中小企業者向けに省力化投資補助金を申請サポートさせて頂いておりますが、見落としがちな注意点がいくつかあります。
その中でも見落としやすい点2点をご紹介させていただきます。
省力化投資補助金は設備等をカタログから選んで申請し、対象経費がわかりすくスムーズに申請できるといったメリットがある反面、申請要件がやや複雑な所があります。
省力化投資補助金の申請を検討されている方は公式HPや公募要領、応募・交付申請の手引きなどを必ずご確認ください。
省力化投資補助金 公式HP
https://shoryokuka.smrj.go.jp/
独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)が下記の様な説明動画もyoutubeでアップしております。
最初は内容が難しく理解できない点が多いかと思いますが、ざっと目を通しておくと全体像がイメージできるかと思います!一度、視聴してみてください。
省力化投資補助金を申請前に確認してほい事項
1 置き換え可能な製品は限られている。
省力化投資補助金を活用して、現在使用している設備等を置き換え(買い替え)たい。といった方が多いのではないでしょうか。
ただし、置き換え(買い替え)の場合は注意点がございます。
2024年11月20日現在、置き換えが可能なのは「スチームコンベクションオーブン」「券売機」のみとなっております。
※今後、徐々に置き換え可能なカテゴリが増える可能性があるとの事。
よって、スチームコンベクションオーブン」「券売機」以外は置き換えがでないようです…
置き換えが可能な製品は下記の赤枠の様に「置き換えが可能となる機能・性能」と製品カタログのページに記載があります。
製品カタログのページ
https://shoryokuka.smrj.go.jp/product_catalog/
置き換えを検討されている方は申請を検討されている製品が置き換え可能か、申請前に必ずご確認ください。
また、上記の画像を見て「#多言語対応機能」「#キャッシュレス決済機能」「#厨房との連携機能(モニター連携機能・キッチンプリンタ等)」など記載があるがどのような意味だろう?と疑問に思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
置き換え可能と記載がありますが置き換えできる条件もあるようです。
その答えは「申請における留意事項」といった資料に図で紹介されております。
申請における留意事項
https://shoryokuka.smrj.go.jp/assets/pdf/application_manual.pdf
上記の図を簡単にまとめると、置き換えをする場合、今までにない機能・性能を備えた設備等でないと置き換えで申請できない。といったイメージかと。
券売機などは既にあり、新紙幣対応、キャッシュレス決済、多言語対応機能を搭載した券売機を購入したい。といった方は多いのではないでしょうか。
置き換えを検討されている方はまず、現在ある設備等の機能・性能をまとめて頂き、申請前に整理しておく事をオススメしております!
人手不足であることの確認資料について
省力化投資補助金を申請為には、人手不足であることを証明する資料の提出が必須要件になっております。
応募・交付申請の手引きの3Pに以下の様な記載があります。
「中小企業等は、人手不足である理由をいずれか1つ選択し、それぞれの理由に必要となる書類を提出してください。人手不足に該当しない場合、申請の対象とはなりません。」
応募・交付申請の手引き
https://shoryokuka.smrj.go.jp/assets/pdf/application_guide.pdf
上記の通り、人手不足である理由を満たさないと省力化投資補助金に申請できない可能性があります。見落としがちなので、申請前に必ずチェックしておいてください。
人手不足の理由については、4つあります。
1 | 限られた人手で業務を遂行するため、直近1ヶ月の従業員の平均残業時間が月30時間を超えている。 |
2 | 整理解雇に依らない離職・退職によって従業員数が前年度比で5%以上減少している。 |
3 | 採用活動を行い求人を掲載したものの、充足には至らなかった。 |
4 | その他、省力化を推し進める必要に迫られている。 |
上記4点のどれかに該当しないと省力化投資補助金の申請要件を満たさない可能性があるので、申請前に当てはまるものはどれか確認しておいてください。
また、「4.その他、省力化を推し進める必要に迫られている。」を選択した場合、理由について具体的かつ合理的な説明が必要かつ、省力化投資の必要性をより厳格に審査するため、採択結果の通知が大幅に遅れる可能性があり。
と記載がある為、できるだけ1~3の理由で申請された方がスムーズに申請できるかと思います。
また、選択した内容により提出書類が異なってきます。
人手不足である理由を証明する提出資料
1.限られた人手で業務を遂行するため、直近1ヶ月の従業員の平均残業時間が月30時間を超えている。を選んだ場合
⇒ 【指定様式】時間外労働時間(Excel)
2.整理解雇に依らない離職・退職によって従業員数が前年度比で5%以上減少している。
⇒ 【指定様式】従業員減少の確認用(Excel)
上記2点のExcelシートは下記のページからダウンロードができます。
https://shoryokuka.smrj.go.jp/download/
3.採用活動を行い求人を掲載したものの、充足には至らなかった。
⇒ ハローワークの求人票や求人サイトの画面キャプチャ。
また、掲載日が記載されていて、交付申請日より1年以内である事。求人を行っていたことが示されている事。
省力化投資補助金を申請するには上記の様な資料が必要になりますので、申請を検討されている方はお早めにご準備頂く事をオススメしております!
省力化投資補助金を申請する注意すべき2点を簡単にまとめさせて頂きましたが、他にも不明点等があるかと思います。
省力化投資補助金を申請検討中で不明点、悩みがある場合は一度、弊社にご相談ください!
お電話、Zoomなどでご相談頂けます。お気軽にご連絡くださいませ。
省力化投資補助金 申請代行サポート(CPA)では、製造事業者様、製品メーカー様、販売事業者・代理店様向けに「製品登録・事業者登録」の申請サポートだけでなく、応募申請をご検討されている中小企業・個人事業主様(補助事業者)の交付申請の代行サポートを行っております。
中小企業省力化投資補助金の無料相談を随時承っております。製造事業者様・製品メーカー者様向けに省力化製品の「カタログ登録申請」「製造事業者登録申請」の代行サポートを実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
このほか、弊社では事業再構築補助金・大規模成長投資補助金やものづくり補助金などの補助金サポートの実績が豊富にあります。気になることがありましたら、まずお気軽にご相談いただければと思います。
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