政府は、人手不足に悩む中小建設会社のDX(デジタルトランスフォーメーション)を後押しすると発表しました。「中小企業省力化投資補助金」の対象に、建設関連製品を新たに追加する方針を固めました。建設業への時間外労働の上限規制適用、いわゆる「2024年問題」への対応を急いでおり、岸田文雄首相は2024年5月30日、経済産業省と国土交通省に対応を指示しました。
政府が首相官邸で同日開いた「国内投資拡大のための官民連携フォーラム」の会合で、岸田首相は建設業について「設備投資の基盤」と指摘しました。中小企業省力化投資補助金について言及し、「建設DX関係の製品も追加し、支援していく」と述べました。
中小企業省力化投資補助金とは
IoTやロボットなどの付加価値額向上や生産性向上に効果的な汎用製品を「カタログ」から選択・導入することで、中小企業等の付加価値や生産性の向上、さらには賃上げにつなげることを目的とした補助金制度です。
注目を集めている建設ロボットついて
建設業界では、深刻な人手不足と高齢化が課題となっています。そこで、注目を集めているのが、建設現場の自動化や省人化を実現する「建設ロボット」です。これらの建設ロボットは、建設現場の様々な作業を自動化することで、人手不足の解消、作業員の負担軽減、安全性の向上、作業効率の向上などに貢献することが期待されています。
省力化・省人化補助金の補助額・補助率
【事業名称】
中小企業省力化投資補助事業
【補助対象者】
人手不足の状態にある中小企業等
【補助率等】
カタログに掲載された製品が補助対象となります。また、補助上限額は従業員数ごとに異なります。
建設業のまとめ
技術開発の進展とコストの低減により、建設ロボットは今後ますます普及していくことが予想されます。建設ロボットの普及によって、建設現場の環境が大きく改善され、建設業界全体の生産性向上が期待されています。
建設ロボット以外にも、建設現場の自動化や省人化を実現する様々な技術が開発されています。今後は、これらの技術が組み合わされることで、より高度な建設現場の自動化・省人化システムが実現していくと考えられます。
この記事を見て、少しでも「中小企業省力化投資補助金」について参考にしていただければ幸いです。また、サポートにつきましては、下記をご覧いただき、お問い合わせいただければと存じます。
弊社のサポートについて
弊社はカタログに登録したい事業者・代理店様および中小企業省力化投資補助金を活用して機器・製品を導入したい中小企業様どちらにもサポートを提供しております。
カタログに自社製品を登録されたい事業者様・販売代理店様へ
中小企業省力化投資補助金のカタログに、自社の機器や製品を登録、掲載されたい事業者様や販売代理店様はお気軽にお問い合わせください。弊社で本制度の説明から、どのような機器や製品が対象となるのかのアドバイスも含め、親身にサポートをさせていただきます。もちろん、貴社の事業者登録(販売事業者登録、製造事業者登録)のほか、製品登録もサポートいたします。
補助金を利用して機器・製品を購入されたい中小企業者様へ
本補助金を活用して機器や製品(省力化製品)を購入されたい中小企業者様、個人事業主様について、補助金の申請サポートやアドバイス、採択後の交付申請、事業実績報告(事業実施効果報告)の提出等、補助金が入金されるまでワンストップでサポートを行わせていただきます。
弊社では事業再構築補助金やものづくり補助金などの補助金サポートの実績が豊富にあります。気になることがありましたら、まずお気軽にご相談いただければと思います。
中小企業省力化投資補助金の申請代行サポートについては、こちらよりご相談ください。
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