事業再構築補助金

事業再構築補助金は来年度も実施される?予想を解説

事業再構築補助金は2021年度初めて実施された補助金です。
予算規模は1兆円を超える過去に類を見ないほどの補助となっており、申請された方も多いのではないでしょうか。
まだ申請していない、または今のところ申請の要件に当てはまっていないという方にとって、気になるのが「事業再構築補助金は来年度も実施されるのか」という点かと思います。
今回は事業再構築補助金は来年度(2022年度)も実施されるのかという点を検証していきたいと思います。

事業再構築補助金が来年度実施されるか明確な回答はない

大前提ですが、2021年8月30日時点で来年度事業再構築補助金が実施されるかどうかはわかっていません。
令和4年度の予算審議が本格的に進んでいないためです。
基本概況や会議などは進行中ですが、まだ予算の骨組みの段階です。
本格的に予算が決まりだすのは2021年12月ごろとなりますので、今回の記事はあくまで事業再構築補助金が来年度実施されるか検証していくという内容になります。

事業再構築の来年度実施されるかのヒントになる会議一覧

事業再構築補助金が来年度実施されるかは複数の会議を経て、必要性があれば決まるという流れになります。
国会で実施された会議の中で事業再構築補助金について触れる可能性がある重要な会議を確認していきましょう。

経済財政諮問会議

経済財政諮問会議は内閣府に設置されている重要な政策を決めるための会議です。
内閣総理大臣が会議メンバーに意見を求め、経済財政に関わる重要事項が調査審議されます。
昨年度の会議の中でも当然事業再構築補助金に対する意見がでていました。
当然来年度も事業再構築補助金が実施されるならば、経済財政諮問会議に議題として挙げられるでしょう。
令和3年度の経済財政諮問会議の議事要旨等は内閣府のホームページの経済財政諮問会議のページから見ることができます。
興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

今年度の経済財政諮問会議で来年度の予算についてが議題に上がったのは令和3年7月6日のことでした。
議事要旨では事業再構築補助金に係る議題はあがりませんでした。
どちらかというとデジタルトランスフォーメーション、グリーントランスフォーメーションのような言葉がよく出てきたため、ITに対する補助金や再生エネルギーに対する補助金がメインとなりそうなイメージがあります。

一方で、西村大臣の記者会見では下記の通り答弁がありました。

事業再構築や最低賃金を含む賃上げに取り組む中小企業に対して、大胆かつ思い切った支援を行うべきといったご意見もございました。
(第10回記者会見要旨:令和3年 会議結果より)

これはどちらかというと第三回公募要領に含まれているように思われます。
来年度の予算というよりは今年度の支援といった印象を受けました。
つまり、現時点では事業再構築補助金は議題にはあがるものの、まだ予算に組み込む段階ではないということがわかります。

令和4年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針について

もう一つ重要な資料としてあるのが「令和4年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針について」です。
概算要求については重要な資料に下記の2つの資料があります。

ここでも事業再構築という言葉はありません。
グリーン・デジタル・地方活性化・子ども子育てがキーワードとして挙げられています。
事業再構築補助金を次年度も検討しているのであれば、少しぐらい「中小企業」や「事業再構築」といったワードが出てきても良さそうなところです。

コロナ対策はワクチン接種の方向に

前年度の予算づくりのときはコロナ対策でダメージを受けた企業をどうするかという議題が多かったですが、今年度は人々にどのようにワクチン接種させるかという点が議題にあがっていることが多かったです。
実際に令和3年7月6日実施の経済財政諮問会議で麻生副総理は下記の通り発言していました。

昨年も申し上げたが、日本の経済力を成長させていくためには、公需だけで支え続ければ良いというわけではない。したがって、先般、総理もおっしゃっていたが、ワクチンの普及、接種の普及が最大の経済対策になるので、接種を加速して、先ほど竹森議員もおっしゃっていたが、国民の安全・安心感を確保することで民間主導の自律的な経済回復につなげていくことは何よりも基本だと思っているので、ワクチンについては引き続き努力を続けていただかなければならないところだと思っている。

ワクチン接種の普及が最大の経済対策というように述べられています。
したがって、来年度の予算はワクチンを普及させ、経済対策するという方向に行くかもしれません。

来年度の事業再構築補助金は期待しないほうが良いかもしれません。

以上のことから、「来年度の事業再構築補助金は現時点で不透明。あまり期待しないほうが良いかもしれない」というのが現状のところかと思います。
もちろん、来年度の予算決定まで時間はありますし、方向は変わっていく可能性も十分にあります。
しかしながら、現時点ではグリーン・デジタル・コロナワクチンに対して大きめの予算が振り分けられる気がします。

したがって、事業再構築補助金の申請を考えている方は間違いなく、本年度中に申請することをおすすめします。

 

 

 

もし、「事業計画書が作成できず、困っている」「認定支援機関が見つからず、困っている」という方はまず一度ご相談ください。

事業再構築補助金について他にもまとめておりますので参考にしていただければ幸いです。

https://mono-support.com/saikouchiku/

また事業再構築補助金がどの様ものかわからないといった方は下記HPをご覧ください。

https://jigyou-saikouchiku.jp/

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