事業再構築補助金

事業再構築補助金で採択されやすい事業テーマを紹介!

事業再構築補助金で採択されやすい事業テーマを紹介!

事業再構築補助金において、最も重要なことの一つに事業テーマを決定することがあります。
しかしながら、事業再構築補助金においては採択されやすい事業テーマと採択されにくい事業テーマがあります。
適切な事業テーマを選択しなければ、中々審査に通過しないことも。
そこで今回は事業再構築補助金で採択されやすい事業テーマを紹介していきます。

採択されやすい事業テーマは虎の巻に記載あり

採択されやすい事業テーマは事業再構築補助金のホームページ「事業再構築に向けた事業計画書作成ガイドブック」に記載されています。
既存事業の業種ごとに記載されていますので、申請する前に必ず確認してください。
本記事では申請率と採択率が高く、有望度が高いテーマを採択されやすいテーマと定義し、業種ごとに解説していきます。

飲食業で採択されやすい事業テーマ

飲食業で採択されやすい事業テーマは下記の通り。

  • 通販・ECの活用による販路拡大
  • 冷凍食品事業の展開
  • スイーツ・菓子の製造・販売
  • 惣菜の製造・販路拡大

コロナ禍で需要が高まっている事業が中心となっています。
飲食業はライバルが多く、過当競争になりやすいという特徴があります。
採択されやすいテーマの中でもより他社と差別化していくことが重要になってくるでしょう。

宿泊業

宿泊業で採択されやすいテーマは下記の通り。

  • ワーケーション
  • 飲食関連
  • アウトドア
  • サウナ
  • カフェ開設/併設
  • ペット同伴

ホテルとの親和性が高いサウナや飲食関連のサービス、リモートワークの普及に伴うワーケーション、コロナ禍で需要が増えているアウトドアなどが主な有望度が高いテーマとなりました。

製造業 (機械)

製造業 (機械)で採択されやすいテーマは下記の通り。

  • 金型関連
  • ロボット
  • 半導体関連
  • EV関連
  • エネルギー・電力
  • 研磨・切削

今後の成長が見込まれる分野である金型関連・ロボット・半導体・ev関連の事業を中心に有望度が高いテーマとなりました。
全体として製造業(機械)は事業再構築補助金の審査において、優遇されやすい傾向があります。
製造業(機械)の方は積極的に事業再構築補助金に申請してみることをおすすめします。

製造業 (金属)

製造業 (金属)で採択されやすいテーマは下記の通り。

  • 医療
  • 半導体関連
  • 旋盤技術
  • ロボット・デジタル
  • EV関連
  • デジタル技術
  • アルミ加工技術

製造業(機械)と同じように、半導体・ロボット・デジタル・evは今後の成長分野として有望度が高いテーマとなりました。
また、市場規模が増加傾向にあり、親和性が高い医療分野の製造も有望度が高いテーマとされています。

製造業 (化学・繊維)

製造業 (化学・繊維)で採択されやすいテーマは下記の通り。

  • プラスチック・樹脂の新展開
  • SDGsリサイクル
  • アパレル関連事業
  • 容器の開発・製造
  • 医療分野の展開
  • DX・デジタル技術活用
  • 衣料等の縫製
  • 縫製・染色技術の活用

製造業 (化学・繊維)はリサイクルや再生プラスチック、容器といったSDGs関連の事業が有望なテーマとされています。
また、衣料等の縫製、縫製、染色技術といったアパレル関連の事業についても有望視されています。

製造業 (その他)

製造業 (その他)で採択されやすいテーマは下記の通り。

  • 家具・インテリア製造販売
  • 体験消費サービス
  • DX・デジタル技術活用
  • オンライン事業展開
  • 段ボール製造・販売

コロナ禍で需要が増えている業態が有望度が高いテーマとなりました。

卸売業

卸売業で採択されやすいテーマは下記の通り。

  • 飲食店/食品販売展開
  • 水産物販売方法展開
  • 中食向け飲食業の展開
  • エコ・リサイクル関連事業
  • 精肉、加工肉の製造販売
  • 青果の新規販売方法展開

卸売業はtoBからtoCに事業再構築するケースでの採択事例が多かったです。
ECや実店舗の開業、テイクアウトやデリバリーの導入などコロナ禍に適した販売形態が採択されやすい印象があります。

小売業

小売業で採択されやすいテーマは下記の通り。

  • EC関連事業
  • カーライフサポート関連事業
  • 中食向け飲食業展開
  • スイーツ製造販売
  • 酒類の新たな販売、提供

倉庫の建設やECサポート、物流などのEC関連事業が有望度が高いテーマとされています。
また、電気自動車などの次世代自動車のインフラ整備やサポート事業も注目されていました。
食料品を扱っている小売業は中食・スイーツ・酒類といったコロナ禍でも堅調な業態の飲食店での事業再構築も採択率が高いという特徴がありました。

建設業

建設業で採択されやすいテーマは下記の通り。

  • 宿泊・アウトドア
  • 産業廃棄物処理・エコリサイクル
  • 家具のデザイン・制作
  • 介護・福祉
  • デジタル活用・DX推進

コロナ禍で需要が伸びている「宿泊・アウトドア」、「家具」といった事業は採択率が高い傾向にあります。
アナログメインの工程となっている建設業ではデジタル技術活用やDXの推進も有望なテーマとされています。
また、SDGsの観点から産業廃棄物処理・エコリサイクルも有望視されています。

生活関連サービス・娯楽業

生活関連サービス・娯楽業で採択されやすいテーマは下記の通り。

  • 教室、研修
  • クリーニング・洗濯代行
  • 葬儀サービス
  • ペット

オンラインをベースとした「教室・研修」、コロナ禍に対応した少人数での「葬儀サービス」・市場規模が拡大している「ペット関連事業」が主な採択率が高いテーマとなりました。

まとめ

今回は事業再構築補助金で採択されやすい事業テーマについて解説してきました。
事業再構築補助金では採択されいやすい事業テーマと採択されにくい事業テーマとがあります。
いくら素晴らしい事業計画を策定しても、採択されにくい事業テーマを選定すると審査に通過するのは難しいでしょう。
中々事業再構築補助金に採択されない、事業がまだ決まっていないという事業者の方は有望視が高い事業テーマを選定することをおすすめします。

 

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