「中古の機械なら初期投資を抑えられるのに、補助金は使えないの?」
省力化投資補助金を検討する経営者の方から、中古機械(中古設備)が補助対象になるのかという相談は非常に多く寄せられます。
本記事では、一般型・カタログ注文型の両方の公募要領を根拠に、中古機械は補助対象になるのかを解説します。
✅ 省力化投資補助金で「中古機械」が問題になる理由
✅ 一般型・カタログ型それぞれの公募要領における中古品の扱い
✅ なぜ両類型とも中古品が補助対象外なのか
✅ 中古を検討していた場合の現実的な代替策
✅ 不採択・減額を防ぐための実務上の注意点
Contents
結論:省力化投資補助金では「中古機械」は補助対象外
結論からお伝えすると、省力化投資補助金では「中古機械(中古設備)」は補助対象外です。この扱いは、一般型・カタログ注文型のいずれでも共通しています。
両類型の公募要領には、いずれも<補助対象外となる経費>に「中古品」が明記されており、中古機械の購入費を補助対象として申請することはできません。
中小企業省力化投資補助金関連リンク
なぜ「省力化投資補助金 × 中古機械」で迷う人が多いのか
設備投資=新品とは限らない、という現場感覚とのズレ
製造業や建設業、サービス業の現場では、「性能が十分なら中古機械でも問題ない」「むしろ中古のほうが費用対効果が高い」という考え方が一般的です。
そのため、「省力化投資=設備投資=中古もOKでは?」と考えてしまいがちですが、
補助金は通常の設備投資とは別のルールで運用されている点に注意が必要です。
他の補助金では中古OKのケースがある
ものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金など、制度によっては中古設備が認められるケースもあります。
その経験から、同じ感覚で省力化投資補助金を考えてしまうことが、誤解の原因になります。
一般型:公募要領における中古機械の扱い
補助対象外経費に「中古品購入費」と明記
一般型の公募要領では、補助対象外経費の項目において、「中古品購入費」が明確に列挙されています。
そのため、中古の機械・装置・設備を購入する費用は、原則として補助対象に含めることができません。
「機械装置費=購入可」でも中古は含まれない
一般型では補助対象経費として「機械装置・システム構築費」が定義されており、一見すると「購入」とあるため中古も含められそうに見えます。
しかし同時に補助対象外経費として中古品が明記されているため、中古購入を補助対象と解釈するのは誤りです。
採択後の交付申請・実績報告の段階で減額・対象外と判断されるリスクがあります。
カタログ注文型:中古機械はなぜ対象外なのか
カタログ型でも「中古品」は補助対象外と明記
カタログ注文型の公募要領においても、<補助対象外となる経費>③中古品と明確に記載されています。
つまり、カタログ型だから中古がOKということはなく、一般型と同様に中古機械は補助対象外です。
制度設計上も中古を想定していない
カタログ注文型は、国が事前に省力化効果を確認した製品を「カタログ」として登録し、その中から選んで導入する制度です。
製品の性能・価格・省力化指数を一定の基準で管理する必要があるため、状態や価格が個別に異なる中古品は、制度設計上なじまないといえます。
なぜ省力化投資補助金では中古品が認められていないのか
価格妥当性の説明が難しい
中古機械は、同じ型番であっても使用年数や整備状況によって価格が大きく異なります。
補助金では税金を原資とするため、価格の客観性・妥当性が強く求められます。
省力化効果を定量的に評価しにくい
中古品は性能劣化や仕様変更の可能性があり、新品と同じ省力化効果が得られるかを一律に評価することが困難です。
この点も、中古品が除外されている理由の一つと考えられます。
中古機械を検討していた場合の現実的な代替策
- 新品設備に切り替える
最もシンプルで、審査・実務リスクが低い方法 - リース活用を検討する
要件整理が必要だが、資金負担を抑えられる可能性あり - 中古設備は自己資金で導入し、補助対象は別設備に分ける
ただし事業計画全体の整合性が重要
駒田会計事務所ができるサポート
「中古を前提に考えていたが、補助金に合わせて計画を組み直したい」
「どこまでが補助対象で、どこからが自己負担なのか整理したい」
こうした悩みは、申請前の設計段階で解決することが重要です。
- 一般型・カタログ型の適切な選択
- 補助対象経費・対象外経費の線引き整理
- 省力化効果・付加価値向上を意識した事業計画書作成
- 採択後の減額・返還リスクを避ける実務設計
駒田会計事務所では、単なる制度説明にとどまらず、
「実際に通る計画」「あとで困らない申請」を重視した支援を行っています。
中古機械を検討していた方こそ、早めのご相談をおすすめします。
まとめ
今回は「省力化投資補助金と中古機械」について解説しました。ポイントは以下の通りです。
- 省力化投資補助金では一般型・カタログ型ともに中古機械は補助対象外
- 両類型の公募要領に「中古品は補助対象外」と明記されている
- 中古を前提とした申請は、減額・対象外リスクが高い
- 新品・リース・計画再設計などの代替策を検討することが重要
- 申請前の設計段階で専門家に相談することで失敗を防げる
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