中小企業省力化投資補助金で配膳ロボットを導入する場合、製品カタログの中から製品を選択する必要があります。
しかしながら、非常に多くの製品があるため、どの製品を選択しようか判断に迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は配膳ロボットの製品カタログを分かりやすくまとめました。
配膳ロボットの導入を考えている事業者の方はぜひ本記事を参考にしてみてください。
中小企業省力化投資補助金の概要
中小企業省力化投資補助金は、人手不足に直面している中小企業がIoTやロボットなどの効果的な汎用製品を導入することで、企業の付加価値や生産性の向上を図ることを目的としています。
公募要領が公開されているため、詳しい内容は公募要領を確認しておくことをおすすめします。
製品カタログに掲載された製品を導入する企業に対して、下記の金額を補助します。
従業員数 | 補助率 | 補助上限額(通常) | 補助上限額(大幅な賃上げを行う場合) |
---|---|---|---|
5人以下 | 1/2 | 200万円 | 300万円以下 |
6~20人以下 | 1/2 | 500万円 | 750万円以下 |
21人以上 | 1/2 | 1,000万円 | 1,500万円以下 |
中小企業省力化投資補助金は省力化技術や自動化技術に対する投資が対象とされており、配膳ロボットは対象となっています。
そこで、次の章では、配膳ロボットの製品カタログを詳しく解説し、各事業者に適した製品を紹介します。
配膳ロボットの製品カタログの概要
現時点で公開されている配膳ロボットの製品カタログの概要は下記の通り
- BUDDY
- B3T0
(※カタログが追加されている可能性もありますので、最新の情報は中小企業省力化投資補助金ホームページの製品カタログにてご確認ください。)
それぞれの特徴について具体的に解説していきます。
BUDDY(BUDDY Intruder)
- 特徴:
- 最小通路幅が700mmとやや広いが、段差や傾斜に強い。
- 3方向アクセス可能な棚と免振機構により、飲料の安全な運搬を実現。
- 呼出しやオーダーシステムとの連携、個室への到着通知機能。
- 音楽や顔の表情のカスタマイズが可能。
- おすすめの業種や業態、利用シーン
- 大型レストランやホテルでの使用。
- 多様なカスタマイズを必要とする高級感ある接客が求められる場所。
- 段差や傾斜がある環境での利用。
カチャカプロ(B3T01)
- 特徴:
- コンパクトなサイズで狭い通路でも動作可能。
- 家具とドッキングし、高い精度で目的地へ移動。
- 複数のセンサーを利用して障害物を避けながらの移動が可能。
- 初心者でも使いやすいインターフェイス。
- おすすめの業種や業態、利用シーン
- 狭いスペースの飲食店やバーでの使用。
- 高頻度での短距離配膳が必要な環境。
まとめ
今回は中小企業省力化投資補助金の配膳ロボットの製品カタログについてまとめました。
自社に適した配膳ロボットを選択するには特に下記のポイントに注目することをおすすめします。
- 環境適応性: 配膳ロボットが導入される環境によって、適切な製品が異なります。例えば、段差や狭い通路が多い場所では、対応できる機能を持つロボットを選ぶ必要があります。
- 操作のしやすさ: ロボットの操作性が簡単であることは、技術的な経験が少ないスタッフが使用する場合に重要です。使いやすさを確認するために、デモンストレーションやトライアルを利用するのが良いでしょう。
- 機能とカスタマイズ性: 必要な機能だけでなく、将来的な拡張やカスタマイズが可能かどうかも重要な選択基準です。
- サポートとメンテナンス: 製品の定期的なメンテナンスやトラブル時のサポート体制も重要です。製品の安定した運用を保証するためには、信頼できるサポート体制が整っていることが必要です。
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