用紙（シート）積み下ろし装置 は中小企業省力化投資補助金の補助対象です！価格や活用事例を紹介します！

中小企業省力化投資補助金は、人手不足に悩む中小企業等に対して、IoTやロボット技術などの汎用製品の導入を支援するものです。
今回は中小企業省力化投資補助金の対象となる「用紙（シート）積み下ろし装置」について解説していきます。

中小企業省力化投資補助金とは

中小企業省力化投資補助金は、人手不足に直面している中小企業がIoTやロボットなどの効果的な汎用製品を導入することで、企業の付加価値や生産性の向上を図ることを目的としています。
正式には「中小企業省力化投資補助事業」と称され、経済産業省が関連情報を提供しています。
（中小企業省力化投資補助金のホームページ）

簡単な概要は下記の通りです。

　　　　　　　　　（経済産業省関係令和6年度補正予算の概要）

カタログに掲載される機器は現在公募中であり、これから機器が明らかになる見込みです。
2025年4月に新たに用紙（シート）積み下ろし装置が補助対象機器の対象カテゴリに追加されました。
そこで次の章では用紙（シート）積み下ろし装置の概要や価格帯について解説していきます。

用紙（シート）積み下ろし装置は中小企業省力化投資補助金の補助対象経費

用紙（シート）積み下ろし装置は中小企業省力化投資補助金の補助対象となります。
内容は下記の通りです。

定義

装置テーブル上に積層、整列された用紙（印刷物）やフィルム等のシート状製品をそのままの姿勢で正確にパレット上に積み上げていく装置が「用紙（シート）積み下ろし装置」である。

対象業種

製造業、印刷・同関連業、卸売業、小売業

対象業務領域

加工・生産

審査担当工業会名

一般社団法人日本印刷産業機械工業会

用紙（シート）積み下ろし装置の特徴

本装置は、印刷物や紙製品の断裁後に発生する積み上げ・積み下ろし作業の自動化により、省力化を実現する装置である。
従来、人手による積み上げ作業では1回あたり約80秒を要していたものが、本装置の導入により整列作業は約32秒/回、装置による自動積み上げは約60秒/回へと短縮され、作業時間の削減効果が期待できる。
さらに、腕や腰への負荷が大きい積み下ろし作業を機械化することで、作業者の身体的負担を大幅に軽減し、労働災害の発生防止や離職者の抑制、新たな人材確保への効果が期待される。

用紙（シート）積み下ろし装置の活用による具体的な省力化事例

用紙（シート）積み下ろし装置の活用による省力化の具体例には、以下のような場面があります。

• 作業負担の軽減と安全性の向上：自動積み下ろしによって、従来人手で行っていた重労働を機械化し、作業者の腕や腰への負担を軽減。労働災害のリスクも低減し、安全性が高まる。
• 作業効率と時間短縮の実現：断裁後の印刷物やシート製品を迅速にパレットへ積み上げることで、作業時間を大幅に短縮。省力化により現場の生産性向上に貢献する。
• 作業の標準化と品質の安定化：自動化により、作業者の熟練度に左右されず、誰でも同じ品質で積み下ろし作業が可能。安定した作業品質と再現性が確保される。

このように、用紙（シート）積み下ろし装置の導入により、自動化による省力化と安全性の向上により、安定した作業品質と快適な作業環境が実現し、持続可能な生産体制の構築と企業の競争力強化につながることが期待されます。

用紙（シート）積み下ろし装置の価格帯とポイント

約700万円～2,000万円程度から導入可能。
（積み上げる製品サイズ（A倍判、B全判等）による）

弊社のサポートについて

弊社はカタログに登録したい事業者・代理店様および中小企業省力化投資補助金を活用して機器・製品を導入したい中小企業様どちらにもサポートを提供しております。

カタログに自社製品を登録されたい事業者様・販売代理店様へ

中小企業省力化投資補助金のカタログに、自社の機器や製品を登録、掲載されたい事業者様や販売代理店様はお気軽にお問い合わせください。弊社で本制度の説明から、どのような機器や製品が対象となるのかのアドバイスも含め、親身にサポートをさせていただきます。もちろん、貴社の事業者登録（販売事業者登録、製造事業者登録）のほか、製品登録もサポートいたします。

補助金を利用して機器・製品を購入されたい中小企業者様へ

本補助金を活用して機器や製品（省力化製品）を購入されたい中小企業者様、個人事業主様について、補助金の申請サポートやアドバイス、採択後の交付申請、事業実績報告（事業実施効果報告）の提出等、補助金が入金されるまでワンストップでサポートを行わせていただきます。

弊社では事業再構築補助金やものづくり補助金などの補助金サポートの実績が豊富にあります。気になることがありましたら、まずお気軽にご相談いただければと思います。

まとめ

今回は用紙（シート）積み下ろし装置が省力化投資補助金の対象となるかについて解説してきました。ポイントをまとめると下記の通りです。

• 対象となる製品：用紙（シート）積み下ろし装置は中小企業省力化投資補助金の対象製品
• 適用される業種：製造業、印刷・同関連業、卸売業、小売業が対象
• 補助の内容：補助金は、従業員数に応じて異なり、カタログ型では補助率は1/2で、補助上限額は5人以下の企業で200万円から、21人以上の企業では1,000万円までとなっています。賃上げを行う場合は、さらに補助額が増額
• 活用事例：印刷業や紙加工業の現場で、断裁後の用紙や製品の積み下ろし作業を自動化し、作業負担の軽減と効率化を実現に期待

製造業におすすめなカタログ型製品についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

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中小企業省力化投資補助金の無料相談を随時承っております。製造事業者様・製品メーカー者様向けに省力化製品の「カタログ登録申請」「製造事業者登録申請」の代行サポートを実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

このほか、弊社では事業再構築補助金・大規模成長投資補助金やものづくり補助金などの補助金サポートの実績が豊富にあります。気になることがありましたら、まずお気軽にご相談いただければと思います。