事業再構築補助金

事業再構築補助金の製造業の採択事例を解説!

事業再構築補助金の製造業の採択事例を解説!

事業再構築補助金で採択件数が最も多いのが製造業です。
採択件数は毎回の公募で、20~30%前後となっています。
応募件数に対する採択件数の割合も高く、事業再構築補助金で最も優遇されている業種といっても過言ではありません。
そこで今回は事業再構築補助金での製造業での採択事例について解説していきます。
製造業の方でこれから申請しようと考えている方はぜひ過去の事例も参考にながら、事業計画を策定してみてください。

事業再構築補助金の製造業の採択事例一覧

事業再構築補助金の製造業は多様な事業での採択事例がありました。
代表的な事業は下記の通り。

  • 電気自動車製造
  • 食品製造
  • 医療部品製造
  • 半導体製造

事例ごとに解説していきます。

電気自動車関連製造業

電気自動車関連製造業の採択事例は数多くありました。
電気自動車は世界的に普及しているテーマの一つです。
国内においても、2030年半ばまでにガソリン車をゼロとする方針が打ち出されています。
今後電気自動車への転換は不可欠といえるため、事業再構築補助金でも電気自動車関連産業については積極的に推進しています。
具体的な採択事例は下記の通り。

会社名有限会社サン・システム
事業計画名脱炭素社会実現に向けた、電気自動車用蓄電池部品製造への新規参入
事業計画概要主要事業である各種金型の需要が急速に減少している昨今、カーボンニュートラル・脱炭素社会実現に向け、現在需要が高まっている電気自動車用蓄電池部品の製造に挑戦し、事業再構築を試みる。
会社名後藤電子株式会社
事業計画名電気自動車の走行距離伸長や小型化のためのコイル製作用太物真四角電線の量産化
事業計画概要当社開発の真四角電線は同径丸物電線に比べ断面積が27%増加しコイルの小型化が図れる。走行距離伸ばすためEV用コイルに採用予定である。新生産設備を導入し太物化・量産化の課題を解決しEV用太物真四角電線分野へ参入する
会社名有限会社田村精技
事業計画名電気自動車モーター部品製造分野へ新分野展開を図る事業
事業計画概要マシニングセンター加工で培った「ガソリン車向け部品」領域での加工ノウハウを活かし、新たに複合加工機を用いて、脱炭素社会に向けて期待の大きい「電気自動車等向け部品」領域への新分野展開を行う。

 

食品製造

食品製造業に関する採択事例も数多くありました。
特に飲食サービス業から食品製造業への転換事例が多かったです。
食品製造業は製造業の中でも取り組みやすい業種のため、おすすめです。
具体的な採択事例は下記の通り。

会社名有限会社マルサフーズ
事業計画名パン菓子類の生産工場及び直売店の新設による標津町の新たな観光拠点の設置
事業計画概要新規事業であるパン菓子類の製造に取り組み、観光客や地元客も楽しめる直営店も併設することで、新たな観光拠点の機能を持たせるとともに、全国規模での販路開拓を通じ中華まん等の冷凍菓子類の市場浸透を図り、自社のブランド価値を高めていく。
会社名株式会社La Natureve
事業計画名カフェ事業から、地域初となる大人気フランチャイズベーカリーへの転換
事業計画概要外出自粛で伸び悩むカフェ事業からの撤退、全国展開しているFCベーカーリーを地域初出店。バリスタ、洋食料理人が作る創作パンに地域産品を融合、北見の新たな話題商品の開発に挑戦。
会社名男山株式会社
事業計画名地元の米からできた純米酒を蒸留し、ジンや梅酒、低アルコール商品への挑戦!
事業計画概要新たに蒸留装置を導入し、清酒を蒸留。それで得たアルコール(蒸留酒)を用いて、日本酒ではこれまで挑戦できなかったジンや梅酒、アルコール度数が5%以下の低アルコール商品(ガス注入の所謂サワー)に挑戦し、当社のターゲットではなかった女性や若年層の支持を獲得します。

 

医療関係製造業

医療関係の製造業は数自体はそこまで多くはありませんでしたが、採択されやすい印象をうけました。
命に関わる社会的に意義が高い仕事で、なおかつ高齢化により医療需要が今後ますます増えることが予想されるためです。
今後の成長産業の一つとなるため、事業再構築補助金で取り組んでみるのも良いかもしれません。
採択事例は下記の通り。

会社名東北セラミック株式会社
事業計画名セラミックス機構部品製造からセラミックス機能性材料「シンチレータ」製造への新分野展開
事業計画概要セラミックス機構部品主体の事業体制から新分野展開を行い、セラミックス機能性材料を使用したシンチレータ製造を行う。市場拡大が見込まれる医療機器分野やセキュリティ検査装置分野へ新たに事業展開することで、新型コロナなど外的要因によるリスクの分散化を図る。更には日本の医療機器メーカー・セキュリティ検査装置メーカーの世界的競争力向上に貢献する。
会社名有限会社荒山製作所
事業計画名最新複合旋盤の導入による医療機器部品への新分野展開
事業計画概要新型コロナウィルスの影響で当社のの主力事業である食品機械用部品の受注が落ち込んでいる。理由としては主に饅頭を作る機械である為、旅行の機会が激減してお土産の販売が低迷している為である。その他、産業機機部品製造も行っているが、製造業の業績不振、半導体不足の生産調整もあり落ち込んでいる。本事業計画では医療機器部品分野への新規参入の為に思い切った展開として新たに専用設備導入を計画する。

 

半導体製造

半導体製造は採択されやすい傾向にあります。
世界的な半導体不足やIT化による半導体需要の高まりにより、国内でも半導体製造が推進され始めているためです。
かつては世界1位のシェアを誇った国内の半導体事業ですが、現在では中国や韓国に敗退し、世界シェアを大幅に落としています。
事業再構築補助金などの支援を通じて、半導体を世界で戦えるようにしたいという思いがあるのかと思います。
半導体製造に関する採択事例は下記の通り。

会社名徳原工業株式会社
事業計画名半導体製造装置用の高精密軸受部品への挑戦、自動車産業で培った高度技術と量産体制の活用
事業計画概要新型コロナウイルスによる影響と半導体不足に伴い、当社主力事業の自動車部品製造が落ち込んでいる中で、半導体分野の製造に新たに進出し、世界的な半導体需要への貢献と自動車産業の回復に寄与したい。当社独自の精密加工と量産化技術を活用し、高効率かつ高度な設備導入と生産体制の革新によって、本事業を成功させて当社業績の向上、社員への賃上げと新規雇用を実現します。
会社名株式会社奥田製作所
事業計画名国家の命運を握る半導体製造装置産業向け大型アルミ部品加工への挑戦
事業計画概要新型コロナウイルス感染症の影響により主力事業である航空機産業向け大型アルミ部品加工事業の当面の需要や売上の回復が期待し難い中、当社の強みである大型アルミの高精度旋盤加工技術をベースに、ポスト・ウィズコロナ時代に世界的需要拡大が見込まれる半導体製造装置産業向け大型アルミ部品加工事業を主力事業とする事業転換による事業再構築

 

まとめ

今回は製造業での採択事例を紹介してきました。
製造業は事業再構築補助金で最も採択がされやすい業種といえます。
製造業への事業再構築を考えている事業者の方は過去の採択事例を参考に事業再構築に取り組んでみてください。

 

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