TOKYO戦略的イノベーション促進事業とは
TOKYO戦略的イノベーション促進事業(以下、TOKYO戦略)は、東京都が推進する先端技術やイノベーションの育成・支援プログラムです。この取り組みは、東京を世界的なイノベーション拠点に育てることを目指しており、さまざまな形で企業や研究機関、スタートアップに支援を提供しています。
対象者
- 都内の本店又は支店で事業活動を行っている中小企業者(会社及び個人事業者)等
- 都内での創業を具体的に計画している個人
助成事業の要件
下記の3つの申請要件を満たす事業が対象となります。
- 都の「イノベーションマップ」にある開発支援テーマに適合していること
- 自社のコア技術(強み)を基盤として、他企業や大学等の
持つ社外の知見やノウハウを活用すること - 早期に事業化を目指す研究開発であること
助成限度額・助成率
- 助成限度額:8,000万円(下限額1,500万円)
- 助成率:助成対象と認められる経費の2/3以内
助成対象期間
2025年1月1日から2027年12月31日まで(最長3年)
助成対象経費
- 原材料・副資材費
- 機械装置・工具器具費
- 委託・外注費
- 専門家指導費
- 直接人件費
- 規格等認証・登録費
- 産業財産権出願・導入費
- 展示会等参加費
- 広告費
手続きとスケジュール
① | 申請エントリー 6月28日~8月6日 |
② | 申請書類提出 8月8日~8月28日 |
③ | 一次審査(書類審査) 8月下旬~11月下旬 |
④ | 一次審査(面接審査) 2025年1月上旬 |
⑤ | 助成対象者決定 2025年3月上旬 |
⑥ | 事業実施期間 2025年1月1日~(最長)2027年12月31日 |
⑦ | 完了報告 |
⑧ | 完了検査 |
⑨ | 助成金確定通知 |
⓾ | 助成金請求 |
⑪ | 助成金支払 |
競争率の激化や審査基準の厳格化により下記の通り採択率は年々低下している傾向があるため、事前に十分な準備をすることが重要です。
開発支援テーマ
イノベーションマップでは、次の9つの分野に関する技術・製品の開発をテーマとして定めています
- 防災・減災・災害復旧
- インフラメンテナンス
- 安全・安心の確保
- スポーツ振興・障害者スポーツ
- 子育て・高齢者・障害者等の支援
- 医療・健康
- 環境・エネルギー・節電
- 国際的な観光・金融都市の実現
- 交通・物流・サプライチェーン
申請方法
申請書類の提出には東京都中小企業振興公社 HP から事前のエントリーが必要です!(6月28日~8月6日)
申請書類提出方法
説明会
(最新の技術動向や施策、注目分野等について解説)
第1回 | 7月 19 日(金) 9 時 30 分 ~10 時 30 分 |
第2回 | 7月 26 日(金)13 時 30 分 ~14 時 30 分 |
▶助成事業説明会
(助成事業概要、申請書類の書き方等について説明)
第1回 | 7月 26 日(金)15 時 00 分 ~16 時 30 分 |
第2回 | 8月 6 日(火)10 時 30 分 ~12 時 00 分 |
まとめ
今回は都内の中小企業や都内で創業を検討中の方が対象の「TOKYO戦略的イノベーション促進事業」について解説してきました。
最大8,000万円の助成金、専門家による個別相談やマッチング支援、事業化に向けた情報提供など、手厚いサポートを受けられる魅力的な補助金制度ですので、まず支援対象に当てはまるか確認することをお勧めします。
弊社のサポートについて
弊社(CPA)では、TOKYO戦略的イノベーション促進事業のご相談を随時承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
このほか、弊社では事業再構築補助金・大規模成長投資補助金やものづくり補助金などの補助金サポートの実績が豊富にあります。気になることがありましたら、まずお気軽にご相談いただければと思います。
また「中小企業省力化投資補助金」では、カタログ登録を検討されている販売代理店様、製造事業者様、交付申請を検討されている中小企業・個人事業主様からのお問い合わせをお待ちしております。
中小企業省力化投資補助金の申請代行サポートについては、こちらよりご相談ください。
ものづくり補助金の申請代行サポートについては、こちらよりご相談ください。
事業再構築補助金の申請代行サポートについては、こちらよりご相談ください。