事業再構築補助金

事業再構築補助金で配膳ロボットは補助対象!採択事例を解説

事業再構築補助金で配膳ロボットは補助対象!採択事例を解説

事業再構築補助金で飲食店やホテルなどの宿泊業の方におすすめしたい設備投資の一つに配膳ロボットがあります。
ロボットは先端的なデジタル技術として採択されやすい傾向にあり、模範採択事例でも紹介されています。
人手不足が叫ばれている飲食店や宿泊業の方にとって、効率性を高める重要なツールであるともいえるでしょう。
そこで今回は事業再構築補助金での配膳ロボット採択事例とポイントを解説していきます。

配膳ロボットとは

配膳ロボットとはAI(人工知能)やセンサー技術などを盛り込み、自動で食事を配膳できるロボットのことをいいます。
障害物や人を避けながら、指定場所まで食事や備品を運ぶ自律運転をします。
配膳ロボットは近年導入が進んでいます。
ガストなどを運営するすかいらーくはネコ型配膳ロボットを2,000店舗で導入する方向で、SNSでも大きな話題を呼んでいます。

配膳ロボットの市場規模も拡大しており、今後数年で100億円を超える市場規模となってくると予想されています。

用途別サービスロボットソリューション市場推移(単位:百万円)

用途別サービスロボットソリューション市場推移(単位:百万円)
飲食店の配膳ロボット導入の加速は今後も続く- デロイトトーマツが予測

特に人手不足が叫ばれている飲食店や宿泊業において、今後普及してくるのは間違いないでしょう。

配膳ロボット関連事業は事業再構築補助金の補助対象

配膳ロボット関連事業は事業再構築補助金の補助対象です。
現在までで多数の採択事例を確認しており、またAIを導入している先端的なデジタル技術を用いたツールであることから採択されやすいテーマの一つと言えるでしょう。
「事業再構築補助金採択事例集」の「株式会社八芳園事業計画書」の中でも配膳ロボットが導入されています。

このことから、配膳ロボット関連事業は事業再構築補助金では採択されやすいテーマといえます。
実際に過去の公募ではどういった事業計画が採択されてきたのか次の章で解説していきます。

配膳ロボット関連事業での事業再構築補助金採択事例

配膳ロボット関連事業での事業再構築補助金採択事例は下記の通り。

  • 飲食店が取り組む配膳ロボット関連事業
  • 製造業が取り組む配膳ロボット関連事業

事業計画を紹介していきます。

飲食店が取り組む配膳ロボット関連事業

飲食店が取り組む配膳ロボット関連事業は下記の通り。

事業計画名事業計画の概要
ラーメンのイートイン/テイクアウトで2軸体制の飲食店に進化ベーカリーカフェの一部を収益性の高いラーメン店に改装し、冷凍ラーメンの自動販売機も設置する。性質の異なる飲食店を組み合わせ、生産性向上とリスク回避を図る。人員確保のため配膳ロボット等を導入する。
飲食店の感染症対策・生産性向上を後押しする、自社オリジナル配膳ロボットの販売事業本補助事業では、配膳ロボットのデモ機を取得する。導入を検討されているお客様にデモ機を試用してもらい、効果を実感していただくことで、販売に繋げる狙いがある。本補助事業の実施により更なる収益機会を求め、コロナ禍の影響からV字回復を果たし、コロナ禍で甚大な被害を受けている飲食店に貢献したい。
中食市場への新規参入及びファストフード新業態開発出店について顧客の外食に対するニーズが変化する中、旧態依然とした経営では生き残っていく事が困難で、当社では新分野展開として、中食市場への新規参入・ファストフード新業態開発出店、業態転換としてDXによる非接触・接触低減型店舗仕組変更を計画しました。具体的には、無人ギョーザ販売所増設、無人冷凍セレクトショップ新規出店、新業態開発出店、餃子増産設備導入、モバイルオーダーシステム、セルフレジ、配膳ロボット導入を計画。
安心できる店舗運営を実現するために、完全非接触型飲食店の構築配膳ロボット、セルフオーダー・会計システムを導入し、顧客と従業員の完全非接触を実現することでコロナ禍に対応した新しい飲食業の形態を構築します。
最新テクノロジーを活用したセルフ焼き肉店の新規オープンとネット販売の開始①格安イタリア料理を提供してきたITALANBARSUN8kichin鉄板バルを改装し、セルフオーダーシステムおよび配膳ロボットを駆使した焼肉店をオープンさせる。②同店厨房を工場として改装し、当社の飲食店で提供してきた味を全国にインターネットを通じて提供する。これにより新型コロナや交流人口の増減に左右されない会社作りを目指す。

製造業が取り組む配膳ロボット関連事業

製造業が取り組む配膳ロボット関連事業は下記の通り。

事業計画名事業計画の概要
AI配膳ロボットの提案・販売を通じてコロナ禍の閉塞状況を打開し、併せて地域経済の活性化を達成する計画顧客むけコンサルテーション力を活かし、飲食店・ホテル・病院・介護施設等をターゲットとした「AI配膳ロボット」の卸売事業の開始。非接触型による衛生管理の実現及びAIによるデジタル技術の活用により地域経済復興の一助とする。
温調式配膳棚製造への進出による現代社会における課題解決プロジェクト薄板加工技術力に強みを持つ当社は、コロナ禍による事業環境の変化に対応するべく、自社の強みを活用できる温調式配膳棚(食品機械)製造領域への新分野展開を図り、新たな収益の柱の確立と現代社会への貢献を果たす。

まとめ

今回は事業再構築補助金における配膳ロボット関連事業関連事業の採択事例とポイントを解説してきました。
まとめると下記の通り。

  • 配膳ロボット関連事業関連事業は事業再構築補助金の補助対象
  • 配膳ロボットは近年市場規模が急拡大中
  • 先端的なデジタル技術を用いているとして採択率の高い事業テーマ

 

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