省力化投資補助金

2024年無人販売運営には中小企業省力化投資補助金の活用がおすすめ!

2024年無人販売運営には中小企業省力化投資補助金の活用がおすすめ!

無人販売の運営をされている方にとって、昨今の物価高や人手不足などの影響もあり、運営が難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はおすすめしたいのが、中小企業省力化投資補助金です。
「中小企業省力化投資補助金」を活用することで、効果的なIoT機器やロボットを導入し、無人販売の業務効率を大幅に向上させることが可能です。
本記事では、無人販売での中小企業省力化投資補助金の活用方法と具体的な補助金の内容について詳しく解説します。

駒田裕次郎

監修: 駒田 裕次郎(こまだ ゆうじろう)

駒田会計事務所 【コマサポ】代表

【来歴】大手監査法人の経験を活かし、創業支援・補助金支援を中心とする「駒田会計事務所」を東京・渋谷に設立。資金調達や事業計画の作成、税務や経営相談まで顧客に寄り添うきめ細やかなサポートを提供。

【実績】創業融資・補助金の支援実績は、累計3,000件以上(2025年1月末現在)

【所有資格】公認会計士・税理士・認定支援機関

「一人ひとりの起業家の成功を願い、日本の未来を明るくする」をモットーに、日々奔走。

無人販売とは

無人販売とは、店舗内に従業員が常駐せず、機器やシステムを利用して自動で商品を販売・提供する形態を指します。
特に小売業で活用されることが多く、以下のようなメリットがあります。

  1. 人件費の削減:従業員を配置する必要がないため、人件費を大幅に削減できます。
  2. 24時間営業の実現:人員配置に関わらず24時間営業が可能になり、売上の最大化が期待できます。
  3. 業務効率の向上:機器やシステムが自動で業務を行うため、効率的な運営が可能です。

無人販売でポイントとなるのはいかに効率的なシステムや機器を安価で導入できるかという点です。
そこでおすすめしたいのが中小企業省力化投資補助金です
次の章で解説していきます。

中小企業省力化投資補助金とは?

中小企業省力化投資補助金は、人手不足に直面している中小企業がIoTやロボットなどの効果的な汎用製品を導入することで、企業の付加価値や生産性の向上を図ることを目的としています。

公募要領が公開されているため、詳しい内容は公募要領を確認しておくことをおすすめします。

製品カタログに掲載された製品を導入する企業に対して、下記の金額を補助します。

従業員数補助率補助上限額(通常)補助上限額(大幅な賃上げを行う場合)
5人以下1/2200万円300万円以下
6~20人以下1/2500万円750万円以下
21人以上1/21,000万円1,500万円以下

中小企業省力化投資補助金は省力化技術や自動化技術に対する投資が対象とされており、無人販売で活用できる機器に関しても補助対象となります。
具体的に活用できる機器については次の章で解説していきます。

無人販売で活用できる機器

無人販売で中小企業省力化投資補助金を活用して、導入できる機器は主に下記の通り(2024年6月3日現在)。

  • 清掃ロボット
  • 券売機
  • 自動精算機

具体的に解説していきます。

清掃ロボット

清掃ロボットは中小企業省力化投資補助金の補助対象です。
特に無人店舗では、常に清潔な環境を維持することが求められますが、スタッフが常駐していないため、清掃業務に時間や手間がかかることがあります。
そのため、清掃ロボットは無人店舗において非常に有用な導入機器の一つです。

特徴:

  • 自動で動く清掃ロボットが、清掃員が行っていた清掃業務を代替。
  • 人や障害物を避けながら、店舗内の床面や通路を効率的に清掃。

清掃ロボットのカタログについては下記の記事でも解説していますので、参考にしてみてください。

清掃ロボットは中小企業省力化投資補助金の補助対象!事例や価格について解説中小企業省力化投資補助金は、人手不足に悩む中小企業等に対して、IoTやロボット技術などの汎用製品の導入を支援するものです。 そこで今回...

券売機

券売機も中小企業省力化投資補助金の補助対象です。無人店舗では、注文をとる作業を自動化することで運営の効率化を図ることができます。高機能な券売機では、売上データとの連携によるマーケティング、多言語対応によるインバウンド対応など、様々な付加価値があります。

特徴:

  • 事前オーダー方式で注文を受け付ける作業を自動化。
  • キャッシュカウント機能により、売上計上作業や売上金と釣銭準備金の管理を自動化。

券売機のカタログについては下記の記事でも解説していますので、参考にしてみてください。

券売機カタログ

自動精算機

自動精算機も中小企業省力化投資補助金の補助対象です。無人店舗では、対面での決済処理が不要となるため、会計処理の効率化が求められます。自動精算機を導入することで、これらの作業を自動化し、店舗運営の効率を大幅に向上させることができます。

特徴:

  • 商品登録や決済処理を自動化。
  • 会計処理の時間を削減し、現金管理やレジ点検、売上金の回収業務を軽減。

自動精算機のカタログについては下記の記事でも解説していますので、参考にしてみてください。

自動精算機カタログ

中小企業省力化投資補助金では複数購入も可能

中小企業省力化投資補助金は機器の複数購入も認められています。中小企業省力化投資補助金のよくある質問の中で下記の通り、複数購入も可能である旨言及されています。

Q:同一省力化製品を複数購入した場合も交付申請可能ですか。
同一公募回で補助上限額の範囲内での購入である限りにおいて、複数の製品を補助対象として申請を行うことができます。また省力化製品販売事業者が複数にまたがる場合においても同様です。

Q:異なる省力化製品を複数購入しても交付申請可能ですか。
同一公募回で補助上限額の範囲内での購入である限りにおいて、複数の製品を補助対象として申請を行うことができます。また省力化製品販売事業者が複数にまたがる場合においても同様です。

同一省力化製品もさることながら、異なる省力化製品の購入も認められています。そのため、無人販売店舗では清掃ロボット+自動精算機や配膳ロボット+券売機という購入方法も可能です。予算がある事業者の方は複数購入も検討してみることをおすすめします。

まとめ

今回は無人販売での中小企業省力化投資補助金の活用方法について解説してきました。ポイントは下記の通りです。

  • 中小企業省力化投資補助金は、無人販売の経営改善に有効な補助金
  • 物価高や人手不足といった厳しい経営環境を乗り越えるための一助となる可能性も
  • 清掃ロボット、券売機、自動精算機などの導入が補助金の対象
  • 複数の省力化製品の購入が可能

弊社(CPA)では、中小企業省力化投資補助金のご相談を随時承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

 

弊社(CPA)では、中小企業省力化投資補助金のご相談を随時承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

このほか、弊社では事業再構築補助金・大規模成長投資補助金やものづくり補助金などの補助金サポートの実績が豊富にあります。気になることがありましたら、まずお気軽にご相談いただければと思います。

カタログ登録を検討されている販売代理店様、製造事業者様、交付申請を検討されている中小企業・個人事業主様からのお問い合わせをお待ちしております。

中小企業省力化投資補助金の申請代行サポートについては、こちらよりご相談ください。
ものづくり補助金の申請代行サポートについては、こちらよりご相談ください。
事業再構築補助金の申請代行サポートについては、こちらよりご相談ください。

まずは無料相談から始めてみませんか?

「自分の事業が補助対象になるか分からない」「どのように申請すればいいか不安」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
駒田会計事務所では、初回無料相談を通じて、事業内容やビジョンに合った補助金の活用方法をご提案しています。

✅ 駒田会計事務所では、補助金申請のご相談を全国対応で承っております (監修:公認会計士 駒田裕次郎|プロフィールを見る
  • 採択実績300件以上:ものづくり補助金・事業再構築補助金等
  • 「新事業進出補助金」にもいち早く対応し、各業種で申請支援中
  • 公認会計士が直接対応:制度に詳しい専門家が丁寧にサポート
  • オンライン完結・地方対応OK:全国どこからでも相談可能です

📩【まずは無料相談から】 「どの補助金が使えるか分からない…」という方も安心してください。 貴社に合った補助金を一緒に探し、申請可能性を無料で診断いたします。

関連記事
お電話でのお問い合わせ メールでお問い合わせ LINEでのお問い合わせはこちら