2024年6月18日に中小企業省力化投資補助金の公式サイトにて、対象カテゴリのリストが更新され、測量機(自動視準・自動追尾機能付き高機能トータルステーション)が追加されました。
中小企業省力化投資補助金は、対象カテゴリごとに用意された製品カタログの中から、ユーザーが購入したい製品を選択することで、最大で1500万円(補助率1/2)の補助金を獲得できる制度です。
製品カテゴリは、工業会等の業界団体が会員企業等の製品カテゴリの登録の要望等を踏まえ、中小企業庁に対して、製品カテゴリの登録申請を行い、これを中小企業庁が審査して製品カテゴリの認定を行う流れになります。
このような流れのため、業界団体が中小企業庁に製品カテゴリの登録申請を行ってから対象カテゴリとして認定されるまで、相応の時間を要します。
そのため、今後もポツポツと製品カテゴリの登録が進んでいくことが予想されます。今回は中小企業省力化投資補助金の公式サイトについて追加された、新たな製品カテゴリの概要について解説したいと思います。
新たに追加された製品カテゴリの概要
今回、中小企業省力化投資補助金の公式サイトにて追加された製品カテゴリの概要は以下の通りとなります。
製品カテゴリ名 | 測量機(自動視準・自動追尾機能付き高機能トータルステーション) |
製品カテゴリ定義 | トータルステーション(水平角と鉛直角を計測する経緯儀に、測距機能が内蔵された測量機)のうち、ノンプリズム、モータードライブ、遠隔操作、自動視準、自動追尾などの省力化を実現する機能を有している測量機 |
対象業種 | 建設業、専門・技術サービス業 |
対象業務領域 | 調査・測量、施工、検査 |
審査担当工業会名 | 一般社団法人日本測量機器工業会 |
連絡先(Mail) | shoryokuka@jsima.or.jp |
主に測量、建設、土木関連の事業者による利用が想定されています。
中小企業省力化投資補助金の概要
中小企業省力化投資補助金は、人手不足に直面している中小企業がIoTやロボットなどの効果的な汎用製品を導入することで、企業の付加価値や生産性の向上を図ることを目的としています。
公募要領が公開されているため、詳しい内容は公募要領を確認しておくことをおすすめします。
製品カタログに掲載された製品を導入する企業に対して、下記の金額を補助します。
従業員数 | 補助率 | 補助上限額(通常) | 補助上限額(大幅な賃上げを行う場合) |
---|---|---|---|
5人以下 | 1/2 | 200万円 | 300万円以下 |
6~20人以下 | 1/2 | 500万円 | 750万円以下 |
21人以上 | 1/2 | 1,000万円 | 1,500万円以下 |
中小企業省力化投資補助金は省力化技術や自動化技術に対する投資が対象とされており、配膳ロボットは対象となっています。
そこで、次の章では、配膳ロボットの製品カタログを詳しく解説し、各事業者に適した製品を紹介します。
まとめ
今回は中小企業省力化投資補助金の製品カテゴリが追加された件についてまとめました。
弊社(CPA)では、中小企業省力化投資補助金のご相談を随時承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
カタログ登録を検討されている販売代理店様、製造事業者様、交付申請を検討されている中小企業・個人事業主様からのお問い合わせをお待ちしております。
このほか、弊社では事業再構築補助金・大規模成長投資補助金やものづくり補助金などの補助金サポートの実績が豊富にあります。気になることがありましたら、まずお気軽にご相談いただければと思います。
中小企業省力化投資補助金の申請代行サポートについては、こちらよりご相談ください。
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