業化に向けて想定している市場及び期待される効果)
① 本事業の成果が寄与すると想定している具体的なユーザー、マーケット及び市場規模等について、その成果の価格的・性能的な優位性・収益性や課題やリスクとその解決方法などを記載してください。

事業再構築補助金 第8回公募要領 P33~34

 

審 査 項 目 ・ 加 点 項 目

(2)事業化点

③ 補助事業の成果が価格的・性能的に優位性や収益性を有し、かつ、事業化に至るまでの遂行方法及びスケジュールが妥当か。補助事業の課題が明確になっており、その課題の解決方法が明確かつ妥当か。

事業再構築補助金 第8回公募要領 P39

この通り、事業再構築補助金では優位性が審査において、重要視されるポイントの一つとなっています。
他社と比較してどのような点に優位性があるのかを明確に事業計画書に書き込む必要があります。
とはいえ、「どうやって自社の優位性をアピールすれば良いか分からない」、「優位性の分析方法が分からない」と悩まれている方もいらっしゃいますよね。
そこで次の章では優位性を分析するためのポイントについて解説していきます。

優位性を分析するためのポイント

優位性の分析は下記の2つの方法を活用することで、書きやすくなります。

  • VRIO分析を活用
  • 既存事業の強みを活用する

具体的に解説していきます。

VRIO分析を活用

優位性を分析するためのフレームワークとしてVRIO分析を活用することをおすすめします。
VRIO分析とは「Value(経済的な価値)」、「Rareness(希少性)」 、「Imitability(模倣困難性)」、「Organization(組織)」の4つの頭文字をとった分析方法のことをいいます。
内容については下記の通り。

  • Value(経済的な価値)・・付加価値の大きさや機会を活用した売上増、外部環境悪化への対応力
  • Rareness(希少性)・・他社が保有していない自社独自の強み
  • Imitability(模倣困難性)・・他社が真似できない、真似しにくい経営要素
  • Organization(組織)・・組織体制のこと。組織のフロー、採用や育成、報酬体系

上記の4つの要素について分析することで、おのずと自社の優位性を見出すことができます。

既存事業の強みを活用する

事業再構築補助金の優位性においては既存事業の強みを活用するというのも重要なポイントの一つです。
事業再構築補助金では既存事業のシナジーも重要視される要素の一つ。
公募要領の中にも下記の通り、既存事業とのシナジーについて明記されています。

審 査 項 目 ・ 加 点 項 目

(2)事業化点

補助事業として費用対効果(補助金の投入額に対して増額が想定される付加価値額の規
模、生産性の向上、その実現性等)が高いか。その際、現在の自社の人材、技術・ノウハ
ウ等の強みを活用することや既存事業とのシナジー効果が期待されること等により、効果
的な取組となっているか。
事業再構築補助金 第8回公募要領 P39

そのため、事業計画書の中には既存事業を活用した優位性について書くことをおすすめします。

次の章では実際に過去の採択事例や事業計画例から、優位性の具体例を紹介していきます。

優位性の具体例

優位性の具体例について紹介していきます。

事業再構築に向けた事業計画書作成ガイドブックの具体例

事業再構築に向けた事業計画書作成ガイドブックの中では下記の通り、優位性の具体例について明記されていました。

既存事業の強みの活用
• 取引先から高評価を得ているxx部品の品質と加工技術に既存の強みがあり、新製品開発においてもxxの技術を活用して優位性を築く

不足する強みの新規構築
• 新製品の生産体制を構築するために、商品開発については長年研究開発を行っている社と、性能評価は知見のあるxxと連携

事業再構築に向けた事業計画書作成ガイドブック P29

採択事例からの優位性

株式会社北岡商店では従来の乳酸菌との相違点という欄で優位性を表しています。

(株式会社北岡本店 事業計画書)
このように「他社や従来の商品(サービス)は○○という課題がある。この課題を解決できるのが新商品(新サービス)の○○だ」といったように他社の具体例を出して、優位性を明記するのも有効的な方法と言えるでしょう。

まとめ

今回は事業再構築補助金に採択されるためのポイントについて解説してきました。
ポイントは下記の通り。

  • 「優位性」とは、他社と比較して優れている要素のこと
  • 事業再構築補助金の採択を握る重要な項目の一つ
  • VRIO分析や既存事業の強みを活用することで自社の優位性を分析できる

 

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