中小企業省力化投資補助金とは、IoTやロボットなどの付加価値額向上や生産性向上に効果的な汎用製品を「カタログ」から選択・導入することで、中小企業等の付加価値や生産性の向上、さらには賃上げにつなげることを目的とした補助金制度です。
12万件の採択予定と大きな予算が確保されており、注目を集めています。
今回は、中小企業省力化投資補助金で新しく発表された「タブレット型給油許可システム」について解説していきます。
タブレット型給油許可システムとは
タブレット型給油許可システムは、セルフサービスガソリンスタンド(SS)において、従来の監視室からの遠隔操作に加え、タブレット端末を用いて給油許可を行うシステムです。
タブレット型給油許可システムの種類
1. 構内型
構内型は、SS構内専用のネットワーク環境で稼働するシステムです。
2. クラウド型
クラウド型は、インターネット経由で利用するシステムです。
タブレット型給油許可システムの特徴
1. 場所を選ばない給油許可
監視室に常駐する必要がなく、構内であればどこからでも給油許可が可能になります。タイヤ交換やオイル交換などの作業中でも、顧客からの給油要求に迅速に対応できます。
2. 操作性の向上
スマートフォン感覚で操作できる専用タブレット端末を採用しており、直感的に操作できます。従来のボタン式操作と比べて、習得が容易で、スタッフの負担を軽減できます。
3. 安全性の向上
以下のような機能により、より安全な給油環境を提供します。
- 誤給油防止機能: 給油ノズルと車種の不一致などを検知し、誤給油を防ぎます。
- 緊急停止機能: 火災などの緊急事態発生時に、全レーンをまとめて停止することができます。
- 個別停止機能: 個別のレーンを停止することも可能で、トラブル発生時の迅速な対応が可能になります。
4. 拡張性
将来的に、顧客情報管理や売上管理などの機能を追加することも可能です。顧客満足度向上や業務効率化に繋がる機能拡張が期待できます。
5. 導入コストの削減
従来の監視室システムと比べて、導入コストを抑えることができます。監視室設備や配線工事などが不要となり、初期投資を最小限に抑えることができます。
タブレット型給油許可システムの導入事例
事例1
- 導入背景: 人件費削減と業務効率化を目的
- 導入システム: 構内型タブレット端末給油許可システム
- 導入期待効果: 人件費を10%削減、給油許可までの時間を30%短縮
事例2
- 導入背景: 顧客満足度向上と防犯対策を目的
- 導入システム: クラウド型タブレット端末給油許可システム
- 導入期待効果: 顧客満足度を15%向上、防犯カメラの設置数を半減
事例3
- 導入背景: 安全性を向上させることを目的
- 導入システム: 構内型タブレット端末給油許可システムと顔認証システムを組み合わせたシステム
- 導入期待効果: 誤給油件数をゼロに、従業員の安全性を向上
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