「ゲストハウス」事業に関する採択事例（事業再構築補助金）

今回は「ゲストハウス」事業に関する、事業再構築補助金の採択事例をご紹介させていただきたいと思います。

新型コロナウイルスの影響も徐々にではありますが落ちついてきましたね。
観光産業もコロナ前のように少しずつ盛り上がりをみせていますね。

その様な折、海外からの旅行者等をメインターゲットとする「ゲストハウス」事業や民泊に注目が集まっています。一般的にゲストハウスはホテルなどに比べると料金が安価なため、食事やお土産などにお金を使いたい方にとってはとても魅力的なサービスと言えますね。

新型コロナウイルスが完全に収束し、観光産業が元通りになれば宿泊形態の一つであるゲストハウスや民泊はますます需要が高まりそうですね。

これから、「ゲストハウス」事業への新分野展開、事業転換等を考えている方のご参考になればと思います。

事業計画名	事業計画の概要
農産物の六次化商品開発とゲストハウス双方による集客増加計画	コロナの影響で飲食店からの卵の受注が減少し経営が不安定となった現状を改善するために、一般消費者向けの新商品開発と、現在の民泊からゲストハウスへの切り替えによってコロナ禍に対応した事業展開を図る。
カーライフ・レストランとゲストハウスの運営による第三コミュニティの提供	当社ではニッチな車愛好者の方に向けて高級自動車販売とレンタル業を行っておりますが、併設でレストランとゲストハウスを運営することで当社コミュニティを強化し、顧客の来店動機の向上と関係性強化を図ります。
大自然の中で田舎暮らしを体験できる古民家の一棟貸しゲストハウスを運営し、地域経済に貢献する。	大自然の中にある、みなかみ町の空き古民家を改修し、一棟貸しゲストハウスの運営を行う。自社の強みであるデザイン力を活かし、快適な空間を演出する。さらに地域事業者等と協力してサービスを提供することで、地域経済の活性化や雇用創出に貢献する。
地域資産と連携した「ゲストハウス＋ベーカリーカフェ」事業	古い材木店をリノベーションし、「ゲストハウス＋ベーカリーカフェ」事業に新規参入します。環境と地域資産（陶芸や地域農産物など）との連携を事業の中心に据え、サービス・商品を提供して参ります。
ワーケーションに特化した、ゲストハウスつき貸切キャンプ場	自身のクリエイター目線を活かした貸切型の宿泊施設を運営します。クリエイターやアーティストの需要に特化したワーケーション施設をコンセプトとし、地域内での循環や連携を促進し地域のイノベーションに繋がる事業を創出します。
体験型ゲストハウス併設の食堂開業による事業再構築計画	コロナの影響で人々の生活習慣が変化し都市部での夜型の飲食事業はコロナ収束後も厳しい状況が続く為、名古屋での居酒屋事業から撤退し長野県で体験型ゲストハウス併設の食堂として移転開業し事業再構築をする。
人と地域を繋ぐ循環拠点、サイクリストをゲストハウスの癒しでつなぐエイドステーション新構築	西浦漁協信用部跡地をリノベーションし飲食業から事業を広げ、食堂と個室サウナ付きゲストハウスという宿泊業へ参入。回復と元気をチャージしてもらいたいという想いから人と地域がつながるエイドステーションとして事業転換を図ります。
ゲストハウスとメロンパン屋が挑む低アレルゲンソフトへの挑戦	海外観光客向けゲストハウス運営の当社と人気のメロンパン屋で低アレルゲンソフトクリームを製造・販売し、アレルギーで悩む子供達と菜食主義の外国人旅行客にテイクアウト販売、パン具材の提供でＶ字回復を図る。
ゲストハウス改修により一棟貸しホテル経営とコンサルティング事業に挑む	コロナ禍で海外留学生やインバウンド需要が減少し、弊社の宿泊施設利用売上が大幅に減少した。そこで、ゲストハウスを一棟貸しホテルに改修し、その経営に挑戦すると同時にリノベーション実例を用いたコンサルティング事業を開始する。
淡路島でゲストハウスを運営し、自社の営業を革新する地域活性化事業を展開	当社は、石工事を行っている会社です。新型コロナの影響による工事の中止や延期で、厳しい環境に立たされました。新事業として淡路島でゲストハウスを複数展開し、地域活性化と営業方法を革新する事業再構築を目指します。
艦船の町「呉」にて潜水艦をコンセプトとしたご当地ゲストハウスの開業	まるで海軍の乗組員の１人として潜水艦で過ごすようなご当地宿泊体験（船内風内装、室内着、イベント）を提供する。併設の公衆浴場、サウナ、インターネットカフェのパッケージ提案によりワーケーション利用などの相乗効果を見込む。
ＡＪＩゲストハウスプロジェクト	今後の不安材料が日々発生している状況の中、観光需要が高い香川県では観光客などを呼び込みやすい環境となっており、観光客に対して、ウィズコロナ時代に求められるサービスを独自に企画することが事業の再構築に繋がると考えた。
建設業から簡易宿泊所（ゲストハウス）の経営へ参入	新型コロナウイルス感染症の流行により下請工事・公共工事受注の減少により、売上高の減少があり、経営維持は困難と見込まれる。昨年、奄美大島が世界自然遺産に登録され、今後、観光業の需要が高まると予測し宿泊・観光業へ参入し、地域活性化を目指す。
ワンランク上のプライベートゲストハウス。暮らせる宿泊観光事業への新分野展開	長期滞在・リゾート型ワーケーションに対応した源泉かけ流しの宿。ポストコロナを見据えた住宅機能を持つ宿泊施設を建設・運営する。ウッドショックを乗切る小規模建築のモデル構築し宿泊観光の潜在ニーズを掘り起こす
大堀相馬焼の持続的発展に向けた体験型ゲストハウス事業の立ち上げ	コアである「大堀相馬焼の技術」を活かし、コロナ後に伸長するインバウンドと、国内シニア・壮年層をターゲットに、「コワーキングスペースを備えた、体験型ゲストハウス（宿泊業）」を新規事業として立ち上げる。
新しい働き方を実現するワーケーション対応型ゲストハウスの運営	個人宅や企業、民泊のハウスクリーニング等を請け負う会社が、その清掃技術を活かしながら、九十九里浜の古民家を改修し、新しい働き方・旅のスタイルを実現する「ワーケーション対応のゲストハウス」を展開する。
不動産業の強みを生かした新分野展開！奄美コロナ対応型ゲストハウス	感染症対策をした宿泊施設を鹿児島県奄美大島に開業する新分野展開。数多くの店舗や施設の建築で得たノウハウを生かし、コロナ対策をはじめその他長期的に想定されるリスクもカバーした１棟貸の宿泊施設を運営します
ゲストハウス施設の一部を改修してのコッペパンテイクアウト専門店事業への新分野チャレンジ	コロナ禍で苦境に立たされた宿泊事業とのシナジー効果を生み出すコッペパンテイクアウト専門店を既存ゲストハウスの一部改修して新分野展開を実施する。立地の特性を活かしターゲットに合わせた商材を提供することで事業全体の生産性向上させ成長マインドを確保する。
重伝建地区「北前船主の里」古民家再生ゲストハウス事業	重要伝統的建造物保存地区に指定されながらも空き家が増え続ける加賀・橋立の船主集落全体をホテルに見立て、空き家をリノベーションして町内周遊型の観光施設・宿泊施設を開業します。既存事業や周辺観光施設とのシナジー効果を得られ、橋立地域の観光ポテンシャルを引き出すことで、将来的に移住者・出店者が増加する地域活性のきっかけを作ります。
安曇野の森と田園風景に溶け込む（宿泊・ワーケーション型）ゲストハウス運営	既存事業の建築ノウハウを活かしたゲストハウスを建築し「宿泊＋ワーキングスペース」の提供を展開。ビジネスマンや観光客へ訴求する。当社事業の第二の収益源となる上、既存事業への相乗効果や地域経済活性化への貢献が期待でき、本事業の効果は多岐に渡る。
高遠城下町の玄関口で地域ネットワークを活用した「地域旅行会社」と「ゲストハウス」の開設	創業１２０年を超える老舗旅館。顧客の高齢化等課題も多く，事ためにはためには新規顧客層の獲得が必須。そこで「地域の人脈を活用した旅行会社」と「旅行者と住民が交流できる民泊」を開業し、高遠観光を牽引していく。
ユネスコ・エコパークで多様なユーザーへ宿泊場所と滞在コンテンツを提供するゲストハウス事業	自社の遊休資産となっている宿舎３棟を活用し、地方志向の旅行ユーザーやペットユーザー、及び都市部等からのワーケーションを誘致する。誘致手段として、地域の魅力を体験する滞在コンテンツを地域業者と連携してメニュー化し、地域の観光振興の新たな仕組みとして展開する。
抗菌にこだわった安全・安心なウィズコロナ型ゲストハウスを運営	復活するインバウンド（観光事業）を見据えた非接触、抗菌、空調換気設備にこだわったウィズコロナ型ゲストハウスを新規事業として運営し、思い切った業種転換を図る。
海外雑貨の輸入ノウハウを生かしたゲストハウス事業への進出	コロナでとん挫してしまった（建設中の）小売店舗をゲストハウスに改装し、その優位性の高い立地や既存事業の強みを活かして「ヨーロッパテイストの溢れるゲストハウス（宿泊施設）の運営」という新たな事業へ踏み出します。
備前焼建材の商品化と、備前焼を堪能できる体験型ゲストハウス事業	新型コロナの影響で新築住宅の売上が減少しており、地域名産の「備前焼」をテーマに、体験型ゲストハウス事業に参入する。備前焼タイルを使い、陶板浴が体験できる浴室を目玉に、備前焼建材の商品化、物販事業と併せ、Ｖ字回復を図る。
世羅町初！ゲストハウス事業への新分野展開	ダイビング事業とカフェ事業を現在行っていますが、新たに世羅町の魅力を発信するゲストハウス事業へ新分野展開し、既存事業とのシナジーを生み出します。デジタル技術を活用し、省人化で付加価値額の増加を実現します。
父母ヶ浜近くでのゲストハウス事業および東南アジア料理事業	父母ヶ浜観光客をターゲット顧客として、自社としてはこれまで取り組んでいないゲストハウス事業およびフード事業を行う。
ゲストハウスを中核とした農家による体験・宿泊事業への挑戦！	所有不動産である空き家を一棟貸しゲストハウスへ改修し、「自然体験」「農業体験」「探検ツアー」を組み合わせた宿泊事業を展開することで、売上高の増大を図ると共に、地域課題解決に取り組む。
寿司店による、体験型ゲストハウスへの新分野展開	コロナの影響で寿司店の売り上げが激減したことを受け新分野事業への展開を計画しました。寿司と当店独自の強みや地の利を活かしランドマーク的なゲストハウス（旅館業簡易宿泊所）に建て替え、新たな市場を生み出します。
宮崎県北を代表するサーフィンツーリスト向けゲストハウスの運営	年齢や経験に関係なくサーフィンを楽しみたい方へ、プロサーファー指導のもと３密リスクを気にせず安全に思う存分サーフィンを満喫でき、かつワーケーションにも対応した「サーフィンツーリスト向けゲストハウスの」の運営を行います。
網戸の製造販売業から、冬の観光用ゲストハウスへの新規事業進出。	北海道の上富良野／美瑛地区は、コロナ以前から観光スポットとして人気があり、本年１月に日本ジオパークにも指定された。ここに南半球や東南アジア諸国からのインバウンドをメインのターゲットにした長期滞在型ゲストハウスを構築し運営する。
ゲストハウス施設を生かした就労支援事業開始、こだわりの商品を提供へ！！	コロナ禍の影響を受けたゲストハウス事業施設を利用し、就労支援事業を開始する。地場食材や人気のカフェと提携し、こだわりのパン・ドリンク・弁当・給食を提供。本格的商品の提供にて就労支援利用者が活躍できる場を提供する。
個室サウナ付きコンテナゲストハウスで地域活性化とＳＤＧｓへ寄与	富山県滑川市で初となる「個室サウナ付きゲストハウス事業」に取り組みます。ゲストハウスをコンテナで建設することにより、観光客誘致とＳＤＧｓを両立させ、地域の活性化に寄与します。
地域プロジェクト『リンクむらやま』へのゲストハウス部門での参画による業種転換	賑わいの創出と経済効果を生む拠点を作るため元高校再編施設『リンクむらやま』でゲストハウス開業
地域を再生する地産フレッシュチーズレストラン×ゲストハウスへの新分野展開	地元行政による交流拠点のオープンに連動して、地域の名産品である「牛乳」を活用した「フレッシュチーズ」をメインとしたレストランの展開及び地域にない低価格でカジュアルな「ゲストハウス」を作ることで今まで岳温泉に宿泊していなかった若年層の取り込みを行っていきます。
笠間焼を中心に据えたゲストハウスなど地域初の複合施設の開発	感染症流行により主要顧客である飲食関連事業者からの需要が激減した。打開策として、笠間焼を中心に据えた複合施設を開発し、従来の笠間焼製造販売事業者から、宿泊収益や小売収益も獲得可能な企業へと進化する。
茨城初！マリンスポーツ特化型リゾートゲストハウスの展開	コロナ禍によりダイビングツアー事業の実施が困難になり売上が激減してしまった現状を踏まえ、地域初のマリンスポーツが楽しめる宿泊施設を開設することで自社の事業再構築を図るとともに地域観光業の活性化に寄与する事業展開に取り組む。
ラーメン店主のゲストハウスを起点とした、地元阿蘇の町おこし	町田のラーメン店主が故郷の熊本県阿蘇町に帰り、使用されていない漬物工場（熊本地震で被災）をゲストハウスに改築し、若者、スポーツ愛好家などをターゲットに、宿泊施設を起点として、町の復興に貢献する。
ＬＧＢＴ，ＨＩＶ陽性者等が集えるゲストハウス運営	突然のＡＩＤＳ発症者が施設から受け入れ拒否にあった場合の一時滞在、また困窮したＬＧＢＴや一般のＬＧＢＴ，ＨＩＶ陽性者が集えるゲストハウスを運営。
婦人服小売業から宿泊業への業種転換『西伊豆ゲストハウスの開業』	コロナの影響により売上げが減少したブティックの経営から、ティーンエイジャーが１人で利用できる宿泊施設の経営へ業種転換を図る。近隣の観光資源と既存事業で培った接客・顧客管理・コミュニティ作りのスキルを活かし、若者が遊びを通じて自然の原理原則を学ぶ機会や、当施設が中心となる新たな交流の場を創出し、安定した経営と地域貢献を目指す。
ワーケーションスペース、タイニーハウスを備えたゲストハウスの運営	既存事業は１９９９年、東京都吉祥寺市に創業し、イベント企画やコミュニティカフェの運営を通して地域の街づくりに貢献する事業を展開してきた。２０年以上の実務経験を活かし、既存事業で培ったイベント企画やコミュニティカフェ運営ノウハウのソフト⾯の強みと、⺠泊施設を運営しているというハード⾯のリソースを掛け合わせ、ワーケーションスペース、タイニーハウスを備えたゲストハウスの運営事業を⽴上げる決意を固めた。
コロナ禍を乗り越えて人の交流を！「物産展ゲストハウス」で賑わい創出と地方活性化。	人の交流が激減している今こそ、ゲストハウスで人の交流ができる場を提供する。ゲストハウスでは地元の特産品の試用・試食ができ、気に入れば購入可能であるため、地方活性化にも貢献する。
ゲストハウスを改装し良質な療育を届ける児童発達支援所を開所	メインターゲットである外国人旅行客のコロナ禍による激減を機に、１００㎡超の客室を改装して発達に障害がある児童に対して独自のプログラムで構成された療育を施す児童発達支援所をオープンさせ、地域福祉の一翼を担う計画。
海の京都の自然や各種体験を堪能！地域活性化型のゲストハウス計画	コロナ禍により飲食店以外の拠点を設ける必要性を実感した。外部環境の変化により、消費者の意識がアウトドアや自然体験を楽しむ風潮に変化している。そこで、店主地元である京丹後の自然あふれる魅力を地元の仲間達が運営する各種体験などを通じ、宿泊客に十分に伝えることで地域の活性化を目指す。
堺の魅力拠点に！地域密着の印刷屋さんが始めるゲストハウス	地域の観光地にゲストハウスを開業。宿泊施設・まち歩きの基点・フリースペースなど町の魅力発信拠点として広く利用してもらう。施設をＳＮＳ等で広報すると共に当社セレクトの土産品も併せて紹介。ＥＣ販売にも繋げていく。
遊休施設を活用して行うアクティビティ付きゲストハウス事業	遊休施設となっている保養所を改修し、当社の人材が有する多彩な免許や資格、知識という強みを活かしてゲストハウス事業へ進出します。宿泊だけでなく、顧客ニーズに合わせたアクティビティを提案から提供まで一貫して行うことで、新型コロナウイルス感染症のような外部要因に左右されにくい企業体質へ事業を再構築します。